丸投げ

第三者に丸投げした場合、後でどんな結果に成ったて文句云えない。なぜかと云えば、その時点で自らの意思で文句を云う権利、意見をする権利の放棄を表明している為です。
無関心を貫き通す、議論を拒否、拒絶する。現実逃避を続け、見て見ぬふりをする。それらの行為は第三者に丸投げしてる事に成ります。その結果、例え汝が最も望まぬ結果と成ったとしても、文句は云えない。その権利は汝が自ら放棄しているので、「自業自得」、「今更何なの?」にしか成りません。
例えば、政治に関して、若者の関心度は非常に低い。誰かが政治の話を始めると「それモメルから此処でその話ししないで下さい」、又は、SNSでブロックしたり。そうして無関心を通し、議論するのを拒む。ならば問おう。なぜ政治家高齢者向け政策ばかりやってる?答えはいたって簡単。若者は投票しない、そもそも関心がない。要するに票を貰えないから政策を行う意味がない。従って若者が政治家は高齢者の声しか聞かない等と不満を抱いても、それは何の意味もなさらない。
放射性廃棄物の最終処分場の問題もそう。何故進まない?人々が議論する事を拒否、拒絶するから。「此処は駄目」、「家の近くに作るな」、では何処に作れば良い?「知らんっ!」、「とにかく此処は駄目」。結局第三者に丸投げ。話ししない、聞こうとしない、ただ、ただ、嫌だから拒絶する、怖いから遠ざけようとする。如何すれば解決するか全く考えず、自分勝手な都合を一方的に押し付けようとして、知らぬ誰かに解決を委ねる。
更にもう一つ解りやすい例。
例えば、近所にマンションが立てられる事に成る。そうすると周辺住民は反対する。「景観が損なわれるから駄目」、「とにかく此処は駄目」。そうして話し合いを拒否する。その結果何が起こるかと云えば、住民の反対を押し切ってマンションが建てられる。何故?第三者、つまり、マンション建設を計画してる会社に丸投げしたから。
ちゃんと話しをして、「こう云う事だからもっと向こうに立てて、目立たない様に手前に木を植えて下さい」とか、「離れた場所に有る良い土地を紹介するから一度見てくれない?」等と冷静に話しを進めれば良かったのに、何も考えず、反対に突っ走った結果、望まぬマンション建設が行われる。
この様に、無関心を貫き通す、議論を拒否、拒絶する、目を逸らし、現実逃避をする。他人事としてとらえ、考える事を拒む。そうした行為は第三者への丸投げに繋がる事を自覚するべき。そしてご自身の意思で文句を云う資格、意見をする権利を放棄する意味もある事。

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