僕は生まれてきたくなかった
高校時代に、生まれてきたくなかったと、先生に言ったら、
ワシの子供だったら殴っとるぞ。と言われた。
あの時は僕は強くなかったんだろうね。
暗い顔して大学に来ていた私に、教授は言った。
「生きてみい!」
私は、一生懸命生きた。
神よ。私は、あれから、強くなって人生を肯定できるようになりました。
これまでの人生が頭の中を交錯した。
十字架のイニシエーションと復活のイニシエーションの人生を生きた。
青年イエスと青年ゴータマの人生を共に生きた。
社会性の超越というイエスの十字架と、人間性の超越というゴータマの啓示を順に生きた。
愛による人生の肯定 意志による人生の肯定
この二つを成し遂げた。
次は、死が知りたい。
みんな楽になりたいよね。
君たちはまだ生きたことなんてない。
君たちの死にたいは、かつての私と同じ、弱さだ。
人生の炎をくぐった者が言う、「死」とは違う。
偶然に、耐えきれない苦の果てに、死の法悦を発見してしまった。
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