50歳から始めた一眼レフ 伝えたい事 序章
カメラの歴史
カメラの進化は凄まじく、やっと50年前の子供の頃は、白黒のフィルム写真が当たり前でした。使い捨てカメラ「写ルンです」の存在自体をもう、知らない世代も多いのではないでしょうか。
(今調べたらメチャメチャ高価でびっくりした!!)
最近、昔のものを「1周回って新しい!」と感じる若者が使っているようですけど。
20代、友人との旅行もフィルムカメラでした。その場ではどんな写真が撮れているかわからない。カメラ屋さんで現像してもらってネガに起こしてもらう。そして友人が写っている写真を選んで、人数分現像してもらって、やっとで友人の手に渡る。というか、交換していましたね。
娘ができた時も、フィルムカメラ時代で祖父母に子供の写真を郵送していました。
なんともまどろっこしい。。 ほんの数十年の話。。
そのうち、デジカメが出てきて、携帯電話にカメラがつき、今はスマホで一眼レフい負けない綺麗な写真が、プロにも負けない素敵な写真が素人でも簡単に撮影ができるようになりました。
話は少し脱線しますが。。
話は飛びますが、コロナで2年前から世界が変わりましたね。コロナのせいで!なんて急に世界が激変した印象ですが、気がつけばほんの数十年であれだけあった現像するお店達もすっかりなくなっている・・ 現像を仕事にしてた方達は別の仕事をすることになったのですよね。 私たちは変化に対応をしていかなければいけない世界にいることを思い知らされます。
初一眼カメラを購入したきっかけ
娘が小学生3、4年の頃です。小学校の課外授業で郊外の遠足時、プロの専属のカメラマンがつきっきりで撮影してくれる。と言うあのシステムご存知ですか?
カメラマンが声をかけて振り向いた自然な表情を切り取った1枚の写真がとても素敵で。。背景がいい感じにぼやけてて、子供達にピントが合って光の具合がなんとも素敵! ああーーこんな写真撮りたいなーと思いました。
そしてやはり長続きせず・・
単純な私は一眼レフならこういうの撮れるって信じていました。
高価な買い物ですが、その時買える最低の金額の一眼レフを購入しました。
意気揚々と数枚撮る。 難しいことは全然わからないからとりあえず自動設定してくれるオートで。
あの、質感とカシャ!というシャッターを切る音。 それだけで一丁前な気分でいたけど、 ん?! 全然素敵じゃない。。。
そこで色々と調べては見るものの、カメラの設定が。。。レンズが。。 これはレンズを変えれば綺麗なのが撮れるのか?なになに?
・・・・・・・・( ; ; )
子育てしながら家事をしながら仕事をしながら、ゆっくり取り組む余裕もなく、結局きがつけば放置。。 とほほ。。。
カメラ再開
それから10年が経過しました。子供も独立し時間的な余裕が私にできてきたのとネットサーフィンでたまたま見つけたwebでのカメラ講座。 妹から「今はインターネットでもそれなりに勉強できるかもしれないけど、一度しっかりお金払って講座受けると違うよ。」の言葉に背中を押され、講座に申し込みました。
標準レンズ講座 まずはこれからでしょ。
だけど、同じ講座でお勉強するメンバーはもうすでに高価な一眼レフを使いこなしているかのような、すでにリタイアしてガンガン撮影されているようなおじ様が数名いらして、知らない用語が飛び交っている。 少し調べればわかる用語なのかもしれませんが、その時の私はこれは専門用語なのか?英語なのか? そこですでにおじけついた私は、質問すらできないチキンになりかわりました。
iOSが。。。開放が。。ワークバランスが。。一通り講座で教えてもらうけど、カメラの機種によって呼び方が違っていたり、そもそも設定も違う。
そもそも私はスタートラインすら立てていない状態なの?と、転んで怪我しているような気分でした。
だけど、もう私にとっては大金の講座料3万円。。 払っちゃったし、講座終了の3ヶ月後には課題提出もしなきゃだし、評価された時、最悪だと恥ずかしいし。。 頭のお喋りが止まらない。。
講義の中で、もうこれは感覚だから撮っていけば身についていく。という先生の言葉を信じて、やるしかない!とカメラと向き合う時間を作りました。
伝える事
あれから2年が経過しました。写真って楽しいな♪とのんびり取り組んでいます。まだまだわからないことだらけですが、過去の私のような”手にしたけどわからない・・と放置してしまっている”ような人はきっと必ずいる。と思います。
私は簡単にわかることでも80歳の父に説明するのってすごく大変。。全然理解してくれない。 その人の持っている背景なるものがそもそも違うから、そのレベルまで落として説明するわかってもらう技術。
これって会社でも日常でもあるある。 説明したからOKじゃ決してなくて、相手が理解して初めてOK。 だけどね、相手の頭の中は覗けないから、結局は相手がどう理解しているなんかってその本人しかわからない。
医療的なことになると、こんなの一般の人でも当たり前じゃない? と思うようなことでも、看護師ではない事務職の同僚からすると、理解不能。。らしい。
そもそも、その業界の専門用語、俗語があったり隠語があったり、その業界の思い込みで話をしている部分もある。
こんな写真を撮りたいなー と思った50代の私が少しずつ理解して来たことを、記録としてnoteに記していきたいと思います。 きっと、過去の私のような、一眼レフを手にしてみたものの、全然楽しくなーい。だって全然綺麗じゃないし平凡な写真だもん。 と思っている誰かの心に引っかかるかもしれないし、私の記録で「!」とひらめきが生まれるあなたがいてくれるかもしれない。
専門的な事は他で調べればとーっても沢山教えてくださるサイトがありますし、そこはその方達にお任せして、ここでは私なりの理解、私なりの方法、私なりの工夫視点、そしてカメラを通じて感じることができた世界を少しずつ伝えていきたいと思いますm(_ _)m
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?