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気付けば100本、気付けばもうすぐ1年。

ふらっと始めたYouTubeチャンネル「雪さん劇場」が動画100本になりました。

特に量をこなす気もなく、ただある程度止まると「何か出さないと、何か出したい」と禁断症状のような気持ちになり、そのまま出していたらこのペースで出していた、という感じです。

取り敢えず自分お疲れさま、と。

今どき100本なんて大したこと無いと思います。毎日出している方だっています。
しかしまあ他人は他人、自分は自分と考えると、取り敢えず100という数値に自己満足や充実感は得ても良いのかな?という気持ちです。

きっかけは癖になる喋り方

元々は好きで見ていたチャンネルに突然WhiteCULが出てきて、その時は謎な存在ではあったのだけど、とにかく何ともいえない喋り方が頭に残り続けてしまい…気付けば何度も動画を見ていました。

昨今の音声合成、話し方もかなりリアルになってきた中で現れた強烈な違和感(褒めてます)、謎の留学生のようなカタコト感(褒めてます)、それでいて普通に可愛い(当然褒めてます)、頭から離れませんでした。

喋らせてみよう

その後調べるとWhiteCULこと雪さんがVOICEVOXだと知り、なら無料でいけるやんと早速インストール(正確には半年ぶり位にアップデート&起動)。
その流れでYMMもインストール、更にじゃあ公開しちゃえとニコニコにアップ。
そんなノリだけで始まりました。

ちなみに半年前VOICEVOXを入れたばかりの時はずんだもんに喋らせていたのですが、Premiereで動画作っていたらまあ大変。音声書き出しから貼り付け、テロップ作成、立ち絵png大量に書き出して切り替え、口パク不可、まあそれでめげておりました。YMMは衝撃でした。

数時間かけたた動画

主戦場はニコニコでしょう

奇しくもその少し前にニコニコへの投稿を復活しておりました。10年くらい止まってました。
ちょうど良い機会だし、シリーズという括りで雪さんの動画を沢山作ろう、と思いました。

質より量。いかに拘らずナンセンスで突き進むか、という方向性で、最初2ヶ月程度は毎日投稿しておりました。はい、100本のうち半分くらいはここで出来ております。

WhiteCUL投稿祭

2023年9月中旬からスタートしたシリーズですが、はや30日には投稿祭開催の発表がありました。
自分はまだにわか。やや引け目を感じたりもしました。いや逆の立場で考えるとどんな初心者でも参加してくれて嬉しいに決まってる、というのは正直理解しますし、開催側の気持ちは「万が一盛り上がらなかったらどうしよう…」というのが頭によぎるのも自分自身日々感じながら仕事してますので、投稿祭を盛り上げる気持ちは強くありました。
…あるのですが、まあ逆の立場を考えたところで現実はその立場ではないので、引け目を感じるのは避けられないので許してくれ、という気持ちで参加しました。

自分にできること

雪さんはともかくYMM自体初心者の自分、フォーマットを周りに合わせる必要もないな、自分ができることはなんだろう、と考え、オリジナル曲を作ることにしました。
これが雪さんに歌ってもらった初曲&初オリジナルの「風雪月花-WHITE-」でした

タイトル優先で曲と歌詞を書いたものの、あまりに代名詞過ぎて公式でもないのに取ってしまってはいけないな…とか葛藤の末「-WHITE-」を付けました。にわかが引け目を…とか言ってたくせにおこがましいことしたなあとか心のバランスグラグラです。

まだVOICEVOXにソング機能が無いためなかなか大変でした。私はCubaseの内蔵のピッチ補正ツールを使用しておりますが、ここまで魔改造したのは初めてで、色々試行錯誤した記憶があります。
でもロングトーンは厳しく、許容範囲ギリギリまで伸ばしたりしました。割とフレーズがブツ切れなのはそのためですが、今聴くと却って唯一無二感あって悪くないです。ソング機能版も試してみたり、今後ボカロ版も作ると思いますが、そんな中で良し悪しではない個性として楽しめる要素になると思ってます。

