タモンズライブ演会

2023年1月21日にタモンズライブ演会が幕を閉じました。
見てくれた精鋭のみんなありがとうございました。
精鋭とはこの度決まったタモンズファンの呼称でありいきさつとか経緯なんかは超熟成ラジオの方で話してますのでstand.fmで聞いてみてください。
精鋭とかじゃないけど見たって方もいますよね。
精鋭登録しときました。
ちょっと現在精鋭の人手が足りてないのですいませんがよろしくお願いします。

年始の1月に単独ライブをやるということで、年末年始は全て演会に捧げてました。
途中トランプマンというイレギュラーがイレギュラーなタイミングで決まり、イレギュラー×イレギュラー=レギュラーとはいかずにだいぶトランプマンの方に時間は割きましたが、ほぼ演会に捧げました。

2021年の年末に自身初のコント単独を幕張で敢行して、キングオブコントに参戦したが完敗。
自分なりに敗戦の原因をコントの先輩のライブを見学したりキングオブコントの予選を見に行ったりして考えました。
合ってるかわかりませんがなんとなくわかりました。
そしてやはり我が身内には尊敬すべきコントのプロフェッショナルがたくさんいます。
GAGさんうるぶぎさんななまがりにジェラードンにそいつどいつ、無料でめちゃくちゃ勉強出来るコント塾としてはめちゃくちゃ恵まれてる。
そして話も意見も聞けるとなれば、成長間違いなしだね。
福井さんとSJさんと八木さんにもらったアドバイスは今回の演会の指針になりました。
内容は内緒よ。
みんなには教えないよ。成長されたら困るからね。
会社の忘年会でコントでどうしてもスターになりたいって方は個人的に連絡ください。
あともっと女性的になりたい場合はひろゆきさんもいます。
演技部分、色々教えてもらいました。

前回のコント単独よりいいものになるように、体制は整いました。
11月の中頃くらいからまずはネタ作りに入りました。
1番最初に決まったのは麻雀と占いのコント。
占いのコントは髪の毛を切りに行った時に出来ましたね。
前まで行ってたとこをやめるきっかけになった事件が元になってます。
予約して行ったのにちょっとお待ちくださいの連発で横の人と同時進行で、しまいには喋り盛り上がる始末、僕が無口をいいことに隣のほうが長いような気がして、腕はいいなと思ってたのに店を変えることに。
その帰り道占いの館で待たされたら嫌やなと思い出来ました。

麻雀のコントはすぐ出来ましたし、ほぼ最初の段階から変わってません。
日頃から思ってたことなんで、すぐ台本は出来ました。
安部さんのキャラも初回の合わせから仕上がってました。
僕がこんな感じでって説明する前からキャラ固まってました。
本来ダメですよね。そんなことしたら。
でも面白くて変更点なし。
ただ今回めちゃくちゃむずかしかったのが照明と音響ですね。
はじめて光と音をふんだんに使ったので照明さんと音響さんと息を合わせるのがめちゃくちゃ難しかったですね。
リハで何度も調整して、その度にもうちょっと早くお願いしますとか、もうちょっと短くお願いしますとか何度も何度も要求したんですが、それを全て飲み込んでくれて要求通りにすぐやってもらって、ほんとありがたかったですね。
プロ集団に支えてもらって笑いつくってもらって心強かったです。

その次がコインランドリーのコントかな。
これは夏用の布団から冬用に変わる時に近所のコインランドリーに行った時に思いつきました。
そこには大と小の二つのコインランドリーがあり僕は大を使って布団を洗おうと思ってたらおじさんが使ってて、そのおじさんが小柄やったので、洗濯物を取り出す時に体が入ってるように見えて、入れるやんって思ってその瞬間思いつきました。
あの光景がこわおもろかったんで。
ただこれも長谷川さんという東京吉本の袖を長年支えてくれてる方がこういうコントしたいんですが、と相談したら速攻セット作ってくれました。
ほんとは自分でカゲヤマに手伝ってもらいながら作る予定やったんですが、それやったら出来たかわかりません。
音響さん照明さんに続き長谷川さんもプロ中のプロで助かりました。

