恋愛の神様と、いえばー♪
ほっこりnoterはる之助です🍀🌈
。。。がさごそがさごそ。。。(何やら奥から引っ張り出している音w)
そうそう、この方この方☺️
恋愛の神様と言えば、筆頭にあがるのは、
「イワナガヒメ」
です。
古事記では「石長比売」
日本書紀では「磐長姫」
漢字からも想像できますが、
「石や岩の神様」です。
イワナガヒメは、女性として切ない扱いを受けます。
天照大御神の孫神ニニギは、美しい妹のコノハナサクヤヒメに惚れて求婚しますが、姉妹の父である山の神オオヤマツミは、ニニギに二人の姉妹を嫁がせるようにします。
しかし、容姿がブスだからという理由でイワナガヒメだけが突き返されてしまします。
その容姿は、酷いお顔だったと言われています。実際、イワナガヒメ自身でも、鏡に映る自分の顔をみて、驚き、自信をなくし、その鏡を遠くに放り投げて、山に引きこもりになってしまうくらいだったともいわれています。
そのあとコノハナサクヤヒメが探しに行ったりするのですが😅
日本の神様事情の中では、ちょいちょいこのようにえぐい人間臭さ?神臭さ?のようなことが描かれます。
ニニギはコノハナサクヤヒメと暮らし、その後出産にまつわる話はまたエグイ話がでてくるのですが、それは置いておいて。
親のオオヤマツミには考えがありました。
木の花がさくように栄える、美しいコノハナサクヤヒメと一緒に、命が岩のように永久不変となるイワナガヒメを嫁がせれば、ニニギはずっと永遠に安泰だと。
イワナガヒメは、いつでも岩のようにぶれずにどしっとしており、永遠に続く命をもっていました。
その力をニニギは手に入れるはずでしたが、自ら断ってしまったのです。
それによって、ニニギとその子孫は寿命が短くなったと言われています。
寿命のはじまり?
日本の神様の御利益は、神が挫折をしたことが御利益となっていたりします。
イワナガヒメはひどい失恋を経験したことで、「恋愛の神様」となりました💗
そして、「岩のように永遠に続く」という御利益もあります。
イワナガヒメの御利益を受ける方は、
始めたことに粘り強く取り組み、着実に実績をあげ、長続きする。のです。
ちなみに、イワナガヒメにお祈りをせっせとした有名人といえば、
平安時代の女流歌人 和泉式部がいます。
参拝先は、
京都の貴船神社・結の社(ゆいのやしろ)です。
貴船神社は、奥宮、結社、本宮があり、結社は縁結びの神様として平安時代でも有名でした。
イワナガヒメはニニギがコノハナサクヤヒメだけを娶り、自分は望まれなかったと、自分を大いに恥じて、ここにとどまって人々の良縁を授けるようにしようと鎮座したのが、貴船神社です。
和泉式部が夫の心変わりに思い悩んでいた時に、貴船神社を参拝し歌を捧げてお祈りをしたら、その願いが叶いました。それから、イワナガヒメを祀る結社は「恋の宮」と呼ばれるようになったとのことです🍀🌈🌈
貴船神社には龍神として神格を持つ、
高龗の神(たかおかみのかみ)
闇龗の神(くらおかみのかみ)
が祀られています。
合祀されているのがイワナガヒメです。
一説によりますと、
イワナガヒメの「ナガ」はインドネシア語で龍(ナーガ)を表すので、
主祭神と同じ龍神として合祀されたという話もあるようです🐉
●雲見浅間神社(くもみせんげんじんじゃ) 静岡県賀茂郡雲見
●大室山浅間神社 静岡県伊東市
●伊豆神社 岐阜市
は、イワナガヒメのみが祀られています。
●残りの全国の浅間神社
●細石神社(さざれいしじんじゃ) 福岡県糸島市
には、妹のコノハナサクヤヒメと一緒に祀られています。
恋愛成就したい❤️
何をするにも長続きしないので、長続きするようになりたい🍀
という方は、是非、イワナガヒメを祀っている神社を参拝をお勧めします🍀🌈
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