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【合格率90%↑】ビルメンテナンスの4点セット資格を取得した勉強体験【オススメ勉強方法・テキスト】



なぜビルメンテナンス4点セットの資格を取得しようと考えたのか。


 ちょうどコロナ全盛期で自分の働いている工場も仕事が少なくなり、週休3日で変則的な勤務形態になり、残業もできずこのままでは生活が苦しくなるかもしれない、ということで考えたのが何か資格を取ろうということで、ネットで検索していたらビルメン4点セットというものがあり、いざ転職するとなったら資格を持っていないよりは有利かと思い勉強を始めました。

ビルメン4点セットとは

  • 第二種電気工事士

  • 危険物取扱者 乙種4類

  • ニ級ボイラー技士

  • 第三種冷凍機械取扱者

の4つの国家資格です。


当時、時間があり1年間で4つの資格取得を目標にした。

 2020年のコロナ禍で工場の勤務が週5から週4へと少なくなり、残業もできなかったので、このまま仕事がなくなったら転職しなければならないという状況でした。時間はあったのですが遊ぶという選択肢は楽観的すぎると思い、何か自分に身に付けようと資格取得を目指しました。

自分は国家資格というものを一つも持っていなかったので、勉強の仕方も分からない状況でした。目標は1年間で4つの資格を取ることでした。

実際に4つの資格を取得するのにかかった時間は2年弱でした。

勉強を始めたのは2020年の3月くらいからで
4つ目の取得は2022年2月でした。

第二種電気工事士 2021年3月5日


危険物取扱者乙種4類 2021年5月17日


二級ボイラー技士 2021年7月28日


第三種冷凍機械取扱者 2022年2月7日


勉強して分かってきた資格勉強のやり方

 テキストはどれを買えばいいのか、どの資格から勉強すればいいのか、色々と考えてまずはテキストを買いました。
テキストを見ても色々な出版社から出ておりどれを買えばいいのか、実際に勉強をしてみないと分かりません。どの資格から勉強をすればいいのかも分かりませんでしたが、4つの資格を取った今、どのテキストが自分的にオススメか、どの資格から取った方がいいのか、とてもオススメの勉強方法がいいのか分かりました。

上記を紹介したいと思います。

ここからは2020~2022年当時に自分が受けたそれぞれの資格の勉強方法などを紹介します。現在とは状況が変わっている所があるかもしれないのでご了承ください。

個人的に分かりやすかったテキスト

 色々な出版社のテキストを購入しましたが、一番分かりやすかったのが、U-CAN(ユーキャン)のテキストブックです。

 U-CAN(ユーキャン)のテキストブックはビルメン4つの資格に関して全てテキストが販売されているので、4つの資格ともU-CAN(ユーキャン)を買えばいいと思います。
 他のテキストと比べてスッキリしていて見やすく、各項目の最後にちょっとした問題があるので、繰り返し読むことで覚えやすいです。
あとは他のテキストでは難しい用語などがU-CAN(ユーキャン)の方が分かりやすく説明されている印象でした。

 テキストだけではなく、重要なのは問題をたくさん解くことなので、問題集も購入することが必須です。問題集は特にどの出版社でもいいと思います。あとは公表されている過去問題をひたすら解くことです。

第二種電気工事士の勉強に関して、試験の難しさなど(1)


電気工事士

 第二種電気工事士の特徴としては、筆記試験と実技試験があることです。
筆記試験に合格したら技能試験に進めるといった流れです。
あとは筆記試験が年に2回しかないのも特徴です。

 自分が4つの資格の中で優先で受けようと思ったのが、試験回数が少ないものです。後ほど説明しますが第三種冷凍機械は年1回の試験しかありません。なので自分は勉強を3月頃から始め、10月にある電気工事士試験と12月にある冷凍機械試験の勉強を始めました。一番初めに始めた勉強が電気工事士になります。5割くらい勉強できたら冷凍機械の勉強も並行している状況でした。

それぞれの資格のオススメテキスト・問題集を紹介します

オススメテキスト ↓

オススメ問題集 ↓


勉強していて気付いた個人的に良い勉強方法

 一番重要な勉強方法ですが、こちらは自分が勉強をしていて、ふとこの方法はとてもいいかもと感じた勉強方法です。

 それは、1日5分でも10分でもいいので必ずテキストや問題集で勉強すること、です。
 なんだ、そんなことか、と思われる方もいるといらっしゃると思いますがこれがとても重要なのです。

 勉強をしていると、今日は疲れた・やる気がでないなどと理由をつけて勉強をしない日が絶対にあります。それが癖になってしまうと、まだ試験まで時間があるから今日も勉強しないでいいや、と繰り返してしまい結局試験1か月前になって慌てて勉強を再開する、ということになってしまいます。みなさん学生の頃、こういう経験をされた方多いと思います。自分もそういう経験を何回もしました。
 
 例えば6か月前から毎日10分勉強をするのと、1か月前から毎日3時間勉強をするのを比べたら、前述は30時間・後述は90時間となりますが、まず毎日3時間勉強に集中できることが難しいです。前述の毎日10分とありますが、それ以上勉強することは絶対あります(勉強が捗った日など)。
 時間的に比べたら1か月前から毎日3時間計90時間の方が長いですが、勉強内容が体に染み込みやすいのは6か月前から10分です。あとは6か月前からだと精神的にリラックスしていて焦らなくて覚えるのもいいです。
 例えば今日はとても疲れて10分も勉強したくなくてもとりあえず、テキストを読んでください。食事中でも入浴中でも歯磨き中でも・・個人的な経験ですがテキストを読み始めると、始めは面倒だなと思っていても意外と10分勉強できてしまいます。

