推しの言葉を理解したいので韓国語を勉強します⑭用言の連体形<動詞>/長めの雑談
K-POPアイドルの推しができたので韓国語を勉強するおたくのドキュメンタリー。前回の形容詞連体形につづき、今回は動詞の連体形をまとめます。
※当ブログは詳しい語学の解説を目的としたものではありません。筆者が韓国語を勉強していく過程の記録で、学んだことのメモや感想が中心になります。四苦八苦しながら韓国語を学んでいる同志と困難を共有する内容に出来ればいいなくらいに思っています。
使用しているテキストはこちら。
(記事内で使用している画像は筆者が独自作成したもので、テキスト記載の内容とは異なります)
前回の形容詞にはありませんでしたが、今回は未来連体形があります。現在連体形と未来連体形は、日本語では共に「〜する…」という形で違いはありませんが、韓国語の場合は区別されるのです。使う際は「(いま)〜する…」なのか「(これから)〜する…」なのか、ニュアンスを捉える必要がありますね。
動詞・存在詞 現在連体形
「〜する…」という意味になる動詞の現在連体形は、語幹に는を付けます。存在詞の現在連体形も同様です。
(例)사랑하는 팀「大好きなチーム」
動詞・存在詞 現在連体形【ㄹ語幹】
ただし、ㄹ語幹の場合はㄹを取って는を付けます。
(例)사는 거리「住んでいる街」
動詞 未来連体形
未来連体形は語幹にㄹ/을を付けます。こちらも変則活用が必要なものがあります。
(例)서을에서 만날 친구「ソウルで会う友達」
動詞 未来連体形【ㄹ語幹】
これちょっと解せないんですけど、ㄹを取ってㄹを付けます。結局語幹そのまんまやないかい。
(例)함께 만들 추억「一緒に作る思い出」
動詞 未来連体形【ㄷ語幹】
パンマル・ヘヨ体と同様、ㄷをㄹに置き換え、基本と同様に을を付けます。
(例)이야기를 들 시간「話を聞く時間」
動詞 過去連体形
動詞の過去連体形は語幹+ㄴ/은の形です。どこかで見たことがありますよね?そう、形容詞の現在連体形と同じなのです。これがややこしい!同じ形で同じ用言ですが、時制が異なるのです。見分けるには単語の意味を覚えるしかない…
(例)받은 선물「もらったプレゼント」
動詞 過去連体形【ㄹ語幹】
ㄹ語幹の活用も形容詞現在連体形同様、パッチムㄹをㄴに置き換えるだけです。
(例)번 돈「稼いだお金」
動詞 過去連体形【ㄷ語幹】
ㄷ変則用言はおなじみのㄹへ置き換え、은を付けます。
(例)걸은 길「歩いた道」
動詞 過去連体形(過去の継続的習慣)
動詞の過去連体形の中でも、今はもう行っていない過去の継続的な習慣「~していた…」は語幹+던の形で、こちらは形容詞・存在詞の過去連体形と同じですね。
過去の動作を点と捉えるのではなく、一定の長さのある線・状態のように捉えれば、これらの形が共通するのも納得がいく気がします。
(例)다니던 극장「通っていた劇場」
さて、2回にわたって用言の連体形を紹介していきましたが、形が共通する部分がありややこしいことがおわかりいただけたでしょう。そこで、直感的に覚えられるように表にまとめてみました。
似ているもの・共通するものをあえて紐づけて覚えることで、少し整理されるのではないでしょうか?
長めの雑談~ライブの動画撮影・応援ルールについて
Stray Kidsの日本ドームツアーが始まりました!私も9月の大阪公演と10月の東京公演に参加予定です。東京ドーム公演ではアップグレードシートに当選したので今からドキドキです…!
ところで、私は昔からライブ参加前はセトリ等のネタバレは一切見ず、現地で初めて全貌を知り興奮したいタイプなのですが、今回は初日にして推しのインスタ投稿により特大のネタバレを食らいました(笑)インスタ開設したばかりだもんね…たくさん投稿したいよね…
とはいえ、実はSNSでとあるライブ動画を偶然目にしてしまっていたため、推しのインスタ投稿より前にネタバレを踏んでしまっていました。おかしな話です。なぜなら、日本公演ではライブの写真・動画撮影は全面NGだからです。K- POPに限らず、日本国内で行われる多くの公演は、主催側から特別なアナウンスが無い限り基本的には撮影NGです。
私が見かけた動画のアップ主は韓国のファンで、いつも韓国や海外での公演で撮影した高画質な写真や動画をアップしているため、私も以前からフォローしているアカウントでした。いわゆる「マスター」と呼ばれる人のようです。
更にそのアカウントは、同じく日本公演では禁止されている会場付近での自作グッズの販売も行っています。現に私も、今年2月の大阪での公演の際、そのマスターアカウントの中の人と思われる人たちが会場付近で自作のスローガンを販売しているのを見かけました。しかも、禁止事項に抵触していることを自覚しているのか、公演期間中は鍵垢になっているのです。
これらは日本では立派な犯罪行為ですが、彼らは写真アップロードのほかにも様々な応援でファンやアイドルの活動に貢献していることから「マスター様」と呼ばれファンに崇拝される存在であるため、明らかな違反行為であっても注意する人が居ないのでしょう。
本国のK-POP界隈は規制が緩く、アイドルに対して好意的な行為であれば、肖像権や著作権の侵害も事務所側が黙認しているのが実情のようです。しかし世界各地で活動するグループであれば、本国で規制されていなかったとしても、日本のように活動先の法律に則ったルールが各国で設けられている場合もあるはずです。海外で犯罪行為をはたらけばその国の法律で裁かれるのと同じことで、「郷に入っては郷に従え」というものです。いくら日本のファンがルールを守っていても、本国から来たファンが日本で好き勝手なことをしたせいでスキズの日本での活動が制限されでもしたら、日本のファンとしてはたまったものじゃありません。
K-POPアイドル文化は今やひとつのジャンルとして市民権を得ていますが、こうしたルールの徹底やファンの教育についてはまだ十分な土壌ができていないように感じます。今後ますます広がり繁栄していく中で、ルールの明文化も進むことを願います。
ところで、日本でもライブの撮影が可能になることを望む方もいらっしゃるとは思いますが、私は正直そこまでではありません。コンサートや舞台といった生の現場は、普段はメディアを通してでしか見られない推しと同じ空間を共有できる貴重な機会なので、私としては、推しと過ごすその瞬間を一番大切にしたいという気持ちが強いです。データや形に残すことに気を取られて、目の前にいる生身の推しの姿を見逃してしまったらもったいないですし本末転倒です。動画の中の推しはいつでも見られますが、生の推しはその時にしか見られないのですから!
これまでに何度か別界隈の公演でスマホやカメラでの撮影に挑戦したことはありますが、生の推しを見逃したくないと思いつつも「せっかくなら動画に残したい」という気持ちもあり、目の前に推しがいるのに気もそぞろになってしまった経験があります。撮影が禁止されていれば生の推しを見ることに集中できるので、形に残せない生の推しの姿を目に焼き付け思い出として心の中にしまっておくのも悪くないと思います。
こういうスタンスなのでいつまで経っても撮影が上達しませんが、昨今はK-POPから輸入された文化やシステムが日本のエンタメにも採用されているのを感じるので、撮影可の現場も今後増えてくるかもしれませんね。その時のために、気持ちに折り合いをつけて撮影するスキルを身につけたいものです。
雑談が長くなりましたが、今回はここまで!안녕✋