前向きなアニメだと思ったミリアニ第二幕(ネタバレあり感想)
ミリアニ第二幕を観てきました。
密度が濃い!
各週1回の予定だったのが初週でもう2回観てます。そうしたくなるぐらい濃かった。
今回はまんま感想です。ネタバレもガンガンしていきます。
1話ごとに区切って書いていきますよ。
最後にちょろっと、気になってしまった点も書くのでネガティブに触れたくない方はそこでストップしてくださいね。
第5話
原っぱライブがスタートし、最初の曲は「We Have A Dream」。驚きました。あまりに状況ぴったりな歌で、よく引っ張ってきたなぁと。
しかもグリマスのカードという形で、ミリオンにもつながりがあったらしいですね。恐ろしい。
歌をバックに茜ちゃんの配信もスタート。マシンガントークに脱帽です。
歌詞を聞かせたいサビは歌唱シーンに戻って、2番からまた茜ちゃんに戻るのはメリハリがきいている。
ちょっと後のシーンですがおかねちゃんにはくすっときました。
5話は4話からの続きとして、それぞれができることをやる描写が多かったと思います。そのスタンスはとても好き。
この話のハイライトは、何と言っても「Thank You!」でしょう。
ただ多く語るのも野暮になりそうなので、涙がこぼれていたとだけ。
良い話だった、と思っていたところに現れる静香パパ。これは予想外でしたね。
第6話
静香パパから始まり、静香の事情の共有へ。
2話でばっさり切った面接シーンを回想に持ってくるのが良いですね。Pはちゃんと熱意を見ていたのだ。
それまでの話で翼は静香に対して怪訝そうな顔も向けていましたが、多分翼的にはここで腑に落とせたのかなと。
手を重ねたのも自然にそうしたくなったんじゃないかしら。
日が変わって迷う紬。「つむる」紬。ぐるぐるする紬。
この回の紬はとても表情豊かでした。かわいいね。
未来の「大丈夫だよ」って励ましには大きなパワーがあると思います。本人自覚はないかもですが安心感がすごい。
この話で言えば、Pが記者会見のことを自分から全員に連絡・説明していたのが印象的でした。
私はあの場面、原っぱライブを経て成長した一面だと思っています。
しずしほのシーン良かったですね。まだTHE ライバル!みたいな関係性のできてない距離感。
でもちょっとバチっとするような締め方でその片鱗はあって。
美味しゅうございました。
ジブリって感想を見て注目してたらジブリでしたね。
「Star Impression」かっこいい~~~!
第7話
特に賛否分かれる回だったと思います。個人的には楽しめました。
気になるところも多々ありましたけどね。それは後述。
最初の超風雲のタイトルコールで何かトンチキなの始まったな、と思えたのは幸運だったかもしれません。
ヒトデに引っかかる海美と環。と思ったら何か拾ってる莉緒。
この何かはすぐ出てきました。お約束と言うか何と言うか。
今回満を持して?登場したのは緑のあいつことチュパカブラ。
開演前、おすすめトレンドに出ていて登場は察してしまったんですよね。
チュパカブラで話題になるのミリオンぐらいだから。
存在感がすごかったです。
ロープが切れ莉緒がかっこいい大人だったりした中、進めなくなる5人。
力を合わせよう、という提案の後―
いわゆる「サンライズパース」で鉈を構える琴葉。
これやりたかっただけのやつだ!
私は何か見たことある、ぐらいの知識ですがそれでも面白く感じました。
ちなみにこのターザンスライダーのところ、ミリシタ環のオフショット(環が2人乗りしよー、と言うやつ)を思い出していました。
そしたら環が真っ先に飛び出してほっこりしましたね。直後に環に倣って「あーああー」する海美にも。
で、断崖絶壁(=断崖絶壁チュパカブラ)ですよ。笑いをこらえるのが大変でした。
ですがこの回、ただのトンチキではない訳で。
仲間から託された海美が一気にゴールに向けてスパートする展開はシンプルに熱いんですよね。
何だかんだ言っても、こういう熱い展開は大好きなんだなぁと。でも何でS○SUKEやってるんですか。
アイドル達が無事だったのは本当に良かったです。
第8話
話がまとまって綺麗な印象でしたね。
序盤桃子の過去作(子役探偵桃子ちゃん)に触れて伏線として、状況打破のアイディアにする。
お客さんを上手ーく巻き込んで、結果としては大成功!
堅実と言えば堅実な進め方なのかもしれません。こういう話も良いものです。
この回では亜利沙に、人を慮れる娘だなぁと思わされました。
桃子に最初に子役探偵の話を振った時、桃子が複雑な顔をしていることに気づいていて。
なのでお芝居の案を出す時に、「桃子ちゃんが嫌じゃなければ」と前置きもして。
人のことをよく見ていて観察力が高い、という認識をアニメで亜利沙に対して持てたと思います。
第8話で大事な、Pとこのみさんの話。
当初予定のステージが水浸しになって、の電話のシーンではこのみさんがPに頼れませんでした。
その時Pの表情、(このみさんはこうは言うけどこのままじゃ良くない)と考えていたように見えました。押し切られちゃったけど。
でもってPが自分からかけて、このみさんが「もう本当に平気」と言った時は大丈夫なことを確信してるっぽいんですよね。
立派なPだ…。
総じて
第二幕ではそれぞれが「今できることをやる」描写が沢山あったように思います。
また「勇気をもらった」的な言葉もちらほらあって、「勇気」も1つのテーマなのかもしれません。
前向きなアニメだ。
第三幕も楽しみです。あと、第二幕は応援上映も面白くなりそうですね!
ネガっぽい話
ここからはネガっぽい話です。気にする方はここでストップしてくださいませ。
言葉遣いにはなるべく注意を払ったつもりです。
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静香パパ。娘が心配なことも娘に愛情がない訳ではないことも想像はつきます。
でも全然伝わってないんですよね、で終わってしまうので個人的には良い評価をしにくいです。
7話。安全面はどうしても気になってしまいます。
画が綺麗なせいか、ギャグ回として意識してチューニングする必要はあって。
ゲームでこういうことやってる、はあるにせよ怪我してもおかしくないシーンを映像で見ると心配がね。出てきてしまってね。
テロップでも良いから何かしらの配慮はほしいです。
ただ本放送だと次回予告が入るので、それがクッションになってくれる期待はできます。
その意味だと先行上映とのかみ合わせが悪かった。
次回予告はトンチキ:かっこよさが4:6ぐらいになってると良いな。
8話。まとまっていて綺麗なだけにTeam5thの活躍も同様の形で見たい、という欲は出てきますね。
監督は別のところ(おそらくミリシタのANIMATION STAGE)で補完されると仰っていますが、アニメの完全な代替にはならないのが複雑。
せめてアイマスchへの公開等、人の目に触れやすい形になることを願いたいです。
とまあネガ寄りな話も書きましたが、トータルで見れば楽しく鑑賞できました。
第三幕まで見届けますよ!