疎遠にされた側の心境の変化。
数ヶ月前にあった友達。
最近
「ああ、やっぱり疎遠にしたかったんだな。もう会う事は無いんだろうな」と感じた。
…SNSを偶然開いて確信した。
気づいてしまった最初は、喪失感や悲しさ、寂しさが胸を抉ってきた。
「私はずっと付き合いを続けて行きたい人間じゃなかったのかな。会いに来てくれたけど内心嫌だったのか。」
と言う拒絶された感がよぎる。
まるで被害者の様に言っているけど、相手にも思っている事はあるだろう。
私が何かやらかしたのかもしれない。ネガティブな事ちょっと言ってしまったからか。
今となっては分からない。
相手に聞きたくもない。
人間関係は私の思い通りにはならないものと頭では理解しているけど、繋がっていたのが離れていく感じは相当なダメージだ。
しばらく経つと、
「私とは付き合いを続けて行きたくないって事だよね?…ああそうですか、それならコチラも連絡しないから結構ですわ。」
みたいな向こうがその気ならばコチラも関わりませんから、みたいな怒りと言うか逆ギレ?みたいな感情が湧き出てくる。
私ばかり落ち込んだり悲しんだり執着したりして、何?私ばっかり疲れるわ。
疎遠にした方は清々しているかもしれないけど。
しばらくすると、私がショックだとかよく分からない怒りの様なネガティブな感情をずっと抱えているのも馬鹿馬鹿しくなって来る。
最終段階に入るとサーッと冷める。
以前よりも明らかに相手の事が好きではなくなる。
冷めて来た所で、
「私がそんなに執着してまで付き合いたいと思える相手なのか?」と考え始める。
人間には欠点の1つや2つはあるものだけれども、付き合いが続いていた時は目を瞑って見ない様にしていた違和感を思い出す。
「待ち合わせに遅れて来る事まあまああったよな。」
「以前○○な事を言っていたけど、倫理的にちょっと同意は出来ないかな(否定はしないけど)」
「このまま付き合いを続けていても微妙だったかもしれない」
…などなど。
無駄に執着しない為に、相手に感じた違和感や無理の所を思い出す作業を始めてしまう。
そして今まで美化されていた魔法を解いていく。
もし相手から連絡があったとしても、以前の様な熱量は無いだろう。
「そっちから疎遠にしたのに、今更何?」の方が圧倒的に強い。
もし、縁があればまた連絡取り合う事があるのかもしれない。
私は経験が無いけど、世間ではどうなのだろうか。
私は一度無理と思えば、また好きになる様なタイプではないと自覚している。
時間が経てば心境の変化があるのだろうか。
人間関係は移り変わるもの。コントロールは出来ない。
去って行った者を追いかけても自分が削られるだけで良い事はない。
疎遠にされた側の心境の変化を記録してみた。
意外に色々な段階があって面白かった。
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