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大場ななの同時(分裂)上演、ちょっと整理
Blu-rayの販売や配信も始まり、早速、みんなが気になるあの会話を抜き出してくれた方がいました。
この動画により、ななの同時上演までの流れが分かりやすくなった気がします。
ななの同時上演とは
「皆殺しのレヴュー」でななが分裂したという、ネットで流れていた解釈で、公式かどうかは分かりません。私はアリだと考えています。
車内での会話の終わり頃、一旦華恋と共に姿を消したななは「皆殺しのレヴュー」で「舞」だけを携えて再登場し、6人を翻弄、その後列車で「輪」が到着して、本来の二刀流に戻り、真矢以外の5人の上掛けを落とします。この遅れて到着する「輪」こそがさっきまで華恋と旅をしていたななである、とする解釈です。
「舞」のななが闘っている間、「輪」のななは華恋にお説教して次の舞台へ送り出し、「舞」の元へ「帰らなきゃ」となるのです。
一連の流れ
以下に会話の抜粋とその後の流れを記載します。
【略】エルドラドや、華恋がななに貸したDVD?等についての会話
↓
なな:見るところがいっぱいで困っちゃった
華恋:あれが新国立第一歌劇団ですよ!
なな:詳しいね、華恋ちゃん
華恋:そりゃあ、私が初めてお芝居を見た劇団だもん
なな:スタァライト…
↓
(華恋のスマホにキリンのアイコン
↓
ななと華恋が退場 → 輪・舞それぞれのななが同時上演で役割分担する
↓
(幼少期のスタァライトの回想
華恋:!
なな:あの日生まれたんだね 舞台少女・愛城華恋が
【略】ななのお説教
なな:私も、帰らなきゃ
↓
なな:やっと来た(合流
根拠
車両の扉番号
この会話の途中で7A7Bと書かれた列車の扉が描かれます。数字とABの表記自体はJRの車両では普通の事です。ただし、本作品、観客に伝えたいものはかなり分かりやすい演出で攻めてきますので、これは既に他の方も指摘されているように、A組(俳優育成課・輪)のななと、B組(舞台創造課・舞)のななの存在を暗示していると考えられます。
(ところで、最近知ったのですが、この時の華恋のスマホバッテリーも77%なんですね…ひっ)
社内広告
「第27回夏の高校演劇祭 7月23日-24」
ほら、やたらに7と2を強調している気がしませんか?
ななはTV版9話で、華恋とひかりが幼少期にスタァライトで結ばれている事を知っているので、「華恋が初めてみた芝居」→「スタァライト…」→「舞台少女・愛城華恋の誕生」は自然な流れでしょう。
分裂するなんて、ななは人間ではない?、などと心配する方もいますが、そもそもこの作品自体が自由な時間軸・空間構成で作られており、それくらいは驚く事ではないのでは?と思っています。
なんなら、別々に上演した後で劇場公開用に再構成した、としても良いのではないでしょうか。「同時」という言葉にとらわれなくても良いかもしれません。
本作品は Wi(l)d-screen baroque ですから。
以上