見出し画像

砂糖はなぜ「マイルドドラッグ」と呼ばれるのか? その危険性と正しい付き合い方

こんにちは、さつきです!

私たちの生活に欠かせない「砂糖」。甘くて美味しく、手軽にエネルギー補給ができる一方で、海外では砂糖が「マイルドドラッグ」と呼ばれることがあります。

「砂糖がドラッグ?」と驚くかもしれませんが、実は科学的な研究でも、砂糖が脳に与える影響や依存性について指摘されています。

この記事では、なぜ砂糖が「マイルドドラッグ」と言われるのか、その健康リスク、そして賢い付き合い方について、エビデンスを交えて解説していきます。


砂糖が「マイルドドラッグ」と呼ばれる理由

砂糖が依存性を持つとされる理由は、主に次の3つです。

1. 脳の報酬系を刺激し、依存を引き起こす

砂糖を摂取すると、脳内でドーパミンが分泌され、強い快楽を感じます。これは、コカインやニコチンなどの依存性物質が作用するのと同じ仕組みです。

ある研究では、ラットに砂糖水を与えたところ、脳内の報酬系が過剰に活性化し、自発的に大量摂取するようになったことが確認されています(Avena et al., 2008)。

2. 血糖値の急上昇と急降下

砂糖を摂ると、血糖値が急上昇し、一時的にエネルギーが満ちたように感じます。しかし、その後インスリンの働きで血糖値が急降下し、倦怠感やイライラ、集中力の低下を引き起こします。これが「血糖値スパイク」と呼ばれる現象です。

3. 長期的な健康リスク

砂糖の過剰摂取は、肥満や2型糖尿病、心血管疾患のリスクを高めることが示唆されています(Malik et al., 2010)。さらに、慢性的な炎症を引き起こし、認知機能の低下にも関与している可能性があります。


砂糖の過剰摂取がもたらすリスク

1. 肥満と代謝異常

砂糖は余剰カロリーとして体内に蓄積されやすく、特に果糖(フルクトース)は肝臓で脂肪に変換されるため、非アルコール性脂肪肝の原因になります。

2. 虫歯のリスク

砂糖は口腔内の細菌のエサとなり、酸を産生して歯を溶かします。特に清涼飲料水やお菓子を頻繁に摂ると、虫歯リスクが急上昇します(Sheiham & James, 2014)。

3. メンタルヘルスへの影響

砂糖の摂取量が多いほど、うつ病や不安障害のリスクが高まる可能性があります。実際、砂糖を多く摂取する人は、抑うつ症状を抱えやすいことが示されています(Knüppel et al., 2017)。


砂糖を摂りすぎないための工夫

砂糖を完全に排除するのは難しいですが、次のような方法で健康的にコントロールできます。

1. 精製糖を減らす

白砂糖やブドウ糖果糖液糖を多く含む食品(清涼飲料水、菓子パン、スナック菓子)を控えましょう。

2. 自然の甘みを活用する

はちみつやメープルシロップ、果物の甘みを上手に取り入れると、精製糖の摂取を抑えられます。

3. 食物繊維と一緒に摂る

食物繊維が多い食品(野菜、ナッツ、全粒穀物)を一緒に摂ると、血糖値の急上昇を防げます。

4. 甘い飲み物を控える

炭酸飲料やエナジードリンク、砂糖入りコーヒーを減らし、水やお茶を選ぶと、余分な砂糖摂取を抑えられます。


まとめ

砂糖は美味しく手軽にエネルギー補給できる一方で、依存性があり、血糖値スパイクや長期的な健康リスクを伴います。そのため、「マイルドドラッグ」とも呼ばれるのです。

健康を維持するためには、精製糖を減らし、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

また、ネットショッピングをする際は、ポイント還元サービスを活用するとお得に健康食品を購入できます。例えば、ハピタスを使えば、楽天やYahoo!ショッピングでの買い物時にポイントが貯まり、現金化も可能です。ぜひ上手に活用してください!

ハピタスの登録はこちら!


いいなと思ったら応援しよう!

さつき/言語聴覚士(リハビリ)
これからも有益な情報の発信に努めてまいります。ふつつかですがよろしくお願い申し上げます!