AI絵生成の弱点

AI絵生成ソフトの一番の欠陥は基礎を完全無視していきなり絵事態を塗り始める事に有る。だからこそうあれ程不安定で処理ミスが多い。
通常、絵を描く時、構図を決めて、下書き(ラフ)を描いて、修正を必要に応じて加え、線画を描いて最後に色を塗る。何もないとこからいきなり描き始めない。基礎がしっかりしてなければ真面に絵を描く事は出来ません。
ならAIにおける、基礎とは何でしょう?
先ずは全体構図を作り上げる。各要素の正確な配置、座標、位置関係を演算する事。被写体と背景や前景の位置関係を計算する事。
次は下書きを生成して解析し、処理ミス、計算ミスを検証、修正。
最後に絵その物を生成。
当然学習データの質や学習方もとても重要。画像や写真を沢山見せて学習させると云う従来型の学習形態ではもう既に限界に足しているのは明らか。AI絵生成ソフトが抱える課題を全て克服出来ないのは云うまでも無い。
絵を生成して、ミスが有る個所を、修正済みの絵を添えて、学習させ自らミスを認識、修正出来る様な仕組みを作るのは必須です。
更に、顔認識、識別で使われる様なモデルも又必要、目が上部に横並びに二つ、中央に鼻その下に口、と云う様な各部位(要素)の配置関係、比率、形状を学習させる必要が有る。
現在(従来)の学習、生成方式では模造品を謄写しろみたいな仕組みに成って居るのが実態です。
学習画像に3Dモデル(ワイヤーレイヤ)やモーションデータを添えて形状や動き方を学習させるのも又重要です。
AI絵にも強固な基礎が無ければ今以上の発展は望めない。
画像生成に限らず、全ての分野できちんとした基礎が必要不可欠のは明らか。
この先自動化はドンドン進みます、もう止める事は出来ません。只、技術者も一般人も処理速度、処理能力にばかり注目して、基礎学習をないがしろにしているの現状です。
簡単に云えば、結果ばかりを追いかけて、根本の部分、根源を完全に忘れてると云う事です。

https://note.com/poison_raika/n/n501ac31af2f1

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