歯医者での意思疎通ができないというお話

2023年6月23日 18:08

「しみたら左手を挙げてくださいね」

これのやりとりがなかなかうまくできません。

メンテナンスで毎月通ってる

私は近所の歯医者さんに毎月通っておりまして、メンテナンスをしてもらっています。
治療時は先生なのですが、メンテなので歯科衛生士さんですかね？おばちゃんが担当してくれています。そのお方に対しては概ね不満はありません。
毎月お世話になっております。ありがとうございます。

ただ一点、「しみる」の定義を教えて欲しい、それだけです。それだけ毎月モヤッとするのです。

歯医者では定番ですね。歯があまり強くない私にとっては慣れ親しんだ文句です。
しかし毎回歯石の除去かな？水鉄砲みたいなやつで掃除をしてくれるのですが、その際、

痛いのです。

特に前歯の表面の歯と歯茎の境目。特にというかほぼそこだけ。
毎回痛くて当たった瞬間のけぞってしまうのです。

痛くて。

「しみる」わけじゃないのです。私にとっての「しみる」ではないのです。
痛いのです。

感覚的には、爪の中に針を刺すような感じでしょうか。前歯のこの部分は私自身すごく痛さを感じる神経質な部分だという感覚があり（普段体験してなくてもなんとなく理解しますよね。先程の爪の中みたく、想像するだけで痛みが分かるやつ）、ちょっとトゲのある刺激が来るとめちゃくちゃ痛いのです。

で、痛いので左手を挙げずにただのけぞってると
「しみますねー」
と言われるのです。いやしみてはいない。

しみるという体験も理解しています。虫歯で歯が削れていた際などに、同様の勢いのある水を当てられると「キーン」としたなんといいますか、甲高い感覚の痛みが走ります。

でも前歯は違うので手を挙げないのですが、なんか毎回手を挙げろと言ってるのに頑なに挙げない人だなあと思われてる気がするのです。

あまりに毎回繰り返すので、どうしても私は気になりました。

・「しみる」の定義
まず、この「痛い」という感覚も実際には「しみる」と同じものであり、区別されるものではない可能性があります。
とはいえカレーが辛いときに「痛いです！」と言わされるような感じで納得いかないような感覚です。

・とにかく「痛い」を「しみる」という言葉で括っているのだろうか
担当者さんの口癖みたいなもので、別物だけど同じものとして扱って言ってる可能性もあります。

この辺をはっきりさせたいと思いました。「毎回ちゃんと手を挙げないやつ」の誤解を解きたくて。

先日いい加減聞こうと思って話しかけました。コミュニケーションは大切です。

結論から言うと、

全然コミュニケーションがとれませんでした。

もちろん、「しみるの定義について…」みたいな言い方はしてません。それは単なるめんどくさい人です。

「前歯の表面ですが、神経が近いのかすごく針に刺されたような痛みを感じるんですよね…しみる感覚とはまた違って、単純に痛い、なのですが、この場合も手を挙げたほうが良いのですか？」

と聞きました。…通じますよね？？

で、返答が

「前歯はしみるという方もたまにいらっしゃいますねー少し弱めにしますね」

です。

…

うーん何も聞いてない。。しかし「痛い」と「しみる」の感覚の違いは分けるべきなのか、しみる＝虫歯等の症状の懸念があるために報告させてるのか、単に辛い工程を我慢せずにいつでも止めるので言ってくださいねなのか、どっちでしょうかと聞いても多分無理…

自分自身が簡潔に説明したりコミュニケーションをしっかり取るのが下手で、速攻諦めてしまうのでなかなかうまくいきません。
なんか極力喋りたくない＝もういいやってなっちゃうんですよね。

日々の生活で軌道修正したいもののパターンは

・今すぐにでも改善しないとめっちゃ困る
・やれば簡単なのでさっさと改善する

の2種で、これらは気合入れてでもやれるやつでして、逆に

・別にそのままでもそんなに(または全く)困らない
・頻度が低い
・一度失敗してる

系はダラダラ引っ張ってしまいます。

今日もメンテでしたが、相変わらず前歯でのけぞり
「しみますねー」
と言われて何事もなく終わったのでした。