
【シティリーグ2025S1ベスト8】ブライアパオジアン【超電ブレイカー環境】
自己紹介
こんにちは!ポケカうしさん (@pokeca_usisan) です🐮
ポケカ歴は1年8ヶ月で、シティリーグは今回で3回目です。
デッキ
ブライアパオジアンと名付けたデッキを使いました🐮

戦績
4-2 でトーナメント進出 🎉

トーナメントで初戦敗退 🐮

古代バレット 後攻 3-6 負け
いきなりの不利対面で厳しい戦いでした。ハバタクカミでスタートされて、わななくれいきを使えず厳しかったです。なんとか倒したところ、相手のトラッシュの古代の枚数が早々に15枚になってパオジアンがワンパンされました。このマッチの勝ち方が月光手裏剣→ごっつぁんプリファイで早めにサイド優勢に持って行くくらいしかわからなかったので、月光手裏剣を打ってみるものの、勝ち筋は見えず…という感じで負けました。
対戦終了後にお相手と話した感じでは月光手裏剣をひたすら連打してアタッカーを同時に2体消していって、殴られないターンを作るのが良さそうという雰囲気でした。対面不足・知識不足が出た負けでした。
大空洞ピカチュウ 先攻 6-4 勝ち
後攻1ターン目にスピンロトムからホーホーが2体並び、ピカチュウとコイルも並んで盤面が整っていてピンチでしたが、先攻2ターン目で月光手裏剣を打つしかない状況だったので気合で最大値を目指してぶん回したところ、月光手裏剣にたどり着いてしまったのでホーホー2体に月光手裏剣を決めました。これにより相手が動けずもう一回月光手裏剣を決めて大幅にリードしました。
その後、サイド1枚の状況でネストボールでパオジアンを呼べば勝てる状況でテツノカイナを呼び出してしまうプレミでターンを浪費するも、最終的には勝ちました。
ボムパコス 先攻 6-4 勝ち
後攻1ターン目にスピンロトムからホーホーが2体並び、テラパゴスから大空洞でポッポ2体やヨマワルまでいる強い状況でした。こちらもデッキをぶん回して先攻2ターン目の月光手裏剣を打てる状況に持っていきました。
ここの月光手裏剣で何を取るかは諸説あると思いますが、ホーホー2体を取って万が一ピジョットに進化された場合、テラパゴスで殴られる可能性があるので、ポッポ2体を取りました。その結果、1体はヨルノズクに進化されたものの、テラパゴスで殴られることはありませんでした。
その後、残りサイド2枚でガチグマが出てきましたが、パオジアンで5エネヘイルブレードを決めて勝ちました。
大空洞タケルライコ 先攻 6-3 勝ち
記憶が薄いのですが勝ちました。
この方だったか対戦後に、振り返ること何もないですよね、と話された記憶があります。そのとおりになってしまったか、よく覚えていません。すみません…!
レジピカチュウ 先攻 6-5 勝ち
先攻1ターン目で手札に展開できるカードが少なくて微妙だったのですが、パオジアンで水エネルギーを抜いて、かがやくゲッコウガで隠し札からポケストップに繋がり、ポケストップでポフィンを加えることができたので、強い盤面になって、これがパオジアンだよな!とテンション上がってました!
