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2020視聴記録とベスト映画その4/4(劇場公開&配信、満点超え!作品)
2020年、配信/劇場公開に関わらず、満点越えの作品です!いちおう5段階評価で★をつけているのですが、勢いで★10!とか★20!をつけてしまったのが以下の作品群です。自分的なOK基準や期待値をぶっちぎってきた作品たち。それではどうぞ!
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来
『羅小黒戦記』、観た!派手なプロモもスタジオのブランドもなく、ただただ作品だけの圧倒的なクオリティに打ちのめされた…!前評判のアニメーションそれ自体の素晴らしさはもとより、美術・キャラクター・ストーリーすべてのデフォルメが完璧にコントロールされた最高のクオリティ!またも満点超え! pic.twitter.com/9GwsMnebbv
— poetly (@poetly) November 8, 2020
羅小黒戦記、こういうカットからはすごさが全然伝わらないと思うんですけど、スゴイんですよ…例えて言うと、 pic.twitter.com/I6ujCV4zuR
— poetly (@poetly) November 8, 2020
ポニョのこのシーンありますね。全編通じてこのシーンの疾走感はすごく印象的だと思うんですけど「このレベルの動きの素晴らしさが全編通じて最初から最後まで何度も何度も出でくる感じ」と言ったら羅小黒戦記のスゴさが伝わるでしょうか…すげえんだよ… pic.twitter.com/LVU1ij5MIN
— poetly (@poetly) November 8, 2020
羅小黒戦記、ストーリー自体はどシンプルなんだけど、何より関係性を丁寧に丁寧に描くディティールの積み重ね、細かいギャグの多幸感で感情移入はスムーズ。アニメーションそれ自体の魅力だけでも余裕で楽しめるけど、ストーリーも心地よくノレる。 pic.twitter.com/975JuULVya
— poetly (@poetly) November 8, 2020
羅小黒戦記、物語後半のカタストロフでの「人命救助のリアリティライン」に時代的アップデート感があるのも良かった。世界観のコントロール上「細けえことはいいんだよ」という割り切りは必要だが、この世界であそこは「細けえこと」ではない、という作り手の意思表示だろう。見事である。 pic.twitter.com/jH1GQlYLfu
— poetly (@poetly) November 8, 2020
おたくな小6娘を連れていけてよかったです。むすめは何も知らない作品なので渋々ついてきましたが、終わったらすっかり魅了されて「スゲー、すごすぎる、やばいスゲー」と語彙を失っていました。よかった…
トロールズ ミュージックパワー
家族で『トロールズ ミュージックパワー』。カネのかかった「おかあさんといっしょ」かな?と思いきや狂気を感じる執拗な視覚情報のドラッグ感。クライマックスに向けての確かな盛り上がりと脚本のツイストはまさかの満点超え!笑える音楽ネタ、個性と協調への直球のメッセージ。今年ベストレベル!! pic.twitter.com/SytKZtPw1V
— poetly (@poetly) October 4, 2020
『トロールズ ミュージックパワー』、いつも言うことだけど、フィクションで気になるのは「デフォルメのコントロール」。ウエットな心情や人間関係の機敏を描くとマンガっぽくない生々しさが出ることがあるけど、脚本もキャラも世界観も完全にコントロールされてお見事だった。あの膨大な情報量で!!
