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やっぱり天才!のPOG青本の無料ダウンロードサービスが凄かった

 天才!のPOG青本が、2023-2024年シーズンも「2歳馬リスト無料ダウンロードサービス」をやってくれました。
 ダウンロードしてみたら、今年もやっぱりデータの充実ぶりが凄すぎました。
 袋とじの表紙に「POGマニアが大絶賛!」とありますが、私もその一人です。

 それでは、毎年恒例の青本データの中身の紹介です。
 ◇ 全7,713頭の詳細プロフィールデータ
 ◇ 所属厩舎データ:2,704頭分中央2,542頭、地方162頭)掲載
 ◇ 馬主名データ :4,142頭分中央2,408頭、地方115頭他)掲載

 毎年強調していますが、厩舎データ・馬主データはPOG指名馬選定に極めて重要なファクターです。
 中央所属厩舎データ
は、一昨年: 2,237頭 ⇒ 昨年: 2,361頭 ⇒ 今年: 2,542頭
 中央所属馬主データ
も、一昨年: 2,127頭 ⇒ 昨年: 2,253頭 ⇒ 今年: 2,408頭
 全頭数は2年で4%しか増えていませんが、厩舎データ・馬主データとも13%も増えてます。

 その他、以下の情報が事細かく明記されています(4/13時点での情報)。
在厩/馬名//毛色/誕生日父名/母名/母出産齢母父名/兄姉1~2/兄姉1~2勝利数/生産地/生産者/セール/上場番号/購買金額(税別)/セール時計1~2/募集金額馬主名(購買者名)/輸入日/育成場/JRA登録日/厩舎/青本掲載ページ

 青本データ担当氏の、年々データを充実させていく追求姿勢、データに対するきめ細やかな気配りには、毎度頭が下がります。

 今年も、青本の2歳馬リストをコピペするだけで、スコア付き2歳馬リストができるExcelテンプレート”POGメトリクス2023-2024”を販売中です。
 ① 青本HPから2歳馬リストをダウンロード
 ② 7,713頭分リストをテンプレートに貼り付け
 ③ 自動計算されるスコア順に並び替えて、上から検討
 テンプレート + 天才!のPOG青本の2歳馬リストをうまく活用することで、リスト作成時間を大幅に短縮できます。

 以下、現3歳世代(2020年産駒)における成績を紹介します。

表1:2022-2023年シーズンの青本2歳馬リストを、POGメトリクス2022-2023に貼り付け、スコア順にソートした結果です。
(※登録状況により現在公式発表しているランキングと多少違います)
表2:日刊競馬POGの指名馬ランキング、および5月7日時点での成績です。

スコア上位100頭を表示
馬名赤字は重賞勝ち馬
本賞金黄色は5000万以上
表1,2を可視化したグラフ

 青本2歳馬リストを貼り付けた時点で、表1のようなリストができてました。NHK杯(5/7)時点で、獲得本賞金が6,000万円を越えた馬は世代全体で26頭います。内6頭がPOGメトリクスの40位内におり、賞金順位予測モデルの役割を果たせたかと自負しております。

 ベンチマークとして、毎年6月初旬に登録を締め切る日刊競馬POGの指名馬ランキングを並べました。2022年5月当時の人気順位と考えて差し支えないと思われます。指名馬ランキングを、そのまま携えてドラフト会議に臨んだプレイヤーもいたかもしれません。リバティアイランドが5位人気だったのはさすがですが、抽選負けしてたら悲惨な成績だったのではないでしょうか。

 POGメトリクスは客観的データから計算式のみでスコアを算出しています。上位には、未だに登録すらされていない馬も含まれていたことにも、ご留意下さい。
 スコア順位が本賞金順位にできるだけ近づくように、機械学習手法により最適化されています。POG予測モデルとして、オーディエンスの単なる人気投票には負けていられません。
'23/5/13追記:昨日は勇み足で、”負けていられません”と書きましたが、意気込みであって性能を保証するものではありません。実際のところ、期間内未出走馬・年明けデビュー馬も上位に含む素の状態で、指名ランキング上位馬に勝つのは至難の業です。それでも、直近2年間は勝ったとの認識ですが…)
POGメトリクスver2.0検証結果 ~2019年産駒(2021-2022年POG)~

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