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後出しじゃんけん,カニパゴス【CL大阪11-4】

割引あり

…チョキしか出せなくね?

そんなツッコミは横に置きつつ,本日紹介するのはスボミーが来てから明確に強化を受けたカニパゴス。こいつを使って大阪で開催された自主大会(KCS杯12/20)で優勝,先日のCL大阪で11-4(Day2 6-2)の169位で優先権継続を達成したためnoteを書いています。

自主大会,Day1Day2全て同じリスト

レギュ変も発表された今,ヤレユータンVやかがやくヒスイオオニューラが強いこのデッキを今から握る人はいないと思います。このnoteでは,カニパゴスが対面ごとにする理想ムーブを示すことで,カニパゴス側からどう見えているか,カニパゴスに事故らせられないために各デッキができることを言葉にしてみました。

また,後半にはカニパゴスが少々扱いにくい山である理由,およびありがちなプレミをまとめています。今握っている方と情報を共有できればと思います。

筆者(HN:はいてい)profile
東京大学ポケモンサークル ぽけっち3年,ポケカが大好き


▶新環境のカニパゴス

▷じゃんけんで勝ったら後攻

理由は安定性の保証,クレッフィへの抵抗,毒スボミーがマジレスすぎる,後手を与えると負けうるデッキが多い,この辺りです。まだカニパゴスはじゃんけんに勝ったら先攻を取って来ると思ってるのは古い価値観と言わざるを得ません。

▷スボミーがあまりにも凶悪

オオニューラ毒+くさりもち+むずむず花粉で合計50+30で80ダメージ,番が帰ってこれば110ダメージという,グッズロックとは思えないダメージ量を撒き散らします。これにより,元々ダメージ量が足りていなかった2進化exデッキ相手に対して対話拒否をすることが可能になりました。
タチワキどくさいブルブルパンチって言うんですか?これを。

あまりにも強すぎる

▷相手のグッズロックに強い

展開をした後のこちらに対して,相手からのグッズロックはあまり刺さりません。それ以上に毒+花粉返しでむしろサイド1+グッズロックで返すことができるため,有利な状況を維持できます。

▷後手を取ってくれる低HPデッキがある

主にドラパルトのことですが,キャリー型やワタル多投のドラパルトの中には後攻を取る型があり,先1ワンキルが決まりやすいです。こちらはネスト+カートでワンキルを成立させられる関係上,先をもらっても平気なのが良いところです。

▷サナにあまりにも勝てない

グッズロック環境に入り,ドラゴが減少,それに伴うサナの増加があまりにも厳しいです。サナに入っているクレッフィがこちらのシステムをすべて止めてしまうだけでなく,ほとんど毒で倒せない都合上相手のアンフェアスタンプが避けられません。また,サーナイトexのHP310はぎりぎり届かず,なんとミラクルフォースで毒が治るというおまけ付き。分かっている人にはひっくり返っても勝てません。


▶各対面への対応とリーサルプラン

ここから,スボミーが入ることでよりマジレスデッキと化したカニパゴスの各対面に対する理想ムーブを記していきます。スボミー,カニ,パゴス,ガチグマをどのタイミングで押し付けるのが強いかを意識して書かせていただきました。
こちらの表を意識しながら読んでいただければより分かりやすいと思います。

カニ目線のデッキ相性(ポケカ飯様のtier表を参照)

人生で初めて有料記事の扱いをしてみています。人様に向けてテキトーなことは発信しないと約束します。自分が握ったこの山で考えた全てをここに記しています。ご興味のある方はこの先もお読みください。

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