文章パズル vol.31~40
※7/17 vol.40を追加しました。
Twitterで「文章パズル」というものを行っておりまして。
かつては『マジカル頭脳パワー』に代表されるような、いわゆる脳トレ系のクイズ番組で出題されていた、ふたつのシチュエーションで意味の異なる言葉が発せられるんですが、ひらがなにすると同じになる、という、あれです。
・・全然わかりませんね(笑)
例題を出しましょう。
【設定①】
受験勉強に頑張る娘に、お母さんが声をかけた。
「遅くまで頑張ってるわね。なんか、あったかい飲み物でも飲む?」
「ありがとう。じゃあ、○○○、○○○○」
「わかった」
【設定②】
ふたりの女子が、ファミレスでダベっている。
「でさー。・・ん? どうしたの? 急にセーター脱いで」
「えー? だって、○○、○○○○○」
「え? そう? 私はむしろ寒いくらいだけど・・」
上記の○の中には、ひらがなにするとまったく同じになる、ある文章が入る。それを当ててね、というクイズ。
ちなみにこの問題の正解は、
「ここあつくって」(①「ココア、作って」、②「ここ、暑くって」)
になります。
ルールは正直、これだけ(笑)
あと一応重大な決めごとを説明しておきますと、小さい「っ」「ゅ」なども一文字とカウントします。伸ばし棒「ー」も一文字。
「ここではきものを」のように、「ここで履き物を」と、「ここでは着物を」という風にふたつの意味で読める文章となる場合がありますが、文章パズルの場合、耳で聞く音として「は」と「わ」に分かれてしまうので、こういうパターンはありません(「ヘ」と「え」もおなじ)。
・・注意すべき点、それくらいかな?
解答はここには記載しません。
問い合わせ(解答や、ヒント下さい、答え教えて)はTwitterその他のDMでお願いします。
また答えが分かったりした場合、個人が楽しむ目的で学校や職場やSNSで楽しんでいただくのは自由ですが、基本的に著作権は僕が所有しておりますため、営利目的などでのご使用はお控えください(というか、そんなこと出来るのなら手数料払うので教えてください)
では、どうぞお楽しみください~(笑)
問31.『出張先と、イマドキの新人』
【設定①】
とある奥様たちの会話。
「えー、ご主人出張行ってるの?」
「○○、○○○○○○○」
「へー。じゃあお土産は、お蕎麦とかかしら? それともおやき?」
【設定②】
とある社会人たちの会話。
「最近入ってきた新人、マジヤバいのよー」
「そうなんだー」
「なにやるにもね、○○○○、○○○○○。どんどん勝手に進めちゃうの。あったま来ちゃう!」
(9文字)
問32.『気に入らない上司と、気になる同僚』
【設定①】
とある女性たちの会話。
「ねぇ、課長の言い方ってさ、あったまこない? あたし、我慢の限界だわ」
「そうよね~。そうだ、社内のコンプラ相談窓口とかに投稿してみたら?」
「ああ、○○○、○○○○○○」
「え? もう?」
【設定②】
とある女性たちの会話。
「斎藤さんってさ、チョーかっこいいよね~」
「斎藤さんて、営業の斎藤さん?」
「そうそう。私、ちょっといっちゃおうかな?」
「○、○○○、○○○○○」
「え? そうなの~?」
(9文字)
問33.『やんちゃな犬と、パワフルなランナー』
【設定①】
とある、犬を連れた買い物帰りの主婦ふたりが立ち話をしている横を、通りがかった男性。
「あの~」
「え? なんですか?」
「おたくのワンちゃん、○○○○○○、○○○○○○」
「え? きゃあジョンちゃん! やめなさい!」
【設定②】
とある弱小駅伝部の監督と選手の会話。
「困ったなー」
「どうしたんですか?」
「いやー、今度の大会、二日目の選手がふたり、インフルエンザで出られなくなっちまったんだー」
「そうですかー。わかりました。俺、○○○○○○○○、○○○○」
「え? お前は一日目も出るんだぞ? 大丈夫か?」
(11文字)
問34.『お芝居と、ミニ四駆』
【設定①】
とある劇団員とその友人の会話。
「来月お芝居やるの。チケット買ってくれない?」
「へぇ~、あんた出るの? 主役?」
「ううん。○○○。○○○○」
「えっ? 超楽な役じゃん!」
