ポケカとコラボした企業さんのプロモカードたちがエモい。
今回のnoteは、企業とのコラボで世に流れたポケモンカードについて。
noteを書くにあたり、私の知識不足をカバーすべく情報を調べていたら沼にハマってしまいました。
なのでいつも以上のエアプで恐縮ですが、"間違っていないだろう範囲"で残してみます。
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「過去にポケモンカードがコラボした中で、こんな企業さんとの連携があったよ」紹介noteです。
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後世に残って企業の宣伝をしつづけるプロモカードには、ポケモンカードの歴史が詰まっていてナラティブでエモいです。
ポケカ史をつづるプロモカードの良さが出てるなぁと思いましたので、興味ある方どうぞご覧ください。
注意
「一ツ橋グループ系(小学館・集英社)」・「JR系」・「テレビ東京」・「KADOKAWA」あたりの近しいところを除く企業さん(私判断)
■ ポケモンカードが他業種とコラボしたプロモーションで、"プロモカード"が出ているリスト
次の一覧は、1996年10月20日にポケモンカードが発売してから現在までの、他業種とコラボしてプロモカードが出ている企業リストです。
・トヨタ(1997)
・ANA(1998)
・マクドナルド(2002)
・セブンイレブン(2003)
・明治製菓(2004)
・トイザらス(2007)
・ユニクロ(2008)
・ドミノピザ(2008)←追加
・ローソン(2011)
・バンダイ(2011)
・ピザーラ(2011)
・イオン(2012)
・第一屋製パン(2013)
・ビームス(2013)
・Jリーグ(2014)
・丸美屋(2015)
・ファミリーマート(2015)
・ゲオ(2016)
・エディオン(2017)
・読売新聞(2017)
・赤城乳業(2020)
プロモカードが出た順(カッコ内が初出)
ここからプロモカード1つ1つの入手方法や特徴を追いかけるつもりで書いていたのを終わりが見えないので今消したところ
リスト内容について気になる方は次のシートをご覧ください(無加工)
シートから一部ピックアップ
■ プロモカード数が多い企業
1位 明治製菓:97種類
2位 マクドナルド:65種類
3位 セブンイレブン:49種類
こんな感じのことや、
その他「いつからいつまでコラボしていたか」、「カード情報に企業ロゴを埋めていたか」などが、上のシートからわかります。
具体的にどんなプロモカードがあるか気になる方は、タグ付けしてまとめましたので次のリンクもどうぞー
☞ 明治製菓のプロモカード
☞ マクドナルドのプロモカード
☞ セブンイレブンのプロモカード
※他の企業についてもシートにリンク張ってます。
個人的に知りたかったこととして、プロモカードデザインをオリジナルにしたり、企業ロゴを入れたりする、そのあたりの「後世に残る跡」に対して「何か徳を積む必要があるか?」が見えたりしないかなぁという点でした。
結果わかりませんでしたオチです。
8月1日から「デニーズ」でセレクトカードパックが配られますよ!
このnoteを書くきっかけは次のプロモーション
ファミリーレストラン「デニーズ」で8月1日からセレクトカードパックが配られます。【対象メニューをご注文で】
公式サイトによると、配られるセレクトカードパックは全5種類のポケモンカードで、既存商品からのセレクトになるそうです。
この「セレクトカードパック」が、個人的には今までにない新しいパターンに見えるカードだったので、いろいろ掘り返していたところからの本noteでした。1日までにアップしたかったので急いでます。
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「セレクトカードパック」なるものが今まであったかはさておき、うえで例に挙げように、ポケカは定期的に他業種の企業とコラボして販促することがあります。
そして販促の限定アイテムとして「カード」が選ばれていれば、それこそがプロモカードとして後世に残って企業の宣伝に繋がっています(?)
(それが新規のポケモンカードコレクターたちを泣かせています)
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プロモカードはポケモンカードの歴史を物語るのです
古い情報によるとポケモンカードは、リクルートの「メディアファクトリー」が、リクルート元社員のツテを頼りに大阪のおもちゃ問屋「スターコーポレーション」に流通の話をつけ、スターの取引先(小売店)と、さらに「イトーヨーカ堂」「ダイエー」あと「ローソン」などに帳合いをつけ、クリーチャーズがそれを呑んだところからだと見ました。
参考「ポケモンの秘密」第一刷
スターコーポレーションは、任天堂の一次問屋(初心会)ではあったものの売り上げ構成比の大きさと、プレイステーション台頭による潮目の代わりをうけ別の柱事業を求めていた中でトレーディングカードの話にたどり着いたようです。最初のポケモンカード出荷量の97%をスターコーポレーションが在庫として持ってスタートしたのは私個人の中で有名な話
時系列でわかりやすいのは、「忘れられた遺跡」さんのところが参考になりました。
さらに細かいところで、イトーヨーカ堂のコロコロプラザにポケカを落とし込むために、スターコーポレーションに取引口座を開いていなかったイトーヨーカ堂側が、ツクダを通してスターに流通させたのが最初らしいですね。生々しい。
完全ド新規商品というか、「国産のTCG」という新ジャンルを造り納品させて流すまでのドラマを今想像してニヤニヤしながら書いています。
スターの取引先であった大阪にある町のゲームショップを主人公にして、初心会の問屋から【謎の紙の束】を大量に推される模様で次回どうなる!まで妄想しているところな今、です。
話が逸れました。
とにかく言いたかったのは、ポケモンカードと「イトーヨーカ堂(セブン&アイ)」、「ローソン」は、最初っからの関係にあります。
さらにポケモンの成功を形容する際に、メディアミックスではない「閉じていないポケモン」はよく話に挙がりますが、裏で噛み合った多数の企業と人、そして石原社長が「ポケットモンスターカードゲーム」を頑なにリアルの繋がりとして未だ求めているところ、
エモいですね。
そんな中で、プロモーションに使われるポケカって
■企業が抱えている客層に、ポケカを販促する
■ポケカを使って、企業が販促する
相互利益になる関係が結べているかがプロモカードを追うことでいろいろと見えてくるかもと思ってnote書くことにしました。結果見えませんでしたが。
ポケカは初の国産TCGとしての歴史と、大きな売り上げ(プレイヤー人口・コレクター人口の増加)を武器に新しい時代に突入します。
これから新規の他業種メーカーさんとのコラボが増えるか楽しみです。
個人的に注目しているのは次の争い
■ GEO(実績多め・次こそロゴ残しか)
■ EDION(プロモ導入あり・しかし濃いコレクターへのアピールのみ)
■ ヤマダ電機(マグネットスタンプで実績)
■ joshin(社員122名がポケモンオーガナイザー資格を所有アピール)
あとどなたかご存じでしたら教えてください。
【すでに発売して流通している既存カードを、企業キャンペーンを通じて「再配布する」パターンが今まであったか?】
です。
今まで他業種が絡んだポケモンカードのキャンペーンで、
プロモカードではない既存とまったく同じカードが配られたことって記憶にないのですが、今回のデニーズがソコに該当しそうなので気になっています。
8月1日までに間に合うよう急いで書いたので間違いあるかもです。長々とここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は、劇場版ココに合わせて「Project Pikachu」関連のプロモカードを紹介します(訂正:Pikachu Project でした。そして沼すぎたので辞めます)
追記
企業リストにおいて「ドミノピザ」さんの6カウントが漏れていましたので追記しました。8月2日