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ポケカV・VMAXシリーズのアートコンセプトが良い!【公式ポケモンカードチャンネル】
皆様ごきげんよう。
ポケカのプロモカードをひたすら紹介している「ポケブーン」です。
プロモカードを読むnote、今回はポケカV・VMAXのアートコンセプトについて実際の開発者が語る背景や想いをコレクターさん向けにメモして残したいと思います。
・・・
2019年11月末日
ポケモンカードは、ここ数年のうちで最もな盛り上がりをみせた「GX・タッグチーム」から、新たに「V」シリーズへと変わり、新シーズンがスタートしました。
GX (2016~2019)
▼
V (2019~)
日々続々と新しい情報が飛び込んできています。
私が紹介のメインとしているプロモカードも例外ではなく、ちょうど昨日も「S-P 第1弾プロモカードパックのリスト7種類」が公開されたところ
S-P プロモカードパック 第1弾
— ポケブーン@プロモカードまとめマン (@Pokeboon) December 2, 2019
020/S-P コオリッポV
021/S-P ヒメンカ
022/S-P エースバーン
023/S-P マンタイン
024/S-P ピカチュウ
025/S-P ガラル ポニータ
026/S-P ヨルノズク
グッズもサポートもなし pic.twitter.com/XhO4qiG8LJ
こんな情報がだくりゅうのように飛び込んでくる日々です。
それで、今回のnoteはプロモカード紹介ではなく新ポケカ「V」のアートコンセプトをまとめた内容で参りたいと考えました。
なぜなら、「背景」を知った方がこれからのコレクションが楽しくなるだろうと私は思うからです
語り手:クリーチャーズの「アートディレクター」さん!
見てください ▼コオリッポ 「V」!
この黒枠で輝くVポケカに込められたアートコンセプトが、公式ポケモンカードチャンネルでかなり具体的に明かされていました。
しかも、クリーチャーズのアートディレクターさん直々の発言。内容が素晴らしく良かったので、みなさんにもぜひ見て欲しいと思いメモをnoteに残します。
情報元は次の公式ポケモンカードチャンネルが全てです。
◆MC:ポニータ石井 さん
◆ゲスト:株クリーチャーズ アートディレクター 長屋 悟さん
アートディレクター
・ポケモンカードのアート指針となる方向性を決める
・実際にデザイン・イラストを作る時に上がってきたものに対してのクオリティーのチェックなどを行っている人
Vのアートコンセプトは「黒」
◆Vのアートコンセプトは「黒」(タッグチームのコンセプトは「黄色」)
◆クリーチャーズ社内では「真の黒」と呼ばれていたりする
◆「黒」に含まれている意味
・光沢のある黒
・硬さのある黒
・柔らかさもある黒
ポニータ石井さんの補足「マットで真っ暗な闇の黒ではない」
◆Vカードはレアリティ的にはGXと同じ「RR」
GXと同じだけど、もっといい物にしたいという想いから、カードを手に取った時に光沢を感じるように加工されている。
具体的には、黒の上に掛かるUV加工の光(厚盛のクリアニス)
立体感ある加工で、黒い部分だけじゃなく、ポケモンにも入っている。
ご自宅にVポケカある方は、カード表面を触ってみるとわかりやすいです。デコボコしています。UV加工は、黒い部分だけじゃなく、ポケモンにも入っている。
◆左上の大胆なVデザインを採用した理由
新しいカードなので、見た瞬間にV当たった!と分かってもらいたいから
Vカードのイラストについて
Vイラストのコンセプト
バトル感のある、闘っているぞ!という臨場感あるイラスト
理由:バトルでかなり多く使われるカードだと考えたため
◆3Dイラストだけではなく、2Dイラストのカードも出る
これまでRRでは担当されなかったイラストレーターさんのカードも、Vカードになる
VMAX(Vマックス)について
◆Vマックスは、V以上の強さがテーマ
Vよりもっと強さを出したいから考えられた
◆VMAXは、レインボーのオーラ(カードがレインボーに光る)
・Vの黒よりもっとエネルギー表現があった方が良いと考えられ(強さが満ち溢れている・抑えきれない力があふれ出てくるイメージ)レインボーが採用された。
・レインボーは、赤い粒子のようにも見えるダイマックス的な表現
ゲーム同様に主線(輪郭線?)が赤くなっています。
VとVMAXで意識されて違う部分
◆黒いフレーム部分
エネルギーがあふれ出たことにより、カード表面の真ん中は、黒いフレーム部分が無くなる(フレームがエネルギーで昇華している)!?
黒フレームの上にポケモンのレイヤーがカード枠いっぱいに乗るようです。※一部のVカードもフレームから飛び出るパターンあり(例:ザシアンV or セレビィV)
◆VMAXのカードは、左下に、タイプカラーが入っている
"フルイラスト以上のイメージ"で作ってあるため、パッと見て何タイプか分かりにくくなる、なので細かいこだわりとして、左下に、タイプカラーを入れている。
違うタイプ同士で見るとより分かりやすくなっている。
カード右上にはもちろん「エネルギーでタイプマーク」もある。
「キョダイマックス」のテキストも、「ダイマックス」から白抜き文字になり、赤い粒子でオーラが出ているような処理がされています。
ジャンボカードになるのでは!?説は、杞憂だったことがわかりました。
その他、過去カードと比べてナンバーの「白枠」が大きくなっています。視認性が上がっていることは、フルアートイラストが増えて、コレクション要素も高まることを私は予想します。
「エクストラバトルの日」や「争奪戦」の盛り上がりを見るに、プレミアムキラのプロモカードは、連携する店舗の集客効果がしっかりある上に、新カードも開封する必要があるので販促にしっかり繋がっているような印象があるからです。
重いプロモカードと、軽いプロモの差は今まで以上に大きくなりそうな気がしています。微妙に流通する量の超レアがあればインフルエンサーとの連携も取りやすそう。
その他、公式動画で語られること
・パッケージデザインも長屋さん考案
・パックを縦長で魅せるデザインが取り入れられた
・縦長がより魅力的になっている
・ポケモンは生き物なので、生物感を取り入れたかった
・Vのロゴをあえて曲線にし、丸み、生物感を求めた
などなどポケカのアートコンセプトがこれでもかと語られる動画です。
ポケモンカードの動画で過去最高に興味深い内容でした。ぜひご覧になってください。
製品を作っている方が込めた想いや背景を知ることで、これから追いかけるプロモ集めがより楽しくなったり、今まで見えなかったことも見えてくるかも。
バトルもいいけれど、コレクション面でも楽しめるポケカです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は、海外だけ羨ましいリザードンと言えばのイラストレーターさんを追いかけようと思います!ではまた
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