そして不倫もコントもすぐ出来ました。
大御所だけなんで不倫しても大丈夫なんかなとずっと不思議やったんで、すぐ出来ましたね。
音声で歌を流すんですが、あの歌はすっと出てきて、そんな自分が怖かったです。
あと自分で部屋でスマホに向かってあの歌吹き込んでる時も人間じゃないなと思いながら録音しました。

1番苦労したのがカリスマのコントですかね。
設定は早い段階からあったんですがコントにした時にやり取りになりすぎて漫才っぽくなってしまって、そこはキングオブコント対策への1番大事にしてたとこなんで悩みに悩みました。
そこで出てきたのが我がコントチームの作家、中村もときさんと大塚さん。
この2人は共に9期生で勝手は同じライブにずっと出てました。
2人ともめちゃくちゃ面白かったんですが解散してもときさんは作家へ、大塚さんは社会人になりました。
もときさんはすぐ才能を発揮されて又吉さんやイグジットや囲碁将棋やメトロンズやテレビの番組やにひっぱりだこ。
お忙しい中それでも僕らのコントライブに入ってくださいとお願いしたら快く入ってくれて、コントやりはじめた僕らでは思いつかない演出や展開をくれます。
動きや芝居面でも演出してくれて会話劇でも漫才っぽくなくしてくれます。
カリスマのコントももときさんが仕上げてくれたと言っても過言ではありません。

そして大塚さん。
彼は僕が最もお世話になった先輩の1人で、先輩というか友達くらいの距離感でいました。
そんな大塚さんは芸人をやめて保険の営業になりました。
僕は大塚さんにならと生まれて初めて保険に入りました。
僕はそれをお布施と呼んでます。
そんな大塚さんも色々あって、この世界に戻ってきてくれました。
本人的には相当迷っての結果で不安もあるでしょうが僕は本当に嬉しかったです。
また一緒にお笑い出来るのが本当に嬉しい。
大塚さんは保険屋中も定期的にこんな設定どう?と連絡してきます。
賞レースの決勝の放送が終わるたびに電話かけてきて尖った発言を連発してました。
保険の顧客としては保険の話一回もされたことないです。
今楽しそうでよかったです。
大塚さんには家族もいますので、タモンズと囲碁将棋がなんとか大きくなるしかないですね。
大塚さんにはオープニングVとネタのボケとかいっぱいもらいました。

ももDにも色々手伝ってもらったよ。エンドVに幕間のVに、そしてなにより衣装関係は全て。
カリスマは靴下なしでとか不倫は靴下ありでとかここは上の服インの方がいいとか色々ご指摘いただきました。
さすがお笑いライブ死ぬほど見てきただけあるで。
制作の範疇を越えて今回も活躍してくれました。

ここまで書いてはっきりしました。
周りの優秀な人に支えられて出来てるんやなと。
ありがたやー。
タモンズが大きくならないとね。
恩返しのためにもタモンズなんとかしないとね。
見とけよ、2023。

そして今回もクラウドファンディングで精鋭のみんなと打ち上げしました。
ただのホームパーティでめちゃくちゃ楽しかったですね。
みんなが色々持ってきてくれてみんなでワイワイしながらそれを食べて飲んで。
最高の時間でした。
僕は詩芸と演会でクラウドファンディングを始める時にこれをしたくて始めたんやと思いました。
タモンズで集まってそこで新しい出会いがあって、また劇場で会えて、みんな仲良くなって。
学生の時からみんなが楽しそうにしてるのを見るのが好きでした。
zoomの打ち上げでも全国各地に散らばった精鋭のみんなとしゃべって、それきっかけでTwitterとかで絡んでるの見ると至福の時ですね。
楽しみ方は個人の自由ですが、同じ趣味で仲良くなりたいって方は是非参加してみてください。
僕たちが絶対いい感じにします。

とりあえず皆さんのおかげで演会プロジェクトは終了。
これよりセカンドに入り、4月の詩芸そして全国ツアーに入ります。
修羅の道かもしれませんが精鋭のみんな応援よろしくお願いします。
2023年は演会でいいスタートを切ったよ。
走り切るよ、大宮セブン号に乗って。
運転は安部さんやけど、みんなも一緒に乗車してよね。

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タモンズ大波/漫才師
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