— poetly (@poetly) October 4, 2020
『トロールズ ミュージックパワー』、もねウエンツばかりプロモーションされてるけど、仲里依紗(朝ドラの超多芸な喫茶店ママ、あるいはぜブラーウーマンでおなじみ)のバーブ女王が素晴らしかった。破壊的だけど孤独な女王の寂しさを緻密に正確に表現してたと思う。 pic.twitter.com/aiHEAdNDva
— poetly (@poetly) October 4, 2020
しかし『トロールズ ミュージックパワー』、オリジナルキャストが豪華すぎるので歌も含めて原語で聴きたかったね。子連れでも難しい話はないので字幕で行けたら良いかも pic.twitter.com/cVQj9LLOph
— poetly (@poetly) October 4, 2020
今の劇場のラインナップであえてトロールズを選ぶ人は少ないと思うけど、今「おかあさんといっしょ」にお世話になってるおウチは子供と行って損はないと思う。すいてるし。朝イチの回で我が家のほかにお客はひとりだけだったし。私的満点超えの名作。 pic.twitter.com/uvkpJL95Qp
— poetly (@poetly) October 4, 2020
ありきたりなよくある話…と思わせて、ガツンと2段階くらいツイストします。実は前作は未見なのですが、わずかに「?」となるシーンはあるもののおおむねオッケーでした。オリジナル音声で見直すぞ!
アルプススタンドのはしの方
映画『アルプススタンドのはしの方』感想:「矢野おおおおおおおオオオオオッッッ!!!!!」 pic.twitter.com/0iNCwCUzUg
— poetly (@poetly) August 10, 2020
『アルプススタンドのはしの方』、低予算、うまい脚本、当て書きで練られた演技と『カメラを止めるな!』を彷彿とさせるな…と思っていたら上田慎一郎監督が!! https://t.co/JuMVAD8NDU
— poetly (@poetly) August 10, 2020
元が高校演劇…で、高校演劇のオリジナルキャストで映画化、という前情報を知って観ると震えます。青春そのもの、究極のあて書き。
ワンダーウーマン1984
『ワンダーウーマン1984』観た!ダメ評も多いので覚悟して観たら
— poetly (@poetly) December 20, 2020
自分的にオッケー…どころか満点で逆にびっくりした!!!ダイアナは宇宙人でも改造人間でもない神の種族で、彼女の武器は友愛なんだよ…チートもフェイントも裏もかかず、真っ直ぐにしか進めず、だから強くて弱いんだ…!! pic.twitter.com/V6dIDZHgQo
ワンダーウーマン1984、冒頭ズバーーンとセミッシラ島の情景が広がるところから「映画だ!」と震える。フェアネスを研ぎ澄まされた競技の爽快感と美しさ、身体能力高く頑張る子供。もうそれだけで泣く。
— poetly (@poetly) December 20, 2020
1984年のかわいいディティール(クドい笑いにしないさらっと感)からの、ド派手な隠密行動。人目を避けるヒーローの静かな孤独。バーバラの寂しさと丁寧なチャーミングさ。マックスの実に真面目な狂気(なんてまともなヴィラン!)、クリパ復活もダイアナのピンチも神話の世界としてなら整合してる。
— poetly (@poetly) December 20, 2020
扱う世界の範囲も広すぎず狭すぎず、最後の広がりとのバランスもいい。ホワイトハウスのSPが銃も格闘も弱くないのも良い!チーターとのバトルはCG感バレめだが立体的で畳みかけるし、クライマックスのアレに賛否あるのはわかるが…ダイアナは友愛の女神なんだよ…!ペドロ・パスカルも一世一代の好演!
