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離れて暮らす親に終活をどう切り出す?終活で親に確認することとは
この記事を読む目安時間:3分
この記事をおすすめする人
・終活は大事だと思っているが、具体的に何を確認すればよいか知りたい方
・親に終活をして欲しいが、どのように切り出せばいいかわからない方
この記事の要点
・終活で確認すべきことは「エンディングノートを書いているか」「断捨離(生前整理)をしているか」
・切り出し方のコツは、一緒に終活を始めてみること
終活を切り出すなら『コミュニケア』
終活の話し合いから実行までをサポートする終活サービスです
近年は「終活」という言葉が浸透し、始めてみようと考える人も増えてきました。親に終活の話を切り出すのは気まずい…という人も多いと思いますが、終活は、死を悲観するネガティブな活動ではありません。
いざというときにトラブルに発展しないよう、親に終活を進めてもらうにはどのように話を切り出せばよいのでしょうか。また、子供が親に確認しておくべきこととは何なのでしょうか。
今回は、終活を親に進めるときの切り出し方のコツや終活において親に確認しておくべきことