見出し画像

日記(6/17 ブルアカ)

※この記事はブルーアーカイブというゲームについての内容が書かれており、エデン条約編4章中編までの情報に基づいて書かれていますので、ネタバレにご注意ください。


まさかの中編。
予告の内容でベアトリーチェが関わってくることを知って不安に思ったり、中編でミカの問題が解決したわけでもなかったですが、先のことを考えて楽しむには欲しかった情報がいくつかありました。
というわけで、4章中編を終えた後に特に気になったところを簡単にピックアップです。


ミカの憎悪について

ミカは2章後半からゲヘナのことが嫌いだと言っており、その理由や経緯が気になっていましたが、今回はそれが特殊な能力が関わっているわけではないことがわかりました。
つまり、ミカがミカでいられるようになりました。
これについては過去の記事にも書いたように、ミカに特殊な能力が関わっているという内容は、ミカのアリウスへの憎悪を減らして標的をゲマトリアに変えることには適していますが、今までのミカの行動はゲヘナが嫌いだからという理由では説明することが難しく、ミカの為の内容としては向いていない内容だと思っていたので、この内容で本当に良かったと思いました。
ミカのアリウススクワッドへの憎悪はそのまま中編で言葉にされていたので、これからの話で解決するのでしょう。

また、ベアトリーチェはアリウスよりもトリニティのほうが憎悪が強いかもしれないということを言っており、ミカがゲヘナを嫌う理由もそれに関わっているのなら、ミカのその感情も仕方がないものだったのかもしれません。
(ゲヘナを嫌うことが元々トリニティが抱えていた問題なら、ナギサやセイア、ハナコなどが知っているはずですし、言ってくれてもよかったんじゃないですか?という疑問がありますが、それを判断するのは後半を見てからにします。)


ミカの願いの果ての先

今のミカはアリウススクワッドに大切なものをぜんぶ奪われ、自分だけが苦しんでいることを許せず、自分が苦しんだぶんアリウススクワッドも苦しまなければ、自分は何者でもなくなってしまい、何の意味も残らないと思っています。
ですが、もしもミカがアリウススクワッド(特にサオリ)への復讐を成し遂げてもミカが奪われたものは戻ってこないですし、あんな苦しみながら成し遂げる復讐ではミカは幸せにはなれないでしょう。
また、3章までの内容でなら先生やミカにとって大切な人達によってミカが奪われたぶんだけ幸せを与えることでも解決できるかもしれないと思っていましたが、ミカの復讐は自分の幸せの為ではなくアリウススクワッドが苦しむことに向いており、アリウススクワッドが関わらなければミカが許せないことへの答えとして、自分が何者にもなれないという苦しみへの答えとしては物足りないでしょう。
なので、この先の物語はアリウススクワッドがただ庇護を受けるだけでなく、ミカが何者かになれるような内容が相応しいと思いました。


そして、その物語に必要なことは──

ミカとアリウススクワッドが共に、アリウスと和解したかったという、ミカの願いを叶えることだと思いました。

ミカが奪われたものはあまりにも大きく、この先の物語でミカの居場所が戻ってきたり、ナギサとの思い出が残っていたとしても、本来なら幸せに生きることができたはずの、大切な人を殺した人殺しとして、そしてトリニティの裏切り者として生きた時間はどうやっても戻ってきません。
それならせめて、失ったものに見合うだけのことが、大切な人を殺した罪を背負ったままでも成し遂げようとしたことが叶うべきだと思いますし、ミカならそれを成し遂げた者になれるはずだと思いました。
これからのミカがそれを願えるのか、それでミカが幸せになれるのかはわかりませんが、失ったものを取り返す代わりになるようなものを得ることは、今までの物語に意味を見出だすことができるかもしれません。
これを叶える為にはミカと先生は思うがままに行動すればいいと思いますが、アリウススクワッドも和解に対しての気持ちを持ったり、和解の為に何かをする必要があり、アリウススクワッドもただ庇護を受けるだけではいられなくなります。
そして、もしもアリウススクワッドがミカと向き合うのなら、その先には和解するということがただの言葉としてでなく、物語としてあるはずです。




少しだけ後語り。
今までは既存の情報で今後の展開を予想してきましたが、それも今回で最後のはずです。
今回は今後の展開に相応しいと思う結果や必要なものを考えましたが、どうやってそれが揃うのかは想像できていないので、今はそれがとても気になっています。
ミカをミカとして愛でるには既に十分な条件が揃っていますが、せっかくなのでそういう全体での内容にも期待したいところです。

いいなと思ったら応援しよう!