親と一緒に過ごす残りの時間、知っていますか?簡単に計算できるサイトをご紹介
「孝行のしたい時分に親はなし」という、ことわざをご存知でしょうか?
親の苦労がやっと分かって、これからは親孝行をしなければと考えるころには、すでに親は死んでこの世にはいない、といった意味合いです。
そのような事態は避けたいものですが、実際にあとどれくらいの時間を一緒に過ごせるのかが分かれば親孝行への意識も高まりますよね。
そこで今回は、両親や家族と過ごせる残りの時間を計算できるサイトをご紹介します。
親と一緒に過ごす日数の目安
1年で両親といる日数は6日くらい?
みなさんは1年間でご両親とどれくらいの日数を過ごしますか?
1年に両親といる時間は多くても「6日間」くらいの方が多いのではないでしょうか。働き始めると長期休みがない限り、実家に帰省することは難しいですよね。
タイミングとしては以下のような時という方が多いのではないでしょうか。 ・ゴールデンウィーク(GW)の帰省
・お盆休みの帰省
・年末年始の帰省
平均寿命は85歳
厚生労働省の「簡易生命表(令和3年)」によるとによると、平均寿命は男の平均寿命は 81.47 年、女の平均寿命は87.57年です。
ですので、男女で平均すると、寿命は約85歳までということがわかります。
残りの日数の目安は【1年で親と過ごす日数×(85-親の年齢)】
ですので、親と過ごす残りの日数の目安は
1年で親と過ごす日数×(85-親の年齢)
で求まります。
・1年で親と過ごす日数:6日
・親の年齢:60歳
といった方の場合、6日×(85-60)=150日 が残りの日数の目安となります。
親と一緒に過ごす時間を計算できるサイト
ご紹介した計算を簡単にかつ一瞬で行ってくれるサイトがあります。
ここでは、そのようなサイトを2つご紹介します。
どちらもwebサイト上で無料で使うことができますので、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
いっしょの時間
親に限らず、家族と過ごす時間を計算できるサイトです。
年齢、性別、職業(社会人・学生・未就学)を選択し、簡単な質問に数問答えると一緒に過ごせる時間を算出してくれます。
睡眠時間や会う頻度などを考慮するので、かなり詳細な時間が算出されます。
親と一緒に過ごせる残り時間(チコちゃんに𠮟られるより)
keisanという、生活や実務に役立つ計算サイトに投稿されている計算式です。
NHK番組「NHKチコちゃんに叱られる!」で、関西大学・社会学部の保田先生が導出した方程式をもとにされているようです。
父親の年齢、母親の年齢を入力するだけで、一緒に過ごせる残り時間が算出されます。
おわりに
さて、親と過ごせる残りの時間は把握できましたか?
残された時間はひとそれぞれだと思いますが、「孝行のしたい時分に親はなし」という事態にならないように、日頃から感謝の気持ちを伝えておくことが大切ですね。