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「ハートポッキー プロジェクト」始動!

こんにちは!「ポキトモ」note編集部です。

2月5日、ついに「ポキトモ」サイトがリニューアルしました!
ご覧いただけた方は、感想を聞かせてもらえると嬉しいです!

さて、「ポッキーファンコミュニティ「ポキトモ」がリニューアル!」のnoteでもお話したとおり、このnoteでは、「ポキトモ」とはどんなコミュニティなのか、どんな活動を行っていくのかなど、時にはポッキー担当者たちの声を交えつつ、発信していきたいと思っています。
今後皆さんにもお話を伺い、noteにて記事化することもあると思います。その際にはよろしくお願いいたします!

今回は、「ポキトモ」プロジェクトの第1弾である「ハートポッキー」とはどういったプロジェクトなのか、担当の妹川陽香さんに話を聞きました!

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【プロフィール】妹川 陽香
江崎グリコ株式会社 グローバルブランドマネージャー付ポッキー企画グループ 所属
2014年江崎グリコ入社。
2019年より「ポッキー」ブランドのマーケティング業務を担当。
担当商品はポッキー<贅沢仕立て>、地元ポッキーなど。
趣味はパン屋めぐり。座右の銘は「一日三食、一汁三菜」。

今年初めて「ハートポッキー」を前面に押し出した
展開をしていくことになったんです

「ハートポッキー」とは、ポッキーの箱を並べて繋ぎ、ハート型にしたもののことで、この3年ほど1~2月のバレンタインシーズンの一大テーマとなっています。

「ハートポッキー」には、今年提案している2箱を重ねて作る一番小さな「ツインハート」から、昨年のテレビCMで登場した、34箱を使って作る大きな「サプライズハート」など、バリエーションがあるんです。

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-----なぜハートポッキーをテーマにするようになったのか教えてください

実は「ハートポッキー」はお客様発の取り組みだったんです。数年前、学生さんが卒業シーズンの思い出作りにポッキーの箱を組み合わせてハートを作っているSNS投稿を見て、これだ!と思いました。ポッキーでハートを作る時間、渡す瞬間にShare happiness!が生まれる、ポッキーだからこそできる企画なのかも!と思ったのがきっかけで取り上げていくことになりました。

もっと幅広く手軽に楽しんでもらいたいという思いから生まれた、2つのポッキーを重ねて作る「ツインハート」

-----なるほど。ポッキーファンのみなさんがたくさん投稿してくださってたんですね!

そうなんです。しかも、こちらが提案したアイデアではなくて、お客様ご自身が考えてくれたアイデアをSNSなどに投稿してくれていました。数年前からちらほら見られていた皆さんの行動に、グリコが相乗りしたという形で企画が生まれました。なんというか、グリコが突き動かされた感じですね。

-----今まで見た中で印象に残っている「ハートポッキー」はありますか?

先ほども少しお話したのですが、高校生の方が、黒板の上に大きな「ハートポッキー」を貼りつけて、「卒業おめでとう」とメッセージを添えていた写真です。卒業前の思い出作りや、バレンタインなど、イベントごとの時に作られることが多いようですね。

そして、皆さんの投稿を見ながら、「ハートポッキー」はもっと多くのシーンで気持ちを伝えられるコミュニケーションツールになれると考えました。もっと幅広く「ハートポッキー」を楽しんでもらいたい、そんな思いから今年は2箱でだれでも簡単に作れる「ツインハート」を主役にしました。

-----「ハートポッキー」を打ち出す際に、いろいろと試行錯誤されたと思うんですが、開発秘話みたいなものはありますか?

