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HEY!MIYAZAKI!〜ひなたフェス2024〜

9月も下旬に入ってすっかり秋らしく、なりませんね(だらだら書いてたら急に涼しくなりました。むしろ寒いです。日本の気候は難しいです)。ひなたフェスから早二週間(だらだら書いてたら三週間になりました)、インターネットに転がるあれこれを読みながらあの2日間を思い返して二度と味わえない体験を噛み締めています。そんな中で、「あの稀有な経験を自分の言葉で残しておきたい」と思い始めました。よろしければお付き合いください。


はじめに

すでに多くの記事に書かれている通り、日向坂と宮崎のつながりは改名の頃まで遡ります。ひなたサンマリンスタジアムでのライブ、いつか本当に叶えてほしいなと思いながら日々を過ごしていました。そして5回目のひな誕祭での発表。悲願であると同時に、宮崎でライブをやることの難しさを素人なりにも理解していたからこそこの大英断には本当に震えました。
推しは卒業を発表していて宮崎に行かないことがわかっている。この機会にオタク活動を縮小しようとも思っている。普通なら迷うところですが、宮崎を決めた日向坂からここで距離を置くなんてありえませんでした。帰りの東海道線の中でホテルと飛行機を予約。一生オタクです。前の席で「宮崎って福岡行くようなもんでしょ?」って言ってたカップルも行ったのでしょうか。

ひなたフェス対策本部

ひなたフェス開催決定からほどなくしてひなたフェス対策本部が立ち上がり、来場者の不安を解消するべくたくさんの情報を出してくれました。この対策本部は“来てほしい“を前面に出すことなく、行くことを決めている人が宮崎を快適に楽しめるように、行きたいけど決めきれていない人の不安を少しでも解消して後押しをするようにたくさんの情報を発信してくれました。アクセス問題、ホテル問題、暑さ対策などひとつひとつに向き合い、応えてくれた対策本部には頭が上がりません。ひなたフェスが成功に終われたのは間違いなく対策本部のおかげです。ボーナス弾んであげてください。いくらかもちます。

ひなた!サンマリン!!ポカ!!!大根!!!!

関係各所の協力

宮崎空港に着くとあちらこちらにひなたフェスの文字。街に出るとたくさんのフラッグ。会場に向かう大通りの中央分離帯にもフラッグ。会場に入ればたくさんのブース。これほどまで歓迎されたのは初めてでした。街をあげてひなたフェスをやっているこの感じ、近しいものをあげるとしたら国体でしょうか。とにかくそれくらい盛大なイベントだったのです。

臨時休業の文字に心が躍るのもこの日くらいでしょう

過去に日南線増発の余地についてnoteを書いているのでここでもJR九州の対応についてクローズアップしたいと思います。今回、ひなたサンマリンスタジアムの収容人数は約2万5千人。これに対して宮崎市内のホテルのキャパは約1万2千人だだとか。そのため都城、延岡、県境を越えて鹿児島まで広げてホテルを探すことになりました。これに対してJR九州は鹿児島中央行き臨時特急“おひさま“を2本仕立てて対応。現地で話した人の中にもこの特急を使って鹿児島に泊まるという人がいましたし、当日見かけた特急おひさまはなかなかの乗車率した。
そして何より会場アクセスに直結する日南線。以前noteにも書きましたが、終演後の日南線は8本程度が限界と予想していました。しかし、実際にJR九州が用意したのは1.5倍の12本。しかも臨時列車は基本3両編成。これは電化区間(南宮崎〜宮崎)の電車継走、観光列車用の海幸山幸投入、定期列車の時刻変更など細かい調整のたまものです。狭い駅での混乱をなくすため、周辺の道路を閉鎖して整列に使ったとも聞いています。待ち時間が長くなるのは仕方ないとして、初めての運用で大きなトラブルも積み残しもなく運び切ったことは間違いなく大成功です。東京の10両編成が5分おきにくる鉄道に慣れている人には伝わりにくいかもしれませんが、あの設備でこの増発は本当に本当にすごいことなんですよ。

常識では考えられない3両編成
見たことない乗車位置目標

僕は2日目の往路で日南線を利用しました。専用の方向幕に行先表示、たくさんの案内係に臨時のきっぷ売り場、事前にひなたフェス応援きっぷを購入している人を係員通路から通す。需要があればそれに応える。鉄道の使命をまっとうすることでひなたフェスを支えるJR九州の姿がありました。
このほかにも四期生のティザーなどで縁の深い日向市での日向坂46駅や、ひゅうが16号を日向坂46号の名前(列車番号も8046Mになってましたね)で走らせるなどたくさんの協力で盛り上がりに一役買ってましたね。

ありがとうございました


ここからは日記のように宮崎で過ごした2泊3日を振り返っていきます。

宮崎到着

空港に降りた瞬間から感じる“ひなたフェス“。オタクn年やってるけどこんなに歓迎されたのは初めてでした(疎まれることの方が多いですからね。かなしいですね)。日本のひなただけあって宮崎はあたたかいところです。

SNSでよく見たやつ
空港を出てもまだ歓迎してくれる

宮崎駅の駅員が書いたと思われるホワイトボード。みんな写真撮ってたのでICで行った人はいないはず。知らないけど。

絵が上手な人を各駅に配置する決まりでもあるんですか?