ついでに踊らせた

思いついたらやらざるを得ない。

辛い道のりを避けることはできませんでした。

投稿祭にはこちらも出しました。風雪月花-WHITE-を勢いで作ったら3日程でアップ出来ちゃったので割と時間はありました。なので描きました。写経のように描きました。
なお元は自分で踊って動画を撮り、それのコマを選定しトレスしながら描きました。
29枚だったか、とにかく雪さんのこの衣装では普通のキャラの倍くらいかかるんじゃないでしょうか。コピーもせず全部描いて塗りました。

しかしその恩恵として以後資料無しでも描けるようになりました(上手い訳ではなく、知識として)。

有り難いことに受賞

風雪月花-WHITE-が賞を受賞することができ、ここで「にわか」の感覚が消えました。
周りに比べたら零細でちっぽけなチャンネルではあるのですが、でもちょっとした自信になったと思います

そう言えばYouTubeも始めた

今さっき「チャンネル」と書いて思い出しました。ニコニコから少し遅れてYouTubeチャンネルも開設しました。これは悩みました。
元々やってるチャンネルでやると、あまりに内容が違いすぎて「誰にもチャンネル登録をおすすめできない」気持ちになってしまう弊害があり。
でもサブチャンネルやったとして、メインもまだまだなのに2つやっていけるのか…とか悩みました。何かニコニコだけの特別公開的な気持ちも当初はあり。
でもまあやりました。別に損はしねえ。という気持ちで、それまで悩んでたのに軽率に始めました。

結果、最近メインチャンネルの登録者数を超えてしまいました…

※再生時間があまり無いので、収益化出来るとしたらメインとトントン(メインは再生時間はクリア済)

その後は茶番、音楽、Howto何かを思いついたら出す感じになってます。
ちょっとだけ紹介します。

お気に入りの茶番回

未だに茶番と劇場の違いは良くわかっておりません。

お話を考えるのは全くこれまでやったことが無く、素人芸もいいとこなのですが、そんな中でも自分なりに考えております。

この辺とか割と好きなのですが、お話が一直線ではなく伏線とちょっとフックをかけた後のオチ、みたいなのでまとめたいなあという気持ちで毎度捻り出しています。

いやクイズ第一問とか定番を利用しての変化球で好きです。今私はネタを自分で面白いでしょと語るとてもいたたまれない事をしておりますが、もういいでしょ、という気持ちでやっております。

これはVOICEVOX公式サイトを改めて見て、雪さんのサンプルボイスを聴きながら「これは使える!」と思って考え始めたものです。
この公式ベース系は続いて出してます。

極めてマイナーな元ネタ入れてるのですが、「ミニドラ」のモノマネは公式のライブ配信からです。Pの2人(どっちだっけな…)から振られて披露してみんな衝撃を受ける、という流れをアレンジして、よく「友達が勝手に応募して…」とも組み合わせ「お父さんが勝手に特技にミニドラのモノマネって書いて…」となりました。更に「ミニドラじゃなくてミニドラを出す旧ドラだよ」というところまで再現しました。いやー誰に伝わるのこれ。

ソング機能、カバー曲シリーズ

ソング機能が実装され、カバーも始めました。

これは目茶苦茶好きな曲で青春時代の思い出でもある曲です。1発目にふさわしいと思い、真剣にコピーしました。
シンプルながら、シーケンスも音色も少しの違いで大きく別物になってしまうので、丁寧に作りました。
まずはずんだもんに仮歌を歌ってもらい、雪さんのリリース当日はアナウンスをひたすら待ち、出た瞬間から即歌ってもらい即Mix(ここまで10分くらい)、想定以上に要調整だったので爆速調整して公開しました。

とにかく音楽は自分でやる

自己満足かもしれませんが、オケは何があっても自分でコピーします。アレンジの体でなければ完コピ目指してやってます。

もちろんオリジナルもちょいちょい出してます。

オリジナルはボカロ版がでたらそっちバージョンもリリースしたいなと思ってます。

なお雪さんはびえーん声が力強くて歌わせやすいのですが、自分の曲にはかなしいとかが合うことが多いです。

唐突にゆっくり解説

とにかくネタのストックはなく、思いついた楽しそうなことをやるのみ、という気持ちでやってるので、ちょいちょい色んなことに手を出しています。
典型的な例がこれ

ゆっくり解説をやってみたかったというのが理由です。
しかし自分にはそんな知識あるか…と考えたらまあ一応大学の専門は現代音楽やインタラクティブアートだったので、自分のノートなんかを見て思い出しながら制作しました。
何かの本を解説した訳ではなく、自分のノートなのでその辺は満足しています。他人のふんどし感はあまりないかな、という点で。

