あの時、会社を早退すればよかった。
前の会社にいた時の事。
私はとにかく元気がなかった。
会社在籍して最後らへんで、転職先が決まれば退職したいという様な精神状態だった。
後から入った後輩は私よりも先に辞めてしまうし、私自身も会社にいるメリットを感じなくなってしまった。
毎日「辞めたい…」と思いながら出勤していた、ある日。会社で少し息苦しい様な胸がつまる様な感じ。「ああ、これが過呼吸なのかな」と他人事の様に思った。
私はこの時点で帰りたかった。だが、上司は「もう少しだけ頑張ろう。」と言ってきた。
少し休むと落ち着いたので、結局早退はしなかった。ストレスが溜まると、こんな症状が出るのか、とぼんやり思った。
早退しなかったのは、辞める前提で転職活動していたし、有給を転職活動に使いたかったのと、退職時に消化したかったから。
でも、今になって振り返ってみると、別に早退すればよかった。嫌でしょうが無い会社で、心身に影響出るまで我慢するのってバカらしい。
今だったら絶対に帰る。(今のご時世なので、体調不良なら早退させてもらえるのでは?それでも無理に働かせ様とする会社はクソです)…結局、別の日に体調不良で早退してるので😣意味なかったな~
もう、心身に影響出てるのに、我慢するの止めませんか?
仕事よりも、自分を大事にしませんか?
私があの時した我慢は、「必要の無い我慢」だった。「休んだら駄目」「早退したら迷惑になる」という凝り固まった思い込みがあった。もし、もっと酷くなると会社に来れなくなっていただろう。
「休む」のは、風邪を引いたりお腹が痛いとか、体の不調時だけという考えだった。心が疲れた時も休むというのは大事だと、今になって思う。
ついつい我慢してしまう。
無理してでも頑張るのが美徳と思い込んでいる。
周りの目を気にしてしまう。
世間一般でよくある傾向なのだろう。ずっと前から、馬鹿馬鹿しさと息苦しさを感じずにはいられなかった。
仕事をやっていく以上、周りの人達と上手くやりたいとは誰だって思う。ただ、周りの意見を聞きすぎると思考停止してしまう。
私自身、有給取れるだけ取り、出来るだけ早く帰ろうとしている。例えそれをよく思わない上司・先輩がいるとしても。正直、空気が読めていないし浮いている気がする。
今では「それでもいっか」と思っている。集団に上手く馴染んでいる時間の方が短いので、今更だ。…長くなっちゃったけど、無理しないでとだけ言いたい。
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