 もう1つは目標を明確にしていることが重要です。
自分は生活がかかっているのでくじけそうになったときも、資格をとれば絶対自分の身になると思い込んで勉強しました。
国家資格は1回取ってしまえば一生使えます。資格をとってマイナスになることなどありません。自分にとってプラスになることをしていると常に心に刻んでおくことは重要です。

 上記が勉強方法と持っておくべき目標です。これを実践すれば受かります。

第二種電気工事士の勉強に関して、試験の難しさなど(2)

 第二種電気工事士の話にもどって、10月の筆記試験は見事合格しました。こちらの筆記試験に関しては上記の勉強方法をしていれば合格すると思います。問題もひねくれたモノもありません。ただ配線図の問題は始めから捨てて挑みました。それは覚える量が多く1,2問しかでないので、他の問題を解ければ大丈夫だと見切りをつけました。技能試験でいやというほど覚えるので筆記試験では覚えなくてもいいと思います。

 次に技能試験ですが、こちらはあらかじめ出題されている13問から1問が出題されます。13問分の2回分のセットを購入してひたすら配線を繰り返していけば体が覚えるので、特に難しいことはなく合格しました。下記に貼り付けてある工具・配線を買えば大丈夫です。ただ、簡単なミスがないように注意すればいいだけです。自分は余裕だと思っていて試験終了を待っていましたが、残り数分で切らなければならない余分な配線があることに気づきました。練習ではできていても本番の雰囲気に飲まれないようにすれば大丈夫です。

工具と配線はこれさえ買えば大丈夫です ↓

以上が第二種電気工事士です。

勉強開始2020年3月  取得2021年3月5日

危険物取扱者乙種4類の勉強に関して、試験の難しさなど


危険物取扱者

 危険物取扱者乙種4類はとても有名な資格です。身近な所でいうとこれを持っているとガソリンスタンドなどの危険物を取り扱えます。
こちらは筆記試験のみで毎月のように試験が開催されています。
問題の難しさでいうと、4つの資格では一番楽かな、という印象でした。
何か特筆することもなく、上記の勉強方法で1回で合格しました。
毎月のように試験がある(東京)ので不合格でもいいやと精神的に楽だと思います。

オススメテキスト ↓


オススメ問題集 ↓


以上が危険物取扱者乙種4類です。

勉強開始2021年2月  取得2021年5月7日


ニ級ボイラー技士の勉強に関して、試験の難しさなど


ニ級ボイラー技士

 ニ級ボイラー技士4つの資格の中で最も取得するのが大変でした。
条件としては筆記試験に合格してボイラー実技講習を受けなければならないのです。試験は毎月のようにやっていますが平日しかやっていません。ボイラー実技講習も3日間受けなければいけないので、いずれも平日の仕事を休まなければいけませんでした。もう一つは、会場がとても遠かったです。
これで不合格だったらまた遠い会場に平日に行くのか、とプレッシャーがかかりました。上記の勉強方法で1回で合格しました。ボイラー実技講習は授業を受けるだけでいいので勉強する必要はありません。

 取得するのは大変といっても、試験の難しさ的には第二種電気工事士と同じくらいでした。こちらも上記の勉強方法で合格すると思います。
あらかじめ平日の仕事を休む覚悟で挑みましょう。


オススメテキスト ↓

オススメ問題集 ↓



以上が二級ボイラー技士です。

勉強開始4月  取得7月28日


第三種冷凍機械取扱者の勉強に関して、試験の難しさなど


冷凍機械取扱者

 最後に第三種冷凍機械取扱者です。筆記試験のみで年1回しか開催されません。結論から言うとこちらは1回不合格になってしまいました。
不合格の原因としましては、とにかく問題が難しいです。上記の電気工事士の所で述べた通り、電気工事士の勉強と並行して勉強していたので万全の態勢では挑めませんでした。この試験は他の資格と並行して勉強して受かる試験ではありません。
 勉強方法は上記の方法で大丈夫です。この試験の問題の出題の仕方が非常に厄介なのです。例えば〇の条件を満たしているものを挙げよと、という問題で、選択肢が1,AB 2,AC 3、ABC 4、BCD 5、ACDといったように、Aは正しいと分かっていてもBとCとDはどうだったか曖昧な場合は不正解してしまいます。
 他の資格の問題ではAが正しいのを知っていればから他は分からなくてもAで正解しますが、この試験では全て理解していないと解けない問題が多いので非常に難易度が高かったです。
 1回不合格になってしまいましたが2年目に無事合格しました。コツコツ毎日勉強すれば絶対に合格します。

オススメテキスト↓

オススメ問題集 ↓



以上が第三種冷凍機械取扱者です。

勉強開始2020年8月 12月不合格 
2021年7月勉強再開 取得2022年2月7日


最後に

 これで4つの資格について述べてきました。
結果的に第三種冷凍機械取扱者は1回不合格で、他は全て1回で合格しました。第三種冷凍機械取扱者は他の資格より細かい所まで覚える必要がありました。
 常に思っていてもらいたいのが、資格を取れば絶対に自分にプラスになるという、モチベーションの維持と毎日5分でも勉強するというコツコツ精神が重要です。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
受験者の方は合格することを望んでいます。


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