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黄デクについての備忘録

みなさん初めまして、おさじと申します。

2024/12/7〜8の愛知のヒロアカワンバト(文字無し獲得)と3on3(予選抜け)で黄デクの扱いに自信がついたので備忘録として筆を執りました。

※当記事ではカード名は基本的に名前(または通称)で呼称しますが、名称被りがあるカードは頭に必要エナジーをつけて表記(例:8デク)し、必要エナジーが被っているものはなんかいい感じに分かるように表記します(例:旧レイドシノン・新レイドシノン)。

ベーシックのリスト 争奪環境だと2デク×2が紫エリ×2に

●当日のマッチ

ワンバト 4-2オポ文字なしGET
1黄デク 先 ○
2黄デク 後 ○
3黄デク 後 ○
4黄デク 先 ×
5黄デク 先 ○
6黄デク 先 ×

3on3 個人7-2 チーム7-2
1アルまど 先 ○
2信号機 後 ○
3黄デク 後 ○
4赤まどマギ 先 ×
5GGO 先 ○
6リー清 後 ○
7レノキコル 後 ×
8レノキコル 先 ○
決勝1 ユナ 先 ○

●デッキコンセプト

8デクの圧倒的フィジカル&コスパを活かしてボードの取り合いを制する

●デッキの強み

・継承者による柔軟な立ち回り、対応力の高さ
・豊富なサーチとドローによる再現性の高さ
・必要エナジー0の多さによる事故率の低さ
・万縄による除去の容易さ

●初手の継承者、誰置く問題

3ターン目あたりに4デクを出すことが多いので、ドロー効果を活かすために継承者の起動メインを使いたい→とはいえ菜奈や万縄は盤面に残して本当に必要な時に使いたい→3代目か煙が望ましい
基本的には4デクを守れる煙が理想的だが、2デクも出せそうな初期手札の場合には3代目もあり。2デクを前に置いたら基本相手は4000を壁にしてくるため。

●各継承者の扱い

・菜奈
思ったより使わない。序中盤から使っちゃうと面が細くなってしんどくなりがち。基本的には終盤にインパを走らせるために温存しておくことが多い。ただし万縄、8デクと組み合わせて相手の5000を除去するために使うことはままある。
・3代目
先述の通り4デクドロー効果起動のために使うことが多め。万縄と組み合わせて8デク無しでも5000を取れるようになる。ミラーだと比較的よく置く。逆に言うと菜奈さえいれば8デク絡めて5000を取りうるため優先度は低め。
・煙
8デク4デクを守る、4デクのドロー効果起動と序中盤スムーズに使えると嬉しいカード。マストじゃないけど動きがかなり滑らかになるのでファイナル削って4枚目採用。狙い撃ちが環境に増えてるので需要が高まっている。1体しか8デク置けない時には極力かけたい。相手のデッキによっては除去レイドの対象が4000以下だったりするので思考停止で8デクに振ってると損する時あり。
・万縄
このデッキの格を2段階3段階押し上げているクソ強カード。リーサル取るターン以外は基本的にエナに構えておきたい。手札にスペを持ってる時はあえて万縄を使い切ることで相手の強いキャラを誘って手スペで返すことも。
・四ノ森
2オールマイトで捨てられるカード堂々の1位。原作では万縄と使用率2トップなのに……
意外と最終ターンに盾スペケアでまあまあ置く。盾スペ避けれてもレストにはなるからリーサル逃すやん!って思うけど頭数さえ減ってなければ相手の攻撃受けきって返せそうみたいな盤面の時もままあるため。ノートリなので枚数割きたくない。ノートリだけど盾からめくれると継承者の種類増えて嬉しいがち。
個人的には原作の描写的に狙い撃ち防止するのは煙よりこっちだろって思ってる。

●継承者以外のカード

・1オールマイト
継承者サーチしてそのまま捨てられるのが本当に偉い。もちろんデクを取っても良い。何の気兼ねもなく雑にチャンプに使える。
・2オールマイト
1枚はエナジーに置きたい。いらない継承者がドローに変換されるの強すぎる。2枚目以降はいらないことが多いから雑に前でチャンプさせたり万縄のコストにしたり。
一応2枚置いて無理やり5エナで8デク出すときもたまにある。
・2デク
3000のボディで序盤に小粒の打点をカットできるのが偉い。エリと違ってサーチで引っかかるのが嬉しいね。争奪戦(ミラー)想定だと序盤の小粒はそんなにポコジャカ前に出てこないので終盤に強いエリに。
・3デク
後2で前出しできるとかなり安心感がある。継承者の数が揃わない時はエナジーに下がって無理やり5エナで8デク出したりもする。まあまあ放置されるので結構できる。
・4デク
インパクトを持ってるのが本当に偉い。攻撃でもドローでも役立ちまくりなので最大枚数。ミラーだとスペめっちゃ大事だからサーチの方のカラーデク入れたいのも分かるけどね。
8デクと並んでる時にこっちに万縄振ったりすると相手の盾スペ出た時に8デクとどっち取るか悩ませられる。
登場時効果はこのデッキの生命線。使えないと手札も枯れるし8デク引くのも遠くなる。登場させたターンには極力発動させたい。継承者の起動メインは継承者が3種以上無いとそもそも発動できないので最速で4デク置く時には注意(1敗)。
・8デク
最強の切り札。このカードをたくさん使えたかどうかで勝敗が変わる。逆に言うと使えない試合は大体負ける。サーチで引っかかった時は1回目なら山下に送ってもいい(一周するので)。2回目以降は基本ノータイムでピック。
どのデッキ相手でも極力2枚以上同時に置きたい。相手も8デク警戒は当然してるので1枚だけだとほぼ確実に除去を振られる。
場が埋まってて登場時が活きなくても勇気を出して置いた方がいい時がある。
エナジーに置くと次ターン強い動きなのが確定するのでそこを目指したい。継承者が5種類揃うと3エナで出せるのでエナジーLがニコタマ&継承者の2枚3エナに加えエナジーに出た8デク&登場時に出た継承者で無駄なく能力を発揮しながら次を構えられて最高に強い。ミラーは特にこの動きを目指すゲームかも。
・受け継がれし力
AP起きるのありがてえ〜!……とはいえ「あるから使っちゃお」だと本当に欲しいカードがある時に困ることになるので、今の手札で十分な動きが確定してる場合には温存する判断も大事。
・擬似100%マンチェスタースマッシュ
使いやすすぎるスペ。継承者揃うと1エナで5000除去できるのすごすぎない??
ミラーだと煙付きの8デクを潰せるのでめちゃくちゃ大事。1枚は常に持っておきたくてそのためにドロー回すみたいなところも多分にある。
対戦相手も万縄で1面取られるのは覚悟してるけどスペも合わせて2面取られると結構ハゲてくれるので出来れば同時に使いたい。
・更に向こうへ
ファイナル。正直このデッキだと後2でしか強く使えない気がしている。というのもレイドがいないから除去食らってもそんなに面が減らなくて立て直しが効くんだよなっていう。8デクの展開力もあるしね。除去とチャンプで3面くらい減った+エナジーの継承者も細い みたいな時にはリカバリーで使うけどそんなには起こらないイメージ。
なので3に減ってる。正直もっと減らしてもいいんじゃね?って気すらする。練習中にファイナル0構築試してなかったのはちょっともったいなかったな。試した人曰く流石にリカバリー効かなすぎにつきナシだったらしいけど。
0枚にするんなら2デクを2枚と四ノ森を1枚追加しそう。

●入れてないカード

・紫エリ
環境的にインパクトまみれなのでかなりギリギリまで検討したが、結局比較した時に序盤の小粒を防げる2デクの方が有用な試合が多いと言うことで入れず。実際2デクのお陰でリーサル届かれなかった試合もいくつもあったので正しかったように思う。
2デクと違ってサーチに引っかからないのでそもそも使えない試合が多いのも評価値マイナス。
争奪戦環境だと2デクの価値が下がる&リーサルがほぼ100%インパクトによるものなので採用した。
・緑エリ
3代目も菜奈も8デクもいない時に万縄で5000を取れるようになる札。5000がいるデッキ相手にしかほぼ使わないため、ベーシックではかなり優先度は低い。争奪戦環境ならワンチャン。
・4/2爆豪、2お茶子
後述するようにミラーや狙い撃ちデッキ相手の時に裏目が大きすぎるため不採用。デク出せなくなるのヤバすぎる。