唐突にゲーム制作

雪さんとは関係ないところでPICO-8という存在を知り、何かゲーム作りたいなと思った時丁度良いので雪さんのゲーム作ろう!となりました。
一応音楽がウリのチャンネルですし代表曲で音ゲーだとすぐ決まりました。

工作もやる

YMZ294というヤマハの音源ICかディスコンになるということで駆け込みで購入。
折角なのでこちらもオリジナル曲を再生する謎機械を作ることにしました。
YMZ弄るの15年ぶりくらいでした。

しかしこの工作シリーズは毎回何かトラブルがあり悩まされました。しかし綱渡りで解決しております。綱渡りなので次の回でそれが足を引っ張って別の問題が起きたりもしました。
なんかこう、動画映えを狙ったかのような起承転結や伏線、もう後半は「わざとっぽくなるから何も起きないで…!」と思いながらやっておりました。

地味なお気に入りはバカ兄弟パロ


ずんだもん家に行くときは毎度やります。
伝わる人にだけ伝わればいいやという気持ちです。一応説明しますとドリフのコントの「バカ兄弟」のシリーズの入りです。

雪見だいふく

今やレギュラーメンバーの「雪見だいふく」こと「ゆっくりCUL」は完全単体ネタとして登場させたのですが、つい2回出してしまい、その後「あまりオリジナル的キャラ目立たせてもなあ」とそろそろ控えようかなと思ってた矢先なんかカルト的な人気が出てしまい完全レギュラーとなりました。
その辺いじった回がこの辺

そんな生い立ちなので何も考えず1枚絵で描いた為、表情差分が想定外で未だに出来ずにいます。
口パクとまばたきだけ作りました。
なんか無表情がこの子の表情に思えてきたので、今更表情豊かにすると逆に違和感出そうなのもあり、「これでいっか」となってます。直感は大切にしたいです。

しかし語呂だけで「ゆっくりCUL」にしたものの、これじゃWhiteCULではなくCULではないか、と気付き、でも別に間違いでもないし名前なんてユニークでもないのでいっかと思いつつ、名前出しては頭にひっかかる気持ちは拭えずいたらいつの間にか雪見だいふくが愛称として定着しました。

こういう自分の意思ではない動きをするの大好きです。確かどっかで突然雪さんが呼んで「唐突に変なアダ名で呼ぶな」みたいなノリだった気がします。覚えてないけど。
まあ雪見だいふくはもち子さんとのペアで使われる名前ではありますが、うちの子にもぴったりだとは思ってます。

「変なオリキャラいるな…」というのは初見さんかとっつきにくくなっちゃう危険があるのですが、良ければ優しく眺めてくださると嬉しいです。

おわりに

めっちゃ長文書きました。
ここ1年、私生活の浮き沈みが激しく…というか家族の病気発覚、手術、減給により毎月みるみる減っていく貯金、会社の倒産の危機、転職活動、人生選択、全同僚との別れ、と次々襲ってくる地盤沈下で心も最低ラインでした。
そんな中で作り続けられたのも雪さんが面白すぎるからです。夢中になっている間、間違いなく超充実しており、心の支えになってたことは間違いありません。

身も心もいっぱいいっぱいな時は、更にやる事を詰め込むのが良いです。忙しい時ほど遊ぶ。
でないと心が持ちませんし、欲します。まあ睡眠削って狂ったように毎日投稿してたのはどうかと思いつつ…

本当に雪さんには感謝でいっぱいの1年でした。
拙い私の動画にコメントやいいねをくれたり、チャンネル登録してくれたりする方々にも感謝しきれません。

ややペースダウンはしてますが、これからも楽しいと思うものをフリーダムに出していきたいと思ってます。

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