しんやの餃子世界紀行 Vol.31
「ローカルとグローバルなんて言葉が大嫌い」
第二週の月曜日は定休日。
バタバタとして疲れた体にちょうど良い2連休。
ありがたい。
溜まりに溜まった仕事を解消していく。
この生活リズムになって、どんどん時間と納期に追われるようになる。
こうやって歳を取っていくんだろうな、仕事があるだけ幸せか。
この歳になると色んなことが不安になる。
たまにはね、ナイーブな日だって迎える。
それでも朝起きて夜寝るまでの間になんとかしないといけないってこと。
大人になるってそういうこと。
成人してから12年経ってもまだまだひよっこ、追われっぱなし。
しかもこの歳から本格的にライター活動始めたわけで、まだまだ年下には負けないぞとは思いつつ、何倍速で追いつき追い越し、自分の文章を確立していかなければいけないのかと考えると途方にくれる。
でも、それを選んだのは自分だし、愛するしかない。
そんなジレンマに頭がパンパンになって今日も眠たい。
春のせい、春のせい。
今日は会いたいと思ってた男と話せる機会がある。
その前にお昼寝。
昼寝って大事。
脳が急速に休まる。
20時を過ぎてアジアに向かう。
グダグダと残骸の仕事を片付けてる内に、主役到着。
ゆうとくん。
インラインスケートで世界の頂点を取ったことがある男。
控えめに言わずとも、日本のインラインスケート界をリードする存在。
そんな人が岡山にいて、仲良くなれる幸運。
どこからか知らぬがインスタからこのブログを読んでくれていて、前回岡山に来た時に少しだけ話ができた。
その縁でアジアで萌Pとゆうとくん、3人でお話。
ゆうとくん、話し方に品と落ち着きがある。
嫌味がなく、優しさに満ちている。
僕がこうしたいという話もまっすぐ聞いてくれるし、ゆうとくん自身がこうなりたい話もまっすぐ話す。
奢りもなく、ただインラインスケートを楽しんでいることが伝わる。
今日はざっくり願望の話しかできなかったけど、リアクションひとつひとつが参考になる。
自分が年上なことが恥ずかしくなるくらい。
ひとつのことに熱中できる人は芯が固い。
より高みを目指す人は言葉が強い。
自信と努力の数の分の落ち着き、冷静さ、人の良さ。
勉強になりっぱなし、ちょっと恐縮。
僕はこれからの時代にローカルが、グローバルがという論争なんてバカバカしいと思っている。
彼のような人が岡山にいて、いや各地方にいて、このネット社会で知る人ぞ知る存在に収まってることが間違っているとさへ思う。
拠点はどこでも関係ない。
ゆうとくんみたいに、芯を持っているプロフェッショナルをどんどん発信していく存在でありたい。
これからも末永くと願う存在。
僕はまだまだ彼らから学ぶことがある。
そしてまだまだ先を目指す彼を応援し、彼にも背中を押してもらいたい。
フラットに仲良くいてくれればそれで良い。
岡山にきて学ぶことが多い日々を、たくさんの人と話すことで。
書くことでインプットできることが嬉しい。
今日で第31話。
丸1ヶ月連続投稿を達成することができたけど、人との出会いが成した偉業であり、まだまだこれからも続くスタートのひとつに思う。
ほんの些細なことをもっと書いていければ良い。
それが半年、1年、その先も続くために出会ったみんなとこれから出会うみんながいてこそ。
そんなことを思い、良い夜だと回想した時間を。
ゆうとくん、ありがとう。