黒いガラスの心
何故今どきの若者は弱く、これ程までに脆い?
答えは目と鼻の先、鏡を見ればそこに映る。そう、その通り、そこの汝ら(大人達)です。
ちょっとでも子供に悪い(悪影響を及ぼしそう)と思えば直ぐに遮断する。規制ばから掛けたがり、無駄規制、いわゆる“”ジジィ規制“”を次から次へと生み出して行く汝らです。
良かろうと思いそんな事をやって行く事で無自覚に子供から成長する機会を奪って行く。
世界はメルヘンじゃない、むしろとても厳しく、時には惨く、醜い顔を見せます。そんな世界の中で生きて行く為には幼い頃からそうした一面に触れ、己の目で見つめ、その上で心を鍛え、免疫を活性化して行く必要が有る。時には強い刺激を受け、それに耐え、己を鍛える必要が有るが、残念な事に今の大人社会はそれを理解しておらず、過保護体質に成っておる。その結果、子供達が成長する上で必要不可欠な刺激を受けない、社会の厳しさや悍ましさに触れる機会の無い隔離世界に閉じ込め、成長を妨げている。大人社会に出た時に必要不可欠に成る耐性や免疫力を持たない無防備な大人に育て上げてる。汝ら大人はそんな無責任な事を何時まで続ける御つもりですか!?
子供を叱らない親を始めとする大人達(学校の先生、近所の方々、等)も例外では無い。「子供が可哀そう」。はい、かわいそう。「子供が泣くのを見るのは辛い、とても心が痛む」。はい、その通り、ですが、子供が悪い事をしたら、𠮟る、必要に応じて罰を与える。それは大人達の使命で有り、責任で有る。それを怠るのは育児放棄に他ならぬ、又は罪深き、迷惑極まり無い悪でしか無い。「他人の子供を叱る訳にはいかない」、何て無責任なセリフ。責任逃れにも程が有る事を知っておくべきだ。
そろそろ理解するべきだ。汝ら、臆病かつ無責任な大人達がどれ程有害な行為を繰り返しているか。もう好い加減に目を覚ましたまえ。
今一度立ち止まって、良く考えて下さい。何ぜ若者が社会に出て、就職し、そこで軽く注意された時、「ああぁぁ~~凄い怒られた」、と云う風に過剰反応して“”現代うつ“”と云う名で呼ばれてる心の病に掛かる?答えはいたって簡単、簡単過ぎる。思い出して下さい。何故新型コロナパンデミック発生初期の死亡率が極めて高かった?その後何故死亡確率が大幅に減少した?
子供を甘やかすだけ甘やかし、優しいばかりのツボに隔離するのは全く子供の為に成らない、只ひたすら害をなすだけ。たったそれだけ。
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