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【商品開発プロジェクト】愛媛県でキックオフイベントを行いました

12月18日(日)愛媛県西予市にて、商品開発プロジェクトのキックオフイベントを実施しました。今回のテーマは、西予市宇和町で活躍する米農家・田力本願さんのお米です。

このプロジェクトは日本航空株式会社(JAL)にご協賛いただき、商品開発メンバーとしても加わっていただきました。その他、愛媛大学の学生や、ソフトバンクやウーブンプラネットなど外部企業の方々にもご参加いただきました。

愛媛県西予市宇和町で活躍する米農家・田力本願さん

■イベントレポート

まず最初に、稲の穂先から籾を落とす「脱穀」と、籾殻を除去して玄米にする「もみすり」という作業を体験しました。
もみすり後に出てくるお米の中には、市場に流通できない小米(こごめ)も混ざっています。実物の小米に触れ、これから始まる商品開発のアイデアを膨らませていきます。

▲脱穀・もみすり体験の様子。現地で初めて顔を合わせたメンバー同士で協力し合い、
夢中になって作業を進めました。

脱穀・もみすり体験の後は、お待ちかねのバーベキュータイム。
田力本願さんにご用意いただいた3種類のお米を食べ比べ、どのお米が好みかという話題で盛り上がりました。甘酒仕込みのお肉や地元の野菜など、特別なメニューも味わうことができました。

▲田力米の食べ比べと一緒に、お肉や豚汁をいただきました。
▲バーベキューは、歴史的な建物の「旧武蔵」で行いました

イベントの最後は、田力本願・中野さんに、お米の講座をしていただきました。
田力本願さんが今後の展望として掲げるテーマは「田んぼから新しい価値を生み出す」こと。この商品開発プロジェクトのメンバーのアイデアによって、お米の新しい形を生み出すことを目指します。

▲チームごとに分かれて、田力本願・中野さんのお話を聞きました。


■2月に企画審査会、6月に海外展開を目指します!

キックオフで顔合わせをしたメンバーから少人数のチームを結成し、小米を活用した商品アイデアを練っていきます。まず最初の区切りとして設けているのは、2023年2月25日(土)に予定している企画審査会です。この審査会では複数の加工会社に対して、各チームが考えた商品アイデアを発表します。加工会社の方は、商品化ができそうだと判断したアイデアに手を挙げ、アイデアのマッチングが成立したチームは試作品開発へと進んでいきます。

そして2023年6月には、アメリカ・サンフランシスコにあるジャパンタウンでの出品を予定しています。このプロジェクトで誕生した地域の産品を、日本の食文化として海外に伝えるとともに、日本の地方を盛り上げていくことを目指します。

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