昭和のコナンくん? オススメの推理小説
こんにちは、Kです。
突然ですが、あなたは、推理小説が好きですか?
私は好きで、松本清張さん、東野圭吾さんなど片っ端から読んでいた時期もあります。
推理小説は、単に犯人を当てる楽しみだけでなく、犯人の犯行に至った動機、人生も深く書かれていて、とても興味深いです。
東野圭吾さんの「白夜光」は特に大好きで、本は2回読み、映画もドラマもみました。
しかし、この頃は本屋に行っても、心惹かれる推理小説はなく、遠ざかっていました。
図書館オススメの推理小説とは?
ところが、先月、図書館のメールマガジン(月1回)を読んでいたら、オススメの推理小説が掲載されていました。
それは『遠きに目ありて』(天藤真著)という本です。
さっそく、図書館で予約し、先日借りてきました。
なんと、1981年に発行されていました。41年前ですね。
しかし、読んでみると、すぐに引き込まれてしまいました。
そして、次が気になって気になって、寝るのも毎日遅くなってしまいました。
まるで、コナンくん?
この本は、短編がいくつかまとめられているものでした。
事件がいろいろと起こり、それを主人公の刑事が解決していくのですが、実は、事件解決の影には、謎を解く少年が・・・。
この少年、刑事がちょっとした縁で知り合ったのですが、身体障害児で麻痺もあります。
話すのも体に緊張が入り、スムーズに話せず、1語1語発音します。パソコンで文字も打てますが、非常に時間がかかります。
でも、頭脳は明晰。
警察が「う~ん、う~ん」と唸っている難事件を、スラスラっと解いてしまう。
まるで、名探偵・コナンくん!
息子も身体障害児だった
私の息子も身体障害児でした。
生まれてすぐに、トラブルが有り、死にかけて、重い障害が残ったのです。
息子は知的にも最重度だったため、小説の少年のように話すことも推理することもできませんでしたが、息子と重なって、より楽しく読めたのかもしれません。
またおもしろい本があれば、書きますね。
それでは、また。