「結構大変なのよ! 動いちゃダメだし」
【設定②】
とある親子がミニ四駆で遊んでいる。
「どうだ、お父さんの改造、すごいだろ!」
「うーん・・」
「ん? どうした? なにが不満だ?」
「これさ・・もうすこし、○○○○○○○」
「えー? これ以上は・・むつかしいなぁ」
(7文字)
問35.『弁護士と、野球選手』
【設定①】
とある法律事務所。
「あ、先生お帰りなさい。どうでした、結果は?」
「○○○○。○○○ ○○○○○○○」
「えー? あんなに頑張ったのに」
「依頼人が決めたんだから仕方がない。クソ―、裁判やれば勝てたのに! 一億の訴訟が、たったの500万だぞ、クソ―!」
【設定②】
とある夫婦。
「駅前に野球選手の応谷がいてさ」
「えっ! すごい!」
「みんなにサインしてて、俺ももらおうとしたんだよ」
「で、もらえた?」
「それがさ。思わずチクショーって○○○○、○○○。○○○○○○○・・」
「マジでー?」
「もう時間ですってさ・・」
(14文字)
問36.『二刀流と、優等生』
【設定①】
とある社会人野球チーム。新人と監督の会話。
「君か、新しく加入した子は」
「あ、はい」
「なんでも、○○○、○○○○○○○?」
「はい! 高校時代は四番でエースでした」
「すごいな、二刀流じゃないか」
【設定②】
とある高校の教室。
「ねぇねぇ知ってる? クラス一の秀才、ヤマモト君、なんと、○○○○、○○○○○○!」
「え? マジで? せっかく受かったのに?・・じゃあ、どこ行くの?」
「それがね・・なんと、オックスフォード!」
「かはー! レベルが違うわ・・」
(10文字)
問37.『勝気な社員と、虚弱な子ども』
【設定①】
とある会社での会話。
「ちょっと! なんであんたってすぐ課長に反発するのよ?」
「だって・・なんか腹立つんだもん」
「わかるけど・・。仕事でしょ?」
「いや、私だって初めは○○○○○○○○○のよ。でもだんだんムカムカしてきて・・」
「子どもか!」
【設定②】
とあるママ友の会話。
「なんか・・眠そうね」
「そうなのよ。昨日の夜ね、○○○、○○○○○○のよ」
「え? 大丈夫?」
「うん、ノロかと思ったけど、医者連れてったら食あたりだって」
「えー? にしても~」
「お兄ちゃんはピンピンしてるのにね~、あの子体弱いわ~」
(9文字)
問38.『お婆ちゃんの朝ごはんと、ペンキ塗りたての取っ手』
【設定①】
とあるテレビのロケ。
レポーターがインタビュー。
「お婆ちゃんは今日の朝は何をお召し上がりになったんですか?」
「おら? おらは今朝、○○○○、○○○○○」
「えー? また朝からガッツリしたものをお食べになってますねー。 あー、だからそんな若々しいお肌をされてるんですねー」
【設定②】
とある、ペンキ塗りたての部屋。
まだペンキが乾いていないドアの取っ手を掴もうとしている人に、
それを見ていた人がひと言。
「おい、○○○! ○○○○○○」
(9文字)
問39.『庭のナゾノクサと、犬の印象』
【設定①】
とある主婦ふたりの庭での会話。
「なんかねー、雑草だらけなのよ~。なんだかよくわからない草がいっぱいなの」
「ふーん…。○○○○○、○○○○○」
「え? なにそれ?」
「だから、ミントとか、ハーブとか、パクチーみたいな」
「え? そんなものが、庭に勝手に?」
【設定②】
とある女性ふたりの会話。飼っている犬を見て。
「かわいいっ! ○○○○、○○○○○○!」
「そう? とんだバカ犬よ。全然言うこと聞かないし…」
(10文字)
問40.『つれない夫と、つめたい教授』
【設定①】
とある男ふたりの会話。
「なぁ、今度の休みまた釣りに行こうぜ」「うーん、やめとくよ」
「え? どうしてだよ」
「それがさ、○○、○○○○○。たまには家にいてよ! って」
「えー? じゃあやめとくか…」
【設定②】
とある教授と学生の会話。
「君の論文なんだがね、これ、書き直しだ」
「えー、なんでですか?」
「内容が主観的過ぎる。もっと資料の裏付けをしなさい。しかしね、なにより問題なのは、○○○○○○○。なんて下手くそな字なんだ」
「ごめんなさい、パソコン故障しちゃって。でも、そんなにひどいですか?」
(7文字)