採卵後、一週間

今日は培養士と面談で、先日採取した体外受精と顕微受精の卵子の状態の確認にいきました。

採卵した日は10個だ!40歳なのにすごくない?!夫に浮かれて喜んでいた私。
今日は全く期待と言うより、現実を突き返された。10個中、2個しか凍結まで至るグレードにならなかった。残ったのは4ABと4BBだ。

今、不妊で頑張っている方のブログやSNSでの呟きを見ると、私よりどん底の女性がいるから、私の状況なんて軽いものだと思われそうだけど、今の私には期待が不安に変わってしまった。

移植に向けての話を培養士からサラッと3分位で済まされ、会計をし駐車場に戻った。
頭の中で「世の中甘く無いな...私40歳だし、みんなもっと頑張ってるし、私だけじゃない」って何度も言い聞かせて、買い物へ車を走らせた。

クリスマスの装飾の前で、30代前後のママさん4組が、2歳くらいの子どもの撮影をしようと、大きな笑い声でスマホを向けながら盛り上がっているのを見ながら、私は今までに無いくらい虚しい気持ちになった。

私はこれから移植する可愛いタマゴが2個あるから終わっちゃいないし、これからって状況なんだけど...やっぱり10個とれて2個しかって現実をみると不妊治療の過酷さがメンタルを歪める。

夫も悪気は無いんだけど「もっと残って欲しかったね」なんて言うから、涙がでたよ。そんなん私が一番思っている事だって。みんな悪気ない言葉を最近たくさんする。
ただ、私が神経質になっているだけなんだろうけど不妊治療は性格も考え方も歪めると感じる。
でも母となる時にはまともになりたい。

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