後攻1ターン目でプレシャスキャリーでレジ6体並んで焦りながらも草エネルギーが落ちてないので、それを話してみたら、月光手裏剣が飛んできてビックリしました。セビエを3体並べていたのでギリギリ耐えました。
その後は、ポケストップで大空洞を割ってレジを減らしても容易に復活してきたり、レジスチルが鋼タイプでパオジアンをワンパンしてきたり、サイドを先攻される厳しい戦いでした。
キャンセルコロンでピカチュウをワンパンして、大空洞のベンチ拡張効果を消してレジを2体落としてサイド4-4で迎えた相手のターン、つりざおでレジ2体を山に戻しました。確定で呼び戻せるのか表で山の上に置いていて、負けたな、と思ったところ、ネストボール2枚を同時にプレイしてレジ2体をベンチに出しました。即座に大空洞と声をかけ、お相手もピカチュウexを出していないことに気が付き、手札からピカチュウexを出すも、そこはシティリーグなので近くで見ていたジャッジがプレイを止めました。ネストボール対象なしにできないか、という確認もありましたが、ネストボールでレジ2体を出してしまっているため、そこまではプレイが行われているという判断からか、どちらかのレジ1体を出すことは確定とのことでした。これでベンチが5体埋まり、ピカチュウexを出すことができなかったため、サイドを取り切られずに済みました。
最後はプライムキャッチャーでキチキギスをパオジアンでワンパンして、プレミを拾わせていただく形で勝利しました。
レジピカチュウ、後攻1ターン目に月光手裏剣を通せる唯一無二のデッキではないでしょうか。かなり強いと感じました。大空洞のプレミを防ぐためにピカチュウexは常に2体置きたい感じがします。
タケルライコ 先攻 4-6 負け
お相手がめちゃくちゃ緊張していてデッキの周りもあまり強くなさそうでしたが、こちらも回っていなくてサイド1を2回取られて先行され厳しい戦いでした。パオジアンがワンパンされなかったのをラプラスで受け回してなんとか抗ってみたものの、最終的には解決札となるエネルギー回収を引いて4エネ要求を満たしてワンパンされて負けました。
トーナメント 大空洞タケルライコ 後攻 2-6 負け
先攻1ターン目にタケルライコとオーガポンを1体ずつしか置かれず、回っていない様子でした。とはいえ、前のタケルライコにはお守りが貼られており、ワンパンするのは難しい状況でした。
サイドプランは 2-2-2 で先行するか 3-3 でまくるしかないので大変悩みました。対面不足で想定していないお守りライコを前にサイドプランが考えられず、大地の器で持ってくるエネルギーを持ってくるときには水水で持ってきてしまいました。
冷静に盤面と手札を見てサイドプランを考えて、おまもりライコに240当てることもできましたが、おまもりを剥がせない以上、次でパオジアンがワンパンされたときに隠し札ができないと止まる可能性があったので1枚残して180を当てました。おまもりライコを飛ばして 2-2-2 で先行するのは難しかったので、3-3 で行こうと決めて、テツノカイナで回収するしかないという感じでした。
次のターンも回っていない様子でパオジアンは取れられませんでしたが、裏のゲッコウガを呼ばれて 0-2 でサイド先行されている状態でした。相手があまり回っていない状況で、倒すならキチキギスという状況でした。パオジアンでキチキギスを取ることもできましたが、3-3 のプランが崩れること、相手の回っていない状況から倒さないほうが逃げられず縛れる可能性が高いと判断して180を当てて後で回収する予定でした。
ここで山に埋まった雷エネルギーを当てる可能性を少しでも高めるためにテツノカイナを置いていたんですが、それをポケモンキャッチャーで咎められ、縛られてしまいました。お互いどちらが先に動けるか、という状況で、隠し札やポケストップで山を掘って雷エネルギーを引けるかチャレンジになってしまいました。最終的には相手が先に逃げてテツノカイナを倒し、返しで、ポケモンキャッチャーでネオラントかなにかを呼び出しつつ月光手裏剣でキチキギスを回収していくも、ラティアスで逃げられ手負いのパオジアンが呼び出されて負けました。
反省
敗因は大地の器を使う前にサイドプランを決めきれなかったこと、決めれなかったとしても柔軟に対応できるように大地の器で雷エネルギーを持ってこなかったこと、雷エネルギーがない・引ける確証がないのにテツノカイナを出したこと、あたりかなと思います。
最終的には山が5枚になっても雷エネルギーは埋まったままだったので、ピン刺しのカードはサーチなしではドローできないと思うべきでした。
思考実験
テツノカイナが縛られてからはかがやくゲッコウガで殴ることも考えましたが、雷エネルギーを引くことしか考えられておらず、スーパーエネルギー回収を1枚切って逃げるだけに使うという選択肢を考えられていませんでした。
スーエネは1枚しか使っておらず、山には2枚、サイドに1枚という状況でした。
逃がすのに1枚使って、月光手裏剣に1枚使うと、キチキギスを取って 2-2
返しに取られて 2-3 (リスト的にはポケモンキャッチャーが切れてるので)
(つりざおでかがやくゲッコウガを戻して、かがやくゲッコウガを復帰させても、逃げエネと技のエネが足りず月光手裏剣を打てる見込みがない)カウキャで月光手裏剣の残りを当てたポケモンにパオジアンでヘイルブレード2エネ当てて 4-3 (ここでスーエネをサイドから回収)
パオジアンが返しに取られて 4-5
パオジアンでスーエネから4エネヘイルブレードで 6-5
すべてが見えた視点からだと可能性はなくはない、という感じだけど、現場で見通すのは厳しい…。実際には厳しいプランな気もする…。
デッキ選択の理由
当日の深夜2時までは転送Proサーフゴーを使おうと対戦を繰り返していました。しかし、サーフゴーでは前を1体しか倒せず、シンプルな殴り合いしかできません。現在の回ったほうが勝ちの超高速環境では、シンプルなサイドプランでは回らなかったときに捲くることが難しいと感じました。また、初動がどうしても弱いと感じ、事故ったときにリカバリー策が少なく、そのままズルズルと負けてしまうことが多くありました。
回ったほうが勝ちの超高速環境であるならば、回らないのはポケモンカードを楽しめないのと同義です。であれば、回って楽しめるデッキを握るべきと考え、これまで一番握ってきて回ると信じられるパオジアンを握ることにしました。
環境で不利とされ徐々に消えていったパオジアンでしたが、回れば勝てること、多様な相手への多彩な攻撃方法により複数のサイドプランが存在することから必ずしも不利というわけではないと思っています。
というわけで、当日の深夜2時にパオジアンを握ることにしました。
構築
それまでは一般的なビーダル型パオジアンを握っていましたが、手札干渉が少なくなっている現環境ではビーダルが置物になる場面も多く、ビーダル1-1でも回せるとも感じていまいた。
また、うしこさんのワンダーパオジアンを見てロマンを感じたのを思い出しました。さすがに超電ブレイカー翌日のシティでトゲキッス(sv8)を買う暇がなかったのでトゲキッス抜きで組みました。
超電ブレイカー サンプルデッキ
— うしこ@ポケカ (@ushiko_SSBU) October 9, 2024
ワンダーパオジアン
破壊デッキがより高い破壊力を獲得!
サイドを複数取るプランが多く、先にサイド2枚先行されても、より早いスピードで勝てるカモ!? pic.twitter.com/MePYdBMT3J

変更点
トゲピー、トゲキッス → セビエ+1、ポケストップ+1
つりざお2、タンカ1 → つりざお1、タンカ2
ナンジャモ → 暗号マニア
変更理由
セビエ4枚はあまりない構築ですが、ファントムダイブやカースドボムなどでセビエを枯らされる環境なので必ずベンチにセビエ3体並べたい関係でサイド落ちケアで4枚採用です。ここが3枚で2体しか並べられないとセビエが枯らされやすく、復帰につりざおとポフィンが必要になって要求を満たせずに負けやすくなります。
ポケストップで回すデッキなので、ポケストップは2枚にしました。つりざおはボールを絞っているのとセビエは戻さないので1枚にしました。その代わり、ポケストップで落としたポケモンを拾いやすいようにタンカを2枚にしました。
ナンジャモはアグロで攻めていくので自分の手札が弱くなるのを懸念して暗号マニアに変更しました。
変更結果
セビエ4枚
最低でも3枚は並べられたのでセビエ2体落とされてもセビエが枯れることなく安定して攻撃できたので良かったです。また、山にセビエが残っているのでつりざおで戻すことなくセビエを供給できたのでセグレイブを狙われて何もできなくなることがなかったです。
ポケストップ2枚
2枚あるとアクセスしやすく、序盤の展開や中盤以降のスタジアム張替えに使いやすく、やはりスタジアムは2枚は欲しいと感じました。
つりざお1枚、タンカ2枚
必要十分な枚数でした。タンカの価値が高いのでこの配分で良かったです。
暗号マニア1枚
スーエネ2枚を持ってくる事ができたので良かったです。
さいごに
前回のシティリーグでガチポケカに少し燃え尽きた部分もあり、気楽にコンセプトデッキを作って遊んでいたんですが、最近再びモチベが上がってきたので1年ぶりのシティリーグでした。
今回はぶん回して楽しめればと思っていましたが、トーナメントまで進出することができて、とても楽しかったです。前回目標に挙げたトーナメント進出は達成できたので今度はベスト4になれるよう頑張りたいです!
サイドプランを考えるのが難しく、ブライアを使えなかったのが心残りなので、トゲキッスも採用したワンダーパオジアンを今後研究してみようと思いました!