舞浜シエンタ。
先日の連休、レンタカーで借りたのがトヨタ・シエンタ。いま日本でかなり売れてる車種なので、是非テストしたい…という気持ちだったのだが、何も考えずに乗って、さーっと返してから何の印象も残らなかったので唖然とした。多少、車体が長いとか操作系が軽すぎるとかナビがヘボいとかはあったものの、ほぼ空気だった。トヨタの5ナンバーミニバンとして、ある意味期待通り。
しかし。2列目シートに奥さんとお友達、3列目シートにウチの子とお友達の子供を乗せて、ワイワイしながら行き先が東京ディズニーランド…という状況が、思いのほか多幸感に溢れまくっていて、ちょっと震えた。じーんときた。やばい。これ現実なのか。自分の人生にこんな瞬間が訪れようとは。
毎週じゃなくても、たまにでもこんな風に使えるのなら、3列シートのミニバンもいいもんだな…だからみんな買うのか…そうか…!!!
3列シートのミニバンなんて、クルマ好きからしたら何かの終わり、何かの墓場のように言われてきたけど、そんなことであんなに売れるわけないよね。幸せの象徴だわ。
そんなことも気付かなかったというか、実感として受け入れてこなかった自分はずっとお子ちゃまだったし、そこで素直に幸福感を感じることでようやく大人になった感があった。
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