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物語のこと。

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創作したお話についての記事やおしらせ。
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#小説

基地の裏庭 Ⅴ

基地の裏庭 Ⅴ

Ⅴ‐① ~人物とストーリー ♯2~

”かの”

”かの”と呼ばれた少女は、バスケットボールの絵が描かれた黒いメッシュ地のだぼっとしたTシャツに、くすんだ黄色のハーフパンツを穿き、足元は動きやすそうなスニーカーだった。ももえと同じくらいの身長だが、筋肉質のすばしっこそうな身体つきをしており、肌は健康的に日焼けして、ゆるく波打つ豊かな髪の毛を顔の横で無造作に束ねている。はっきりとしたふたえの大きな目

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基地の裏庭 Ⅳ

基地の裏庭 Ⅳ

Ⅳ ~人物とストーリー ♯1~
最初にそよ、つぐ、ももえとさくらベースを繋ぐ役割をまりんに担わせたPOKAさんの意図といいますかお気持ちを教えていただけると嬉しいです。

(Twitterに頂いた質問より)

まりんは、4人の主人公やさくらベースの子どもたち以外で唯一、モデルとなったグループを想起させる「名前」を持つ登場人物です。頂いた質問のとおり、まりんというキャラクターは、そよたちとさくらベー

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基地の裏庭 Ⅲ

基地の裏庭 Ⅲ

Ⅲ‐① ~場所とディテール ♯3~Twitterにてお話に関する質問や感想などを募集しています。

このnoteの記事の中で、頂いた質問にお答えしていったりしたいなと思っていますので、リプやDMでぜひたくさん送って頂けたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

”強烈な印象に残っているのはここなの野球の回。ちょっと遠出の野球場。”

(Twitterに頂いたコメントより)

「あっ、傘!」と、さな

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基地の裏庭 Ⅱ

基地の裏庭 Ⅱ

Ⅱ ~場所とディテール ♯2~
 母屋となる建物は長方形で、その狭いほうの辺が道路に面した石塀と平行に、広いほうの辺は石塀と直角、つまり門から入ると左手に建物の広い側の全景が見え、その真ん中あたりに、庇が被さった引き戸の玄関があった。
 全体は黒塗りの木造でかなりの歴史を感じさせる外観だが、本を開いて伏せたように棟から傾斜している屋根だけは、重々しい瓦ではなく、新しく張り替えた軽量金属のものらしか

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基地の裏庭 Ⅰ

基地の裏庭 Ⅰ

Ⅰ‐① はじめに『放課後、桜の基地で』は、土台となる場所や人物、出来事がはっきりと存在している物語です。登場するキャラクターの多くが実在の人物にインスパイアされていますし、ファンアートであることを強く意識して書いたので、ある意味では二次創作とも言えると思います。そして登場人物たちが生きている世界やそこで経験することも、完全にフィクションという訳ではなく、実在の場所や実際にあった出来事を基にしている

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絵を描く君。僕が綴る言葉。

絵を描く君。僕が綴る言葉。

――今からちょうど4年前、2017年の夏。僕はスマートフォンの画面の向こうに、君が描いた絵を見つけた。君は有名なアメリカの漫画と実在のミュージシャンをミックスさせたような絵を描いたり、ほとんど写真と見紛う精密な筆致で色鉛筆画を描いたりしていた。それは、僕が今まで見た事も無いような絵だった。共通の "故郷" を持っていたり、好きな音楽が似通っていたこともあって、ラッキーなことに僕は君とやり取りを重ね

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あとがき、みたいなもの。

あとがき、みたいなもの。

~Storyを描き終えて~2020年3月1日に『放課後、桜の基地で』の第一話を公開してから、およそ1年。2021年3月29日に最終話となる第十二話を公開し、物語を完結させることができました。まずは、このお話を受け入れ、最後まで読んでくださった多くの方々に心から感謝します。皆さんから毎回のように頂く温かい言葉が、この長い物語を諦めずに完結させることができた原動力でした。

中学生の頃から物語を書くこ

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