素人でもARアプリや結婚式ムービーが作れる良い時代-vforiaとiMovie-
2018年に作ったもの、クリエイティブ編のご紹介です。作るときはノリノリなんですが、いざ過去を振り返ると量も多いし、自分でもなんで作ったか分からないものがたくさんありますね。
※関連ノート
2018年に作ったもの30個まとめ:
https://note.mu/poimon/n/n71d640b87e8c
クリエイティブ系:7個
プロフェッショナル風結婚式動画
料理中の気分がTweetされる表情認識マシン
ペットボトルからレーザーが飛び出すARアプリ
シャワーから水が飛び出るARアプリ
バスルームの3D空間が飛び出すARアプリ
VR内のおしゃれリビング空間
家族の分身が踊ってみた動画
サラッと7つ全てにコメントします
昔からブログやらで色々深く説明しても、大して読まれないということを繰り返してきたので、その学びを活かしてnoteでは全部まとめてサラッと一記事で説明したいと思います。もし万が一深く聞きたいモノがありましたら、お気軽にコメントで教えてください。喜びます。追記します。
プロフェッショナル風結婚式動画
→結婚式用に作成。ロケハンとかしたので結構時間かかりました。20万円程度の費用かけても、写真数十枚のはめ込んだだけスライドショー動画しか作ってもらえなさそうだったので、自分で作りました。やっぱり動画があると雰囲気がだいぶ違って、リッチな感じになりますね。ちにみにmacに最初から入っているiMovieというソフトで全然作れます。左上のロゴも入れられます。
料理中の気分がTweetされる表情認識マシン
→主催したハッカソンに刺激を受け自分でもサクッと作ってみました。深い意味はありません。GoogleのFaceAPI、Twitter API、ラズパイを使って実装しました。キッチンに設置した小型カメラが写真を撮り、表情認識して、結果を自動でTweetしてくれるシンプルなマシンです。
ペットボトルからレーザーが飛び出すARアプリ
→vforiaというARマーカー作成ツールにハマってた時期に作りました。円筒形のトラックもできるので、ペットボトルで試してみました。プロモーションが本業なんで、例えば夏前に飲料メーカーがこういうのやったらBBQとかで少し盛り上がるキャンペーンになるかなと、飲料メーカーのモノでもないのに思いついたのでやっちゃったタイプです。
vforia: https://www.vuforia.com/
シャワーから水が飛び出るARアプリ
→これも同じくvforia時代です。平面トラッキングの練習としてシャワーヘッドから水を出したら涼しくなるかなと思って作ってみました。水の表現が無料アセット適当に使うだけだと難しいことを学びました。
バスルームの3D空間が飛び出すARアプリ
→これは実際のモノをお見せ出来ないのですが、特定のカードの上に置くと立体の空間が現れるアプリです。vforia使って仮想リカちゃんハウスも作れそうだなと思って作ってみました。
VR内のおしゃれ空間
→Unreal Engine4を最近触ってなかったのでリハビリがてら作成。テンプレ空間をちょこっと弄っただけですが、そこそこ楽しかったです。
家族で踊ってみた動画
→Structure SensorというiPadにつけるタイプの3Dスキャナを確か5万円程度で米国のB8taというセレクトショップで買ったので、とりあえず怪しまずにスキャンさせてくれる家族を3Dモデル化し、Blenderでボーンを入れて、UE4で実家のリビング作って、そこで踊らせました。Perfumeのモーションデータ入れてるので、キレは良いはずです。
vforia+Unityで素人でもARアプリが作れる
クリエイティブ系は特に新技術のキャッチアップが楽しいですね。AR系はすべてvforiaという無料ARマーカー作成サイトに出会ったことがきっかけです。作ったARマーカー(白黒の画像)をUnityというゲームエンジンで配置して、アプリ化して、スマフォに転送するだけで素人でもARアプリが作れてとても楽しかったです。このあたり参考にすると良いんじゃないですかね。
https://qiita.com/murasan/items/b31d9deb6d8b24bd9134
自腹で買うと、とても勉強する
VR系で使用したUE4というゲームエンジンと、Blenderという3Dモデルをいじるソフトはどちらも無料なんですが、Structure Sensorという3Dスキャナーだけは自腹で衝動買いしました。なので無駄にするわけにもいかず、やれ骨入れして踊らしたり、3Dスキャナーで出力したりと、意欲的に頑張ることができました。ちなみに3Dスキャン自体は無料で、アプリ内でもぐりぐり回転させて閲覧できるんですが、他ソフトで使用するために.objファイル等に出力する際には800円程度支払うことになります。惰性でおかわりするハイボール一杯分で、リアル物体を仮想空間にに召喚できるのであれば、とても安いと思います。
結婚式ムービーは自分で作るととても楽しい
結婚式はお金がかかります、これは揺ぎ無い事実です。同時に自作すると節約可能な部分も沢山あるのですが、費用圧縮効果だけでなく、楽しめるかどうかがポイントだと思います。
私は節約というよりも、気に入った動画製作サービスがパっと見なかったので自分で作りました。会場オフィシャルのはテンプレに写真をはめ込むだけなので論外、外注系の会社さんは面白いところが結構あったのですがやはり写真メインのところが多く、ピンときませんでした。動画を入れるとそれだけで他と違うものが出来ると思い、動画を沢山入れたドキュメントタッチの映像を自分で作ったのですが、夫婦そろって一緒に構成を考えたりロケハンしたりと、予想以上に楽しかったです。
もちろん、動画編集自体は時間がすっとび、殆ど黙々と一人でやる作業なんですが、自分の納得のいく順番で、言葉をしっかりと選んで、何回も変えたりも出来るので、自作おすすめです!私はオッサン声のナレーションを入れたりとちょっと凝ったんですが、こういう小ネタで本物っぽさが随分と増すのでパロディ系お考えの方はナレーションいいですよ!macお持ちの方はもともと入っているiMovieでも全然作れるので是非お試しを!
(面白かった人は是非スキ!を押してくれると喜びます、お願いします!)