街を歩いててもあちらこちらにフラッグ、フラッグ、フラッグ。自治体の本気を感じました。やりすぎじゃない?大丈夫?

発注間違えたんかってくらいバカでか

会場

宮崎駅からシャトルバスで約20分。街道ではフラッグが歓迎してくれました。ホンマにアイドルのイベント?国家行事とかじゃないの?

🏝️🏝️南国🏝️🏝️
バス停まで手がこんでる

バスの乗降場からメインエリアまで両サイドにフラッグが掲げられて歩いてる時間も退屈しませんでした。でもこのへんから薄々感じてきます。なんかめっちゃ広くね…?

会場に着いたらとりあえず一周して全体像を把握したいですよね。ってことで歩き始めましたが1/3も見ないうちに諦めました。ここで確信に変わります。めっちゃ広い、やばい。
コラボメニューは長蛇の列、そういうところにこだわらないタイプなのが幸い。ほどほどのところに並んで色々食べました。高千穂梅園のお兄さんたちが元気いっぱいで面白かったので塩おにぎりを買いました。美味しかったです。その他だとおひさまアイスコーヒーと日向市のへべすジンジャーをリピートし続けました。暑い、冷たい、美味しい、暑い、冷たい、美味しいの繰り返しでした。

キッチンカー全然見れなかったな
これはみくにちゃんが書いたポップ。つまり食べるしかない

目玉のひとつであるパレードは何も調べず日陰で待っていたら往復来てくれるうえに人も少ない大当たりな場所でした。日頃の行いでしょう。2日目も同じくらいの時間に行ったら大混雑になってました。かなしい。こっち来ないで(涙
仕方ないので移動をして後方でWE Rフラッグを振っていました。全然無反応だったんですけどメンバーってWE Rフラッグ知らなかったりしますか?それよりなんでひなたフェスフラッグ出してくれなかったんですか???
横で宮崎市、都城市、日向市の人たちがのぼりを持ってきて楽しそうに振ってたのでニコニコしながら見てました。特に日向市は「みーぱんだよみーぱん!」って盛り上がっていてひょっとこの力を感じました。宮崎学園吹奏楽部の演奏も良かったですね。あれがあってこそのパレードでした。

優勝パレード
パレードを見るオタクのイメージ図
オレたちの大根(レプリカ)
宮崎のガンダーラことひなた武道館

ライブ

細かくは書きませんが表題曲多めのひなたフェスらしいセットリスト。大正解です。日向坂は初めてらしい地元のお客さんも結構入ってたみたいです。お祭りコーナーも宮崎と作るフェスらしくて良かったですね。特に海を渡る祭礼。いつか現地で見てみたいと思いました。それとオープニングの浴衣に名前入りのうちわを挿してるのが良かったですよね。そのままアクキーにしてください。なにとぞ!なにとぞ!
ところで愛のひきこもりはいつまでひきこもってるんですか…?

光る大根

ここで築いた縁は今回限りにしてはいけないものだと思います。そして、また宮崎でライブをやる時はもっとたくさんの人たちと一緒に見れたらいいな。

おわり

楽しい2日間も終わり東京に帰る日。定番は日向市だったのでしょうが、1月に行ったばっかりなのと人が多そうなので未踏の日南方面へ。レンタカーを借りたついでにアノ場所へ足を伸ばしました。

みくにちゃん、志布志市志布志町志布志の志布志市役所だよ


この1年で九州全県訪れる結果になりました。今年出かけすぎかもしれませんがまだ予定が入っています。口座の残高は見ないふり〜。

さっきモアイ像の写真使っちゃったな
みくにちゃん、鵜戸神宮だよ

宮崎市内ではあまり感じませんでしたが、鵜戸神宮の周辺では通行止めがあったり境内には地震のあとも残っていたりしました。地震、台風、竜巻と続いた中で安全に開催できるように準備していただいたことに改めて感謝します。

ふるさと納税を活用した台風10号災害への寄付も受け付けてるみたいなので興味がおありでしたら覗いてみてください。


宿泊は大淀川を綺麗に見下ろせる宮崎観光ホテルでした。駅からは離れてますが温泉付きで1月に泊まって気に入ったので即決でした。みなさんも宮崎に行く時はぜひ。

みくにちゃん大淀川だよ


東京に帰ってきたら乃木オタの友人たちから「宮崎は本当に楽しそうだった」と言われました。行ってない人、ましてや他グループのファンから見ても宮崎組の楽しそうな様子が伝わってる。これって凄いことですよね。
楽しそうなところには人が集まるものです。こういうことが増えて、グループに興味をもって足を運んでくれるきっかけになればいいなと思います。