週刊ぽえ報
鳥取に行くと言うと「砂丘?」と聞かれます。これは仕方ないありませんね。でも鳥取市には行きません。今回の目的は大山。当初は初夏に行くつもりで航空券予約サイトと睨めっこしていましたがいろいろあって断念。11月に入ると雪の心配も出てくるため今年は無理かと諦めかけていましたが、ANAのセールが舞い込みこのタイミングで滑りこみ決行。
山に登る時に気になるのは天気ですよね。米子空港着発の2泊3日なので中日に登って最終日は週刊ひら報スポットを巡りながらのんびりが理想です。しかし、残念なことに1週間前の天気予報では3日とも雨でした。ギリギリまで天気予報を睨みつけていたところ最終日なら晴れる可能性も少しありそうな感じに。
と言うことで出発前の最終行程案はこちら
【初日】
1650 米子空港着
松江泊
【中日】
島根(松江・出雲・石見)/境港
皆生温泉泊
【最終日】
大山登山/みるくの里
2020 米子空港発
無事に定時退勤し、空港へ向かいながらもう一度天気予報を確認しました。中日「曇/晴」、最終日「雨→曇」。こうなるともうなんでやねんしか言えません「なんでやねん」。明日起きてから天気予報みて決めるしかなくなりました。こういう時に同行者の意見を聞かなくていいのは一人旅の利点です。
とりあえず宍道湖の北側をドライブしながら松江への宿へ。夕飯はカツライス発祥の地と聞いたレストラン西洋軒です。思っていた以上に大人な雰囲気の洋食屋で、カツライスだけ食べて帰る一人客は他にいませんでした。遠方から来てるんです許してください…。
翌朝も天気予報は変わっておらず、米子方面の空も気持ち明るい気がしたので車を走らせて大山へ。途中ワークマンに寄ってズボンを買いました。動きやすい服が朝の早い時間から手に入るワークマンはありがたい存在ですよね。みなさんは家を出る前に荷物をチェックしましょうね。
夏山登山道の駐車場に車を停めて外に出るとシトシト。それでも登山道に入っていく人は多かったです。僕はしばらく様子を見てこの日の登山を断念、最後に天気予報を開いたら最終日が「曇→晴」に変わってる。もう一度言っておきます「なんでやねん」。
気を取り直してまず行ったのが大山まきばみるくの里。ひらほちゃんのアレコレで何度か登場してるとこです。鳥取出身の後輩2人に聞いたら2人とも名前を出してきたので間違いないですね。日向坂ちゃんねるで陽世ちゃんとひらほちゃんも行ってるのでみなさんも行きますよね?
この時点で当初の旅程はもう役に立たず、石見に行く時間もなくなったので神在月の出雲大社へ。旧暦とか新暦よく分からないことは言わないでください。聞こえない聞こえない。出雲は7年ぶり?前回に続いて今回も一人です。縁結びの神さまよろしく頼みますよ。次にくる時までにはね。
かつての本殿は48mもあったという話がありますが見てみたかったですね。
週刊ひら報でもお馴染み「堀川遊覧船」に乗ろうと松江へ行くも大雨に見舞われ敗退、蕎麦工房ふなつで出雲そばを食べて境港へ。鳥取と島根で反復横跳びをしてる気分です。
境港駅周辺には妖怪たちがうじゃうじゃ。水木しげるロードにも妖怪がうじゃうじゃ。人間より妖怪の方が多そうです。古くは海運で栄えた街だそうですが、現在は水木しげる一強のように見えます。妖怪をだしに金儲けをする人間、どっちが妖か…
閉館時間までゆっくり水木しげる記念館を楽しみ、お土産に日向坂ちゃんねるにも登場した妖怪饅頭を買おうと思ったらすでに閉まってました。他のお店もほとんどが店じまい。お土産を買い損ねました。これも妖怪のせいですか?
夜になると対岸に迫る島根半島がいっそう不気味に思える境港。店がやってないので暗くなる前に帰ってしまう人も多いと思いますが、実際に自分の身体で味わってほしいものがあります。
最終日の朝、今日こそはという思いで車を走らせ大山を目指します。駐車場で空気と天気予報を確認したところなんとか耐えそう。オンラインで登山届を出して登り始めます。伯耆大山は往復6時間程度、日帰り可能で初心者向けの山として紹介されてます。実際に登ってみた感想ですが、「言いたいことはわかります」。自分が登った時は往復で約4時間でしたし、迷うような場所もほとんどない一本道。とりつきやすい山なのは間違いありません。しかし、急登が続く上にほぼ階段の大山はかなりキツかった。よくある登山のキツさとは別物です。
9合目くらいからは木道に変わります。ここまで来ると斜度は緩やかに、視界は開けて気持ちよく歩けます。もともと雨予報だっただけあって雲に包まれる時間も多かったですが、鳥取県西部を象徴する弓ヶ浜半島がくっきり見えたあの景色は登ってきたからこそです。
下山後は時間があったので密かに狙っていた三朝温泉へ。この時間から向かうところじゃなかった気もしますが温泉は最高。高濃度のラドン含有量を誇る世界屈指の放射能泉というだけあって肌触りから違います。それが理由かはわかりません。確実に言えるのはこれまで浸かってきた温泉の中でも1、2位を争うくらい好きな温泉だったということです。ここを目当てにわざわざ行く価値があると思います。行きたい人がいたら誘ってくださいついて行きます。
これまたひらほちゃんの何かで登場したことのある回転寿司、すし弁慶で早めの夕飯を食べて山陰とはお別れです。16時ごろの訪問でしたが店内はなかなかの混雑でした。観光客らしい有名店も好きですが地元民に愛されるローカル回転寿司もいいですよね。
そういえば週刊ひら報スポットあんまりまわれなかったな。
実際の行程
【初日】
1650 米子空港着
松江泊
【中日】
大山(駐車場)/まきばみるくの里
出雲大社/境港
皆生温泉泊
【最終日】
大山
三朝温泉
すし弁慶
2020 米子空港発
写真ゾーン
次に来るのはひら砲らじおの公開イベントの時か隠岐に行く時か