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マネージャー管理職

私は管理職です。
部下十数人を統括する立場にあります。

私は職場を野球やバレーボールなどチームスポーツに例えると、管理職は監督だと思っていました。
だけど最近、私はマネージャーだと思うようになりました。
その方が私にとっての管理職のイメージがしっくりきました。
マネージャーも、高校野球のマネージャーより、芸能人のマネージャーの方がよりイメージが近いです。


初めの頃は、私がプレーヤーに指示を出して動かそうとしていました。
どうして動かないんだろうとか、自律心を育てたいのに手を出しすぎてるのかなとか、いろいろ悩みました。
私の思い通りにしたいのに思い通りにならないことにイライラすることもありました。

私の、周りを自分の思い通りにしたい、理想通りにしてほしい気持ちは強く、管理職故に職場や支援の理想を押しつけがちになっていました。

でも、人は簡単に変わらないから、人に求め過ぎると苦しくなります。
なので、自分がすべて何とかしようとすることを手放してみようと思い、部下に任せるようにしました。
もし横道に逸れかけたら軌道修正は必要ですが、部下が進もうとしているなら、成長を見守っていていいと思いました。

それが、マネージャーのイメージです。

部下が働きやすいように労務管理をする。
現場が支援をしやすいように話をしたり相談を受けたり提案をしたりする。
部下の、現場の、サポートをする。

もちろん上げ膳据え膳ではなく、やらないといけないことはやってもらうし、言わないといけないことはきちんと伝えます。
それは、私の理想を求めて上から意見を押しつけるのではなく、自分たちで考えるように促す声でありたいと思っています。

ミーティングも私がいない方が素直な意見は出やすいようです。
報告・連絡・相談をもらって、丁寧にコミュニケーションをとっていれば、私はずっとそこにいて指示を出さなくてもいいのだと思います。

ただ、そのコミュニケーションは時々課題にはなりますが…
個人面談なども大事だと感じています。

あくまで、主役は現場の職員で、私はそれをサポートする役。
現場の職員が働きやすく、利用する人たちが安心して利用できるように、サポートするために私の仕事があると思っています。


本などを読んで、管理職はこうあるもの、というのはいろいろ読みましたが、私みたいな管理職がいてもいいのかなと思い、今実践中です。

とは言え、ついつい監督になりたくなって、口出ししてしまうこともしばしば…
なので、実践しながら整理していきます。

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