懐かしき世界
今日は朝から夫が忘れ物をしたと連絡をしてきて
届けたりしている間にリズムが崩れ
そのうえ、内職の仕事の入荷が夕方になってしまった為にグッタリ
そんな私は何故か昔の事を思い出しておりました
私が夫と出会ったのはいつでしょうか…
1996年くらいかしら
当時出始めた家庭用パソコンに興味を持ち
私は買ったのです
IBM Aptiva black
黒光りするデスクトップパソコンです
当時…40万くらいした気がする…
長距離トラック運転手をしていた羽振りのいい兄から借金をして
毎月返済をしていました
当時は今のように光回線など無く家の電話回線でインターネットしていました
家庭用パソコンが普及しだして
テレホーダイ
という、夜10時から電話回線がお暇になるから自由にお使いなさい
的な料金プランが始まりました
夜10時に回線は込み合いました
そこで私が始めた交流を目的としたチャットがこちら
自分のアバターを宇宙ステーションにおいて移動しながら文字のチャットを楽しむという世界です
今なら何も珍しくないですよね
これにドはまりした私は、もちろん夜10時以降などと我慢ができず、
高額な電話代が自宅に請求されることとなります
広い宇宙空間の中でも、だいたい縄張りがあり、決まった場所で過ごしていると自然と仲間ができます
同じアバターを使うもの同士で集まったり
名前に同じ文字を入れてみたりして「クラブ」ができていきました
私が所属したクラブは「ぢるくら」です
リーダーが「はなぢる」という人だったからです
彼はそんな名前でしたが優秀な人物で(たぶん)
当時はドイツで仕事をしており、エアメールのやり取りをしたりしました
その後「ぢるくら」メンバーと結婚もしたとかしなかったとか…
当時大学院生だった夫は、テレホーダイなどは無縁の
大学の研究室に入り浸り、そこのパソコンでアクセスしていました
今では考えられない時代ですね
夫の実家も岡山だったことから意気投合し、メールアドレスを教え合い(ひそひそモードみたいなのがあった)
写真を送り合い、夫が実家に帰るタイミングで会っちゃったりしました
上の動画を見ていて、懐かしいなぁなんて思ってネットの海を漂っていると、またまたなにか懐かしいワードにぶち当たった
ICQ
今でいうLINEみたいなメッセージアプリです
なつかしー!
そうそう!この着信音よ!
ところで、いまだにWCJユーザーに遭遇しません
皆さんはどちらへ行かれてしまったのか…
いつか誰かに届くといいな…
と、この誰にも需要のない記事をそっと置いていくそんな夜です