脳血管障害（脳出血・脳梗塞）になったときに起きる症状と対処法
こんにちは、さつきです！
脳の血管が詰まったり破れたりする 脳血管障害 は、命に関わるだけでなく、後遺症として 麻痺や言語障害 などを引き起こすことがあります。早期発見・早期治療が鍵を握るため、どのような症状が現れるのか、そして発症した際の対処法について詳しく解説していきます！
脳血管障害とは？
脳血管障害とは、脳の血管が詰まる、または破れることで血流が妨げられ、脳の機能に障害を引き起こす病気の総称です。代表的なものに 脳梗塞 と 脳出血 があります。
脳梗塞：脳の血管が詰まり、血流が途絶えて脳組織が壊死する。
脳出血：脳の血管が破れて出血し、脳を圧迫してダメージを与える。
どちらも 迅速な対応が必要な緊急疾患 です。
脳梗塞・脳出血の主な症状
脳血管障害の症状は、 障害される脳の部位 によって異なりますが、特に以下のような症状が出た場合は注意が必要です。
① 片側の手足・顔の麻痺
片方の腕や脚に力が入らない、動かしにくい。
片側の顔が垂れ下がる。
「手を上げて」と言われても片腕が落ちてしまう。
② 言葉が出にくい・理解しにくい
言葉がうまく出てこない（失語症）。
相手の言っていることが理解できない。
呂律（ろれつ）が回らない。
③ 目の異常（視野障害・視力低下）
片目が突然見えなくなる。
視野の一部が欠ける（半盲）。
物が二重に見える（複視）。
④ めまい・ふらつき・歩行困難
立ち上がれない、歩けない。
まっすぐ歩いているつもりなのに片側に寄ってしまう。
ひどいめまいが突然起こる。
⑤ 突然の激しい頭痛（特に脳出血）
今まで経験したことがないような激しい頭痛。
吐き気や嘔吐を伴う。
意識がぼんやりする。
このような症状が 突然現れた場合は、すぐに救急車を呼ぶことが重要 です。
脳血管障害の原因と予防策
脳梗塞・脳出血の主な原因には、 高血圧、糖尿病、脂質異常症（高脂血症）、喫煙、肥満、運動不足 などがあります。予防のためには、以下の生活習慣の改善が大切です。
1. 血圧管理を徹底する
塩分の摂取を控える（1日6g未満が目標）。
適度な運動を取り入れる（ウォーキングや軽い筋トレ）。
ストレスをためない。
2. 食生活を見直す
野菜や果物、魚を積極的に摂る。
動物性脂肪を控え、オメガ3脂肪酸（青魚、亜麻仁油など）を摂る。
過剰なアルコール摂取を避ける。
3. 適度な運動を継続する
週に150分以上の有酸素運動を目標にする。
筋力トレーニングも適度に行う。
4. 禁煙・節酒する
タバコは血管を収縮させるため、禁煙が望ましい。
お酒は適量を守る（1日1合程度まで）。
5. 定期的に健康診断を受ける
血圧、血糖値、コレステロール値をチェック。
動脈硬化の進行を確認する。
脳血管障害の発症時の対処法
もし 脳卒中の疑いがある症状 が出た場合、 時間との勝負 になります。以下の対応をすぐに行いましょう。
1. すぐに救急車を呼ぶ（#119）
脳卒中は 発症から4.5時間以内 に治療を開始することが重要です。特に脳梗塞では、血栓を溶かすt-PA（血栓溶解薬）が使える可能性があるため、迅速な対応が必要です。
2. 体を安静にして横にする
頭を少し高くして寝かせる。
意識がない場合は、嘔吐物が詰まらないよう 横向き に寝かせる。
3. 飲み物・食べ物を与えない
脳卒中の影響で 飲み込む機能が低下している可能性があるため、窒息のリスクがある ため、何も口に入れない。
4. できるだけ発症時間を確認する
医師が治療方針を決める際に重要な情報となるため、「いつから症状が出たか」をできるだけ正確に伝えましょう。
まとめ
脳血管障害（脳梗塞・脳出血）は、突然発症することが多く、迅速な対応が必要です。 片側の手足の麻痺、言葉のもつれ、視野障害、激しい頭痛 などの症状が現れたら、迷わず救急車を呼びましょう。
また、 日頃の生活習慣の改善 によって、脳血管障害のリスクを大幅に減らすことが可能です。適度な運動、バランスの良い食事、血圧管理を心がけて、健康な毎日を送りましょう！
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それでは、今日も健康第一でいきましょう！
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