プラダを着た悪魔の感想
「プラダを着た悪魔」を1人で観た。
何回も見たことはあったが、ちゃんとストーリーを理解して観てなかった。
ミランダがランウェイの雑誌の編集長をやめさせられる、という情報を知ったアンディが、必死にミランダに知らせようとするシーン。
なんていうか、あのシーンから、アンディはミランダのことを、一人の人間として心を通わせたんだと思った。
冷酷で厳しく妥協を許さないミランダ。誰からも恐れられ嫌われるミランダ。
そんな人に、アンディのような人物が存在してくれて、ああ良かったと思った。
そんなこともつかの間。
アンディはランウェイを辞めてしまう。
アンディが車から降りて、携帯を投げるシーンが本当に悲しくて涙が出た。
なぜだか私はミランダが好きになってしまったらしい。
きっと私は人に嫌われるのがとても怖いんだと思う。
人間生きていれば、失敗するし馬が合わない人も必ずいる。
それは頭でわかっていても、やっぱりできるだけ楽しく生きていたい。
それなのにミランダは、最高の雑誌を作るために、いろんなことを切り捨てて突き進んでいる。
私はそんなミランダに憧れたんだと思う。
ミランダはアンディが辞めた後も、変わらず最高の雑誌を作り続ける。
でもそんなミランダの心に、アンディという人があの時心に寄り添ってくれたなと、残っていればいいと自分勝手に思う。
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