2024年5月11日のオーロラをCesium上に再現してみた
前回2023年12月1日に続き2024年5月11日にも低緯度オーロラが出現したようなのでまたCesiumででっち上げてみました。今回は前回よりさらに低い緯度で観測できたようです。
データ作成
バンドの位置はNOAAの予報からProbability 0〜50%あたりを想定します。
NOAAの予報を参考にしながら、カムチャッカの中央を横切って樺太の北部あたりまでに帯を描きます。
具体的な作成手順は以前の記事もどうぞ。
検証
Cesium地球における各地の様子を見てみましょう(笑)
現時点でX(Twitter)上に報告されている最南端、兵庫県香美町からもCesium上でうっすらと見える(見えそうな)ことが確認できました!
↓ 赤色を強調してみます。見えました!
兵庫北部あたりからざっくり地平ラインを引いてみると、樺太あたりのオーロラポリゴンとの見通し関係がわかるかと思います。
関東では
多くの人が空を見上げたであろう東京では報告はありませんが緯度的には可能性はあったと思われます。大都会の宿命ですかね…
富士山からは見えたのではないでしょうか。
2024年は太陽活動の極大期にあたると言われているので、これからもこういう機会はあると思われます。インフラまわりへの影響は心配ですが、ホモサピエンスの本能的にはワクワクしてしまいます。次回を待ちましょう。