— poetly (@poetly) December 20, 2020
ワンダーウーマン1984、神の種族と(ドラえもん並みの)チートな「石」をテーマにしてる時点で、完全なおとぎ話、寓話なんだよ…そしてその寓話をあそこまでスマートに美しく、力強くまとめるって相当なことだよ…!!トラックのカーチェイスも空の演出も最高だった……2020年最高の映画納め……!!! pic.twitter.com/tURYyQfuFX
— poetly (@poetly) December 20, 2020
ハンス・ジマーとワンダーウーマン1984テーマを演奏?するガル・ガドットとパティ・ジェンキンス監督!!なんて楽しそう!そしてハンス・ジマーの「60Hz」Tシャツ何なのwwちょっと欲しいwww https://t.co/g2kM9u37Zu
— poetly (@poetly) December 19, 2020
町山さんムダ話『ワンダーウーマン1984』来た!80年代っていろいろ忘れてるし、いろんなことがわかってなかったけど、聞いてたらいろいろ当時の空気を思い出すわー。あの楽観的に欲望に忠実なところとか、冷戦の見えざる恐怖とか。ザ・デイ・アフターはテレビで見たなー https://t.co/C9F97ayZer
— poetly (@poetly) December 27, 2020
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
シアーシャ・ローナンは素晴らしいけど、レディ・バードがピンと来なかったので若草物語にもあまし期待してない。「世間の評判が良くて自分の期待が低い」のが、面白かった時にいちばん感動するので良い兆候…笑
— poetly (@poetly) June 11, 2020
好みのジャンルやパターンを超えて掛け値なしに面白い映画に出会うことは本当に幸福だけど、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』、見事な【物語】だった!!!溢れんばかりの共感のチャンネル、親密さが匂い立つスキンシップ演出、どチャーミングなキャラクター、鮮やかな転結!!! pic.twitter.com/UE6eAznJTl
— poetly (@poetly) June 28, 2020
『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』、すでに方々で言及されてるけどジョー(シアーシャ・ローナン)とローリー(ティモシー・シャラメ)の衣装がさりげなくいつのまにか交換されてるの見て… pic.twitter.com/ooeZL3sDY6
— poetly (@poetly) June 28, 2020
『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』そもそも若草物語が4姉妹の誰かしらに共感できる構造になってて、そして演じる俳優が本当に魅力的で、私はピューに注目してて大満足なんだけど全員本当に上手くて、もちろんシャラメはイケシャラダメシャラチョビシャラ、あらゆるシャラメ満載で pic.twitter.com/FlMQZ43Ay2
— poetly (@poetly) June 28, 2020
若草物語、物語に関する予備知識はほぼゼロだったし『レディ・バード』もノれなかったけど、魅力的なキャストを取っ掛かりに4姉妹の共感構造(もちろんそれ以外のキャストもすみずみまで素晴らしい!)と、興味がなくても引き込まれる仕掛けが満載なの本当に上手い。そしてラストの多幸感とカタルシス
— poetly (@poetly) June 28, 2020
キャラクター派かストーリー派か、といえばストーリー派の自分だけど、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』、はちゃめちゃにビビッドなキャラクターたちが繊細な機微と圧倒的なうねりの鮮やかな物語を紡ぐ、という最強のコンボだった…物語のための物語…参りました… https://t.co/7nNbOkiaqx
— poetly (@poetly) June 28, 2020
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
実は2週間前に『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』見てたんですが最高でした…。5点満点で10点、誰にでもお勧めできる、ここ半年でパラサイトに次ぐ名作。アクション映画としてキッチリ面白いし直球ズバーンのメッセージも爽快。殺陣に新味があるしルックも可愛い。予備知識なしでOK! pic.twitter.com/y5MgoE0Ftp
— poetly (@poetly) April 5, 2020