●マリガン基準

以下の基準で50点未満ならマリガン
・継承者が3種類以上ある…+40点
・継承者が2種類とサーチが1枚以上ある…+35点
・継承者が1種類とサーチが2枚以上ある…+25点
・2オールマイトがある…+20点
・2デクがある…+5点
・3デクがある…+15点
・4デクがある…+10点
・四ノ森出さないと繋がらない…-15点
・繋がってない…-100点

●よくある対面で考えること

・信号機

8デク出ても押し切られかねないので2デク3デクで序盤の小粒の打点だけでもカットしておきたい。
除去は細いので8デク2体同時出しはどっちか残りがち。
狙い撃ちで名称欠けをさせやすいので相手の盤面に少ない名称を常に意識する。
手毬が3/2もレイドもダルいので何もなければ手毬の除去を優先したい。4咲季はオールマイトと2デクで受けられるけどいない時は潰したい。4咲季が走ってくるのを妨害するためのレイドことね潰しも勿論アリ。なんか結局臨機応変にアドリブでみたいな感じになるな……

・GGO

相手は除去が狙い撃ちしか無いので8デクに煙をかけられれば上々。
そうでない時は2面同時に出せば大丈夫……なんてことはなく、旧レイドシノンとスペを普通に同時に使われるので8デク降臨の前に3デク4デクで圧をかけて除去を吐かせたい。
いっぱい除去を振られた時のためにファイナルを1枚抱えておくとリカバリーが効く。
新レイドシノンはマストで除去。手スペは7キリトのために温存したい。

・黄デク(ミラー)

8デクを早く多く使えた方が勝ち。
速攻で継承者5種揃えて8デクをバンバン出したい。裏にも出したい。
8デクに煙をかけて万縄から守る動きをお互いやるけど、そこをスペで返せるとかなりの痛手を与えることができる。なのでスペも1枚は抱えておきたい。
お茶子とか爆豪などA組を出されたら狙い撃ち以外の攻撃をしないこと。相手は新規のデクを出せなくなるのでその間にこっちは悠々と完璧な盤面を作ってリーサル届きそうになったら一気に殴る。
8デク4デクのインパクトですらブロックでお茶子爆豪を自主退場させることはできてしまうのでNG。本当に狙い撃ちだけをし続けること(逆にオールマイト×2みたいなお茶子爆豪が退場しないアタックならアリ)。上手い相手だときちんとコレをやられるのでやっぱA組採用には踏み切れないな……

・赤シャイ

速いしすり抜けるし5000インパ作れるしだいぶ厳しい寄り。
幸い生かしちゃおけねえレイドシャイレイドミェンロンは簡単に処理できるデッキではあるのでどうにか失速してくれることを祈る。
ミェンロンのアタック不可付与から守れるので煙はちょっと有用。

・レノキコル

5000を突破されづらいのでどれだけ早く多く8デクを置けるか勝負。
狙い撃ちの優先度はレイドキコル>3レノ(非レイド)>その他 って感じ。
アタック時バフの振り方によってはアタックフェイズ中に5000に届かれたりするのでブロックの順番に注意。

・ユナ

除去が4キリト頼りなので意識する。
盤面に出てきた4キリトが退場してしまうとまたスペで復帰してきて除去を使われてしまうので可能なら狙い撃ち等で避けて殴ると1ターン盤面を守れる(かも)。
1除去に必ず2AP必要なので、8デクを2枚以上同時に置くとほぼほぼどっちかは生きて帰ってくる。
3レイドユナがいるとバフで5000を乗り越えられるので、3レイドユナが立ったら元のBP高めのやつは早めに潰したい。

●おわりに

僕が現環境での黄デクについて書き残したいことは以上となります。

色々と書いてきましたがあくまで「僕はこう思っている」を書いたに過ぎません(すごい何かの予防線っぽい文章だ)。
この記事を読んで「それは違うんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ひとつのデッキについて色んな考えがありそれらを議論するというのもカードゲームの一つの醍醐味だと思っているので、引っかかった部分があった方はぜひコメントお寄せいただけますとこちらとしても嬉しいです。
黄デクはプレイングも構築も自分の手で動かせる幅が比較的大きいのでそういった楽しさも多く味わえるデッキで個人的に大好きなデッキになりました。
次環境でもしばらくは擦っていくことになりそうです。

末文になりますが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事がみなさんのユニアリライフをほんの少しでも豊かにできていたのなら幸いです。

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