唯一無二の存在感を放ったフルアルバム!!Tilly Birdsが世界を魅了する！

Tilly Birdsは2020年、タイの音楽シーンで一際、存在感を放ったバンドと言っても過言ではない。彼らの大ヒットソングとなったナンバー「คิด(แต่ไม่)ถึง (Same Page?)」が流れれば誰もが口ずさみ、数多くのタイのアーティストや俳優もカバーをしたことで、彼らの音楽が国を超え、人気に拍車がかかったことも間違いないのでないかと思う。

そんな「คิด(แต่ไม่)ถึง (Same Page?)」も収録されたフルアルバム「ผู้เดียว」は彼らの優れた才能が遺憾なく発揮されていて、1曲目からラスト13曲目までの曲順、構成は「起承転結」が存在し、1つの物語を読んでいるような感じになる。

また、ボーカル、サードの地に響く低音から伸びのある高音までの音域も印象的で、体の中にスピーカーが組み込まれているんじゃないかと思うくらい、彼の歌声には魅力がある。

②「ฤดูหนาว (Bangkok Winter) [feat. PAAM]」

PAAMをフィーチャリング迎えたグルーヴィーなサウンドにラップを取り入れたロックナンバー。

③「แค่เธอเข้ามา (Worth The Wait)」

メロディアスでダイナミックなサビが聴かせるロックナンバー。
個人的にこの曲はアルバムの中で1番聴いているくらい好きです。

⑥「ผู้เดียว (The One)」

自然と音楽に合わせて体が動く、アルバムの中では特にポップでキャッチーなナンバー。

⑨「คิด(แต่ไม่)ถึง (Same Page?)」

ミディアムテンポで、シンプルなサウンドの中に秘めた力強さが際立つ、Tilly Birdsを代表するナンバー。

⑫「ฉันมันเป็นใคร (Who I Am)」

図太いサウンドでゾクゾクさせるハードロックナンバー。
特に02:24から徐々に徐々に追い詰めていく過程と最高潮に達したラストは鳥肌もの。

ここで紹介した楽曲はアルバムの中のほんの一部なので、これを読んで少しでも気になった人は、ぜひ、アルバム「ผู้เดียว」を聴いてください。

＜Track List＞
01 ปลายนิ้ว - My Black Mirror
02 ฤดูหนาว - Bangkok Winter
03 แค่เธอเข้ามา - Worth The Wait
04 เลิก! - Cut To The Chase!
05 ให้กอดของฉันบอกทุกอย่าง - Just So You Know
06 ผู้เดียว - The One
07 อยู่ได้ ได้อยู่ - ineednoone
08 แค่พี่น้อง - Status
09 คิด(แต่ไม่)ถึง - Same Page?
10 ยังคงสวยงาม - When The Film's Over
11 ผู้เดียว Pt. 2 - What's Left
12 ฉันมันเป็นใคร - Who I Am
13 ไม่รู้สึก - Unspoken