年齢も人種もバラバラなバーズ・オブ・プレイのチーム。ナイト・オン・ザ・プラネット等に出ていたロージー・ペレス(1番左)はたぶん50代半ば。劇中でも年齢をイジられるエピソードがある。もちろんキッチリ落とし前はつける! pic.twitter.com/Bv642YpjJo
— poetly (@poetly) April 5, 2020
みんな大好きハントレス役のメアリー・エリザベス・ウィンスレット、何とタランティーノの『デス・プルーフ』の黄色いチアリーダー!!! pic.twitter.com/mE3S0ZZ5oh
— poetly (@poetly) April 5, 2020
ロージー・ペレスといえば90年代初め、『忘れられない人』『ハード・プレイ』『あなたに降る夢』『フィアレス』…最初に映画漬けだった頃の作品群に欠かせないスターだったんだよ… pic.twitter.com/AusVQI4vGs
— poetly (@poetly) April 5, 2020
あまりにエンパワメントなテーマなので娘に見せても良いかな?と考えたんですが、PG12でユアン・マクレガーのクッソ野郎ぶりがヤバいシーンがいくつかあるので(顔をアレするシーンとテーブルの上でアレするシーン)無理だな〜と思ったし、親が見せるとかじゃなくて自分で出会って選ぶべき映画だなと… pic.twitter.com/1VCGejUkHJ
— poetly (@poetly) April 5, 2020
パラノーマン ブライス・ホローの謎
『ミッシング・リンク』が残念すぎて未見だった『パラノーマン ブライス・ホローの謎』を観たのだがドチャクソに良かった…良いとは聞いてはいたが何これ最高…ミッシング・リンクは「人間ができる芝居を人形でする意味が?」と思ったが、人間の芝居をあのチャーミングな世界で表現することの多幸感! pic.twitter.com/AdhI9J4Kl9
— poetly (@poetly) November 16, 2020
『パラノーマン』、キャラクター造形が最高すぎてずっと見てられる…この生き生きとしたデフォルメのセンス…!! pic.twitter.com/Uq7lBvZSOP
— poetly (@poetly) November 16, 2020
『パラノーマン』、クルマとかセットも最高なんじゃ…なにこのチャーミングさ…!! pic.twitter.com/EuTMuzTXaE
— poetly (@poetly) November 16, 2020
んが!『パラノーマン』の素晴らしさはビジュアルだけにあらず、物語が本当に本当に素晴らしい…!!人の心の闇、人の心の光、物語の力…デフォルメのコントロールがどうのとか、しゃらくせえいつもの感想をぶっ飛ばすレベルの高さ…人生ベスト映画の殿堂入り…!!! pic.twitter.com/pCZuKqBHO9
— poetly (@poetly) November 16, 2020
←同一人物→ #パラノーマン #ジョジョラビット pic.twitter.com/qGobbQCCmy
— poetly (@poetly) November 16, 2020
『ミッシング・リンク』が全然ピンと来なくて、未見だったパラノーマン見てみたんですが最高でした…意固地になって人を傷つけて、そのことで自分自身も傷ついてきた人に贈ります。
ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
やっべえ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』最高!!クッソ下ネタ満開のロマンティック・コメディ!!シャーリーズ・セロン最強にして最高の機微を見せる上手さ!!プロデューサーも務めて肝が座ってるもの程がある!!こんな泣き笑い、したことないわ!最高!!! https://t.co/LoHLcYWDyC
— poetly (@poetly) June 15, 2020
『ロング・ショット』、最高すぎてダサさの象徴として出てくるセス・ローゲンのウインドブレーカー、そっくりの持ってる!!ダサウインドブレーカーそっくりの持ってることすら自慢したくなる最高さ!!! https://t.co/5gp4l2pNcP pic.twitter.com/B85zaxEvrc
— poetly (@poetly) June 15, 2020
『ロング・ショット』、クッソひどい下ネタのおかげで、逆に気恥ずかしく照れ臭くならないのが絶妙なバランス。すぐオエッてなったり見てらんなくなったりしがちだけど、カラッと笑える。クッソ下品だけどすごい練られてると思う。鮮やかな芸風。
— poetly (@poetly) June 15, 2020
『ロング・ショット』、セロン姉御のキャリアを考えれば考えるほど、ここにきてプロデューサーも務めつつこのロマコメ、というチョイスにジーンとくる。何かの作品で少しでもセロン姉御に引っかかってたら見て損はねえ。今年五本、いや三本の指に入るぜ!
