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伊福部さんへ誕生日プレゼントをつくりたかった話

じゃこ。

すっかり時間が経ってしまった備忘録。

①誕生日プレゼントを作ろう

伊福部さんの誕生日プレゼントを作るぞ！
2020年は伊福部夫妻にお揃いの部屋着を着て欲しい…という願望からスタートしました。
ちなみに2019年は伊福部さん関連ワードを好き勝手並べたTシャツをお渡ししました。

グッズ関係を作成するとき、ここ最近はずっとCORNER PRINTINGさんにお願いしています。
取扱商品も個性的で可愛い、小ロットでも低価格、印刷のクオリティも良い、対応も早くて丁寧と本当にオススメです。

時期も夏、捨てるにも嵩張らないTシャツを今回も作成します。

②デザインの指針

伊福部夫妻といえば！
そう！手づくるラジオ。
伊福部さんへの誕生日プレゼントですが、今回は洲崎さんにも着てもらえたら…と思っているので、洲崎さんがお好き（多分…）なテイストに振り切って作成します。

2019年のプレゼントはシルクスクリーンでゴールドのインクを使用してプリントしてもらったのですが、せっかくなので今年は可愛く刺繍プリントで作成していきます。

Pinterestなどで北欧系のイメージや、刺繍しにして可愛いパターンを集めて方向性を決めていきます。
私はひとまずざかざかと手を動かしてみるタイプなので、早速Illustratorを立ち上げてイメージを起こしてみます。

当たり前ですが、良いデザインができても入稿時に規定を満たしていないと形にすらならないのでプリント方法は先に決めて制約を頭に叩き込んでおきます。

今回Tシャツへの刺繍は
フロント部分 16*16cm
腕のワンポイント 4.5*4.5cm
の最大サイズを基準として作成していきます。

③-1 デザイン-腕 ワンポイント

漢字をジオメトリックに崩すのが可愛いな〜刺繍で再現したらもっと可愛いかも〜という気持ちで走り出します。

まずは白黒でデザインの構想を形に。
頑張って見たら洲崎に読めたらいいな…

とここで刺繍には色数の制限もあったことを思い出し、配色しながら色数を減らして作業していきます。

伊福部さんもラフまで完成。

字形も調整しながら刺繍色のサンプルを見つつ色を入れていきます。
空きブロックにも飾りを施します。

こちらで一旦次の作業へ。

③-2 デザイン-フロント メイン

ipadで使用したい素材を描いていきます。
刺繍加工するのでラフな雰囲気の方が可愛く仕上がるかなぁとゆるめに。
フロントには手づくるラジオのTwitterIDをメインに置いてみます。
手書きのラフさが欲しかったのでさくっと自分で書きました。

イラストレーターに持っていってパスをとります。

Tシャツの地の色をベースに引いてバランスを見ながら調整。
良い雰囲気では！

フロントのデザインをベースに刺繍糸の色を調整しました。

④入稿

CORNER PRINTINGさんに入稿します。
商品を選んで購入すると各デザインのテンプレートが送られてくるので、規定に従って入稿データに仕上げていきます。

データをお送りすると、見積もりと再現性の部分で注意がある場合には詳細なお知らせを戻してくれます。注意点も想定していた部分だったため、そのまま進行していただきます！

⑤到着を待つ

待ちます。

来ました！

かわいいのでは！？！？
ちゃっかりサコッシュも手配しました。

腕の刺繍は洲崎さんのものには伊福部さんのデザインを、伊福部さんのものには洲崎さんのデザインを入れています。厄介なオタクのこだわりです。

刺繍のクオリティも高く、糸の配色もうまく行きました～！！！大満足！

⑥渡せなかった

伊福部さんにお渡ししよう！と考えていた誕生月のイベントはコロナの影響で消え行き、渡せませんでした！！！


⑦そして冬になる

2020年最高のイベント、ラジオ紙婚式のタイミングでまた別のものと一緒に結婚記念日にと理由を書き換えてお送りしました。（ちゃんと新品をお送りしてますよ！）

洲崎さんも着てくださった～！！「北欧み」に気付いてくださってさらにうれしい！！

もうすぐ手づくる一周年、なにか作りたいな～と思い始めた春の投稿でした。

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