この感動は誰かの「やろうよ」から始まったんだと思う。
いよいよパラリンピックが始まって、
速報ニュースにメダル獲得の知らせがくると
やっぱり嬉しくなります。
この感動をタイムリーに感じながらも、
心の中では、ちょっとだけ目線を後ろに下げて、
歴史に想いを馳せていたりします。
今では当たり前になったパラリンピック。
でも、出来る前はどうだったんでしょうか。
きっと誰かが
「障害者スポーツのオリンピックをやりましょう!」
と発案したのだと思います。
僕はもうこの発想自体で凄いなぁと思ってしまうのですが、何よりこれを実現させたのが本当に凄い、と感じてしまいます。
だって絶対に反対意見が出た筈だからです。
「出場者がさらに怪我を負ったらどうするんだ」
「人によって障害のレベルも違う」
「ルールや設備だって作るのにどれだけのコストが」
パッと思いつくだけでも、色んな反対意見が出てきそうです。人はどうしたってリスクを先に考えてしまう生き物だと思うから。
でも、色んな反対意見を受けながらも「やろうよ」て決意して、その為に沢山の時間や情熱を傾けて、実現させた人達がいたんだろうなって思うんです。
だって、実現できたら絶対に楽しいと思うから。
社会的にも意義のある事だと思うから。
ハンデなんて関係ない
己の限界を超えて、躍動しぶつかり合う
これが滾らない訳ないと思います。
世間では危険だと言われようとも、選手達はやりたいて思ったんじゃないかなぁと勝手に思っています。
当時、どんなやり取りや会話があったのかは想像でしかないですが、誰かの「やろうよ」が今日、沢山の選手にとっての目標となっているだと思うと、胸がとても熱くなります。
自分もそんな仕事や企画に携わりたいなぁなんて
ちょっと夢を見てしまいました。
現在は、なかなか「やろうよ」が言いづらい世の中になっていますが、せめて言える日がくるまで胸の中であたためておきたいですね。
*
おまけ。
今日の音楽。
ここ数年、応援し続けている「Hakubi」というバンドの「アカツキ」という曲が、いいなぁと思い載せてみました。
動きたいけど、動けない。それでも日にちが過ぎていくこのもどかしさを綴ってくれたナンバー。
『みんな同じだって言われて無性に腹が立った』
似た様な状況や境遇はあるかもしれないけど、
同じ、なんてひとつもないですよね。
不条理を感じながらも、でも進むしかないと
自分だけの暁を信じて歩んでいく希望の曲です。
Hakubiの曲は夜に聞くのがおすすめなので
眠る前によかったら◎
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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