— poetly (@poetly) June 15, 2020
最低で最高だった『ロング・ショット』、特殊メイクっぽいセクハラじじい誰やねん…シーモア・カッセルかよ(故人)…と思ってたら、特殊メイクのアンディ・サーキスだったのでエンドロールで爆笑した pic.twitter.com/oh4mDx8D53
— poetly (@poetly) June 16, 2020
ロング・ショットというのは到底無理なこと、入るはずもない遠いショット、というような意味合いらしいですが、かなり遠くまで飛ぶ、という意味も兼ねてると思います……
パラサイト 半地下の家族
パラサイト見たいがメンタルが弱ってるので迷う。万引き家族も迷ったしダメージでかかったが、観終わって満足したし後悔はなかった。パラサイトもきっとそうだと思うが。
— poetly (@poetly) January 15, 2020
がんばって『パラサイト』観に行った!!覚悟して怯えて下唇を噛みながらガクブルで観てたけど、ラスト思ったより希望の光を残す映画だった…!!「観て後悔しない名作であろう予想」はそのとおりだった。ちょっと『ショーシャンクの空に』思い出したくらい(言いすぎ) pic.twitter.com/P5usNTIX2g
— poetly (@poetly) January 26, 2020
『パラサイト』、映画表現として「ちょっとなぁ」が全く無い、まれに見る100点満点の映画だった。10年とは言わないが5年に一本の名作だし、年に一本しか映画館に行かない人に「今年の一本」として自信を持ってオススメできる(それなりにバイオレンス残酷描写があるのを納得済みであれば)。お見事。 pic.twitter.com/xiHeqcRq4B
— poetly (@poetly) January 26, 2020
パラサイト、全部良すぎて何がいいとかどこがいいとか言えない。全部良いから。 pic.twitter.com/X70ZwNMNha
— poetly (@poetly) January 26, 2020
全ての映画は映画館で見た方が良いに決まってる。が、それでも諸事情で劇場に行けない人はいる。自分も何本も諦めてきた。でも「家のテレビでもスマホで見ても十分に面白さが伝わる映画」というものはある。パラサイトはまさにそれ。だからいま劇場行けない人も、配信を待ってゆっくり楽しんでほしい https://t.co/MJRC736FkM
— poetly (@poetly) February 12, 2020
1917とパラサイト。両方見てから改めて思うけど、この2本がアカデミー作品賞候補のトップツーで予想を2分してたとか信じられないな…1917はすごいけど映画表現としてむちゃくちゃに偏っていてパラサイトは完璧なバランスを見せていたし、そもそも面白さが段違いなので比較にならないと思うんだ… pic.twitter.com/P6TlkWBskj
— poetly (@poetly) February 19, 2020
コロナ渦の状況って、『パラサイト』の雨だよな… pic.twitter.com/r87GM4PrL6
— poetly (@poetly) May 4, 2020
『パラサイト』はな…怖い。悲しい。気持ち悪い。つらい。嫌な気持ちになる。少し笑える。でもな…そういう、見る前に躊躇する感情の揺さぶりを全部吹き飛ばすような、見事な切れ味の映像と物語の映画体験なんじゃ。エンタメ好きなら見て損はないんじゃ… https://t.co/F4O2f8TLH9
— poetly (@poetly) June 1, 2020
洪水というのは実はすごくお金がかかるし、特撮映画ではないですが多くの特殊効果が使われているそうです。お金持ちの超絶おしゃれな豪邸は、カメラのフレームにビシッと入るプロポーションで作られたセットだとか。
37セカンズ
Netflixで『37セカンズ』見始めたけど、
— poetly (@poetly) May 28, 2020
『37セカンズ』、万引き家族とはまた違うけど、描かれなかった社会の影を照らし、見事な演技アンサンブルの満足度を得るという意味ではよく似てる。 pic.twitter.com/FNa8VELfDU
— poetly (@poetly) May 30, 2020
『37セカンズ』、これはベルリンかな…キャストがハレの場でキラキラしてるの見るだけで泣ける。よかったねぇ… pic.twitter.com/WWLMId7F6m
— poetly (@poetly) May 30, 2020
『37セカンズ』、この4人ですよ……抑えていた心のタガが外れる感じがあるのさ…… pic.twitter.com/Yp0rZ3Y2iL
— poetly (@poetly) May 30, 2020
『37セカンズ』、一瞬だけど、このシーンの救いな……パパパっとしたリズムでさ……これほんとスパークするシーンだよ…… pic.twitter.com/Rc5GEOnQwi
— poetly (@poetly) May 30, 2020
『37セカンズ』、宇多丸師匠の映画評は聞いてたんですが、もっかい聞きます。よい補助線… https://t.co/oiymou76ST
— poetly (@poetly) May 30, 2020
『37セカンズ』宇多丸評を聞き直しましたがちょっと待て!!!NHK放送の75分バージョンは「こっちの人」のバックストーリーが厚めだと?!?!?!?!待て!!!!!そっち!!!!!そっちを見せろくださいお願いしますうううう pic.twitter.com/gULKI4EzzA
— poetly (@poetly) May 30, 2020
『37セカンズ』、過剰に過保護な母親の仕事が人形職人?なのも象徴的だし、主人公・貴田ユマがいつも車椅子の後ろに下げてるリュックがアネロというところもグッとくる。みんなと同じ、普通でかわいいアネロ pic.twitter.com/LII99COixP
— poetly (@poetly) May 30, 2020
みんな大好き99.9再放送を家族で見てるが、仮面ライダーアマゾンズの加藤貴子と37セカンズの渡辺真紀子が出てて俺得である pic.twitter.com/bVoc7Sfejg
— poetly (@poetly) May 31, 2020
厳しい現実を描く前半から、後半はおとぎ話のように世界が開けてゆきます。描かれてこなかった生々しい生きざまと、美しい寓話のような物語。
そして2020年、頭一つ抜けたNo1映画は…
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
待ってたぜ『ブック・スマート』…来たな配信に…!!! pic.twitter.com/bGVYNWs3l2
— poetly (@poetly) November 21, 2020
「ブック・スマート』予想の400倍良かった!!!ちくしょう劇場行きそびれた俺のばか!!!オリヴィア・ワイルド監督の鋭さ!!!時代感!!!多幸感!!!アラニス・モリセットで爆笑からの号泣!!!関係性!!!パンダ!!人生ベストファッキン殿堂入り!!!!!(〜〜〜変な踊り〜〜〜) https://t.co/KlMRclOLid
— poetly (@poetly) November 23, 2020
『ブック・スマート』な、スクールカーストの…と言いそうになるけど違うんだ、スクールカーストは「無い」んだよ、そこはもう「アップデート」された世界なんだ…というフレッシュさな……35歳(推定当時)のオリヴィア・ワイルド監督がここまで今の若者の感覚をビビッドに捉える鋭さよ…敵わねえ……
— poetly (@poetly) November 23, 2020
『ブック・スマート』オリヴィア・ワイルド監督、俳優として『リチャード・ジュエル』でステレオタイプなひどい役を演じてたけど、こんなにもアップデートされたキレッキレの感覚なのにジジイ監督のコテコテにおミソなキャラクターを付けられて、内心どうだったのか考えると背筋が凍るわ… pic.twitter.com/5uOvIEemnx
— poetly (@poetly) November 23, 2020
『ブック・スマート』主演のふたりと監督のいい顔を見てくれ… pic.twitter.com/DcHTNUDDMG
— poetly (@poetly) November 23, 2020
この白いカバーオール、後半衣装として使ってなかった?後ろ前にしてww pic.twitter.com/lSWxJXNotq
— poetly (@poetly) November 23, 2020
白いカバーオール #ブックスマート pic.twitter.com/zyT1Vh55Iy
— poetly (@poetly) November 25, 2020
『ブックスマート』、ビーニー・フェルドスタインの顔の仕上がり具合がさいこうだった…(レディ・バードにも出てましたね…) pic.twitter.com/ScFfNJDEgl
— poetly (@poetly) November 23, 2020
スクールカーストじゃないんです。そんな表面的なもので人を嗤ったり差別したりする価値観を超えた、新世代の世界の物語。涙とも嗚咽ともつかない声が何度も出ました。でも下ネタはベッタベタです。パンダのぬいぐるみをはたき落とすところは腹筋崩壊しましたね。
というわけで、順位なんてあってないようなものですが、満足度の満点ラインを超えて、なお心震わせる強さのある作品たちでした。いやー今年も面白かった。来年もよろしくお願いします!