読親はまことしやかにはこびる。1

皆さんは、他人と比べられたり、そんなこと言われてるかもわからないのに「あの人はうちの悪口ばかりを言う」といか、そういう理由で、友達を切られれたりしたことは、無いだろうか。

まあ、よくある「●●ちゃんとは遊んではいけません」というやつだ。

でも、そこまで子供の周囲を焼け野原にしなくてもいいんか無いか?と思う。子供に危険な目に遭わせないようにするための柵だろう。
でも、そこに本人たちの意思はあるのか?

現に、私は友達と呼べる友達がいない。
もともと母親が他人が嫌いで、父親の交友関係(同性含め)も、禁止させた人だ。
私の学校生活も、全て母親の理想の上に成り立っていた。
風邪で熱があっても、胃腸炎で吐きそうでも、取りあえず登校。
無遅刻無欠席が、何よりも名誉なんですって。
そして、母親からは全く他人と付き合うスキルを身に付けられていないので、学校では大体一人。
下校の時に方角が一緒の子と買えるくらい。
大して学校に行く意味見いだせない生活だった。

唯一「家を継ぐものとして、外の皆様に恥ずかしい所を見せないように生きさせなければ」という、呪いの呪文のような言葉が、このころから私の頭の中に、細かく値を張り巡らされていった気がする。