パッケージデザインでは、いかに「ツインハート」をわかりやすく伝えるか、という点に知恵を絞りました。また「Share happiness!」を掲げるブランドとして、ハートを作ることでShare happiness!が現れるようにしたいと思い、試行錯誤しました。

そして、いろいろとアイデアを出してたどり着いたのが、2箱重ねた時に、裏面のキャラクター同士がポッキーを分け合って見えるデザインです。

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アイディアの検討段階では、ポッキーを2箱重ねたときにポッキー同士がマフラーでつながる、という案もあったんです。その案の採用は見送りましたが、ちょうど今回の「ハートポッキー」をスタートさせる時期がバレンタインだったので、シェアすることであたたかい気持ちになれたらよいな!という思いで、その案のマフラーの風合いをデザインに取り入れました。
キャラクターや表面のハートの淵など、よく見ると毛糸の網目みたいな形で表現されているのがポイントです。

-----編み目も全部ハートなんですね!

そうなんです、かわいいですよね!小さいハートがいっぱい重なっていて、それが毛糸の編み目に見えるんです。デザインを表現するにあたって、ぬくもりや手触り感を感じられるよう仕上げていきました。

6種類のポッキーそれぞれにキャラクターを持たせメッセージも変えているんです

6種それぞれに各2種類のキャラクターの顔があります。ポッキーチョコレート、ポッキー<極細>、ポッキー<テイスティー>、つぶつぶいちごポッキー、アーモンドクラッシュポッキー、ポッキーハートフル<さくらんぼ>(限定品)の計6種類を展開していますが、それぞれにキャラクター性を持たせ、それに合わせて裏面のメッセージも変えているんです。

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例えばポッキーチョコレートは、家族など身近な親しい人たちとの間柄を想定したデザインにしたり、ポッキー<極細>は「Love Your Smile」をメッセージとして友達同士でシェアをしているイメージにしたり。それぞれの商品ごとに、食べてくださっているお客様の層が少しずつ違ってきているので、その方たちを想像しながら作っていきました。

-----3年前に「ハートポッキー」が始まった時には、こういったキャラクター設定はしていたんですか?

していないです。今年が初めての企画なんです!

現在、Amazon限定でラッピングテープ・デコレーションシールが付いたポッキーのアソートセットを販売しています。先ほどの6種類が各2箱ずつと、ニット柄のマスキングテープ、裏面のキャラクターの顔をデコレーションできるシールの付いたセットです。キャラクターの表情を変えたりしてオリジナルのハートポッキーを作れるような仕様にしているので、ぜひチェックしてみてほしいです。

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「ハートポッキー」が、大切な人との心の距離を近づけるコミュニケーションツールになってくれたらいいですね

-----実際にお客様には「ハートポッキー」をどのように楽しんで、盛り上がってもらいたいですか?

昨年までは、先ほどの通り「ハートポッキー」でサプライズする、ということをテーマとしていました。誰かと一緒にハートポッキーを作ったり、それを渡しあったりすることでポッキーを通じて直接的に気持ちを伝えるということを大切にしてきたんですね。でも、今年はコロナ禍で家族以外の人に対面で気持ちを伝えるということが難しい。そのような状況下でもポッキーを通して気持ちを伝えるきっかけを提供したいな、という想いから、近くにいても離れていても手軽に楽しめる「ツインハート」を提案したという経緯があります。

相手に一個、自分が一個のポッキーを持つだけで、離れていても同じものを共有でき、幸せを分かち合える。ただ、実際にポッキーを組み合わせた「ハートポッキー」を誰かに渡すのではなく、ポッキーをひとつの媒体にしながら、お客様同士がバレンタインをきっかけに気持ちを伝え合う「リモートハートポッキー」という楽しみ方も、コロナ禍では提案してみています。是非皆さんの自由な形でハートポッキーを楽しんでもらえたら嬉しいです。

ポッキーは「Share happiness!」をスローガンに掲げています。自分らしい組み合わせで作った「ハートポッキー」が、大切な人との心の距離を近づける、コミュニケーションツールになってくれたらいいなと思っています。

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コロナ禍で自由に会うことができない今、新しいコミュニケーションツールとしても活用できそうな「ハートポッキー」について、妹川さんにお話いただきました。デコレーションして楽しむこともできるので、おうち時間にもぴったりですよ!

今後もポッキーに関わる担当者が登場する予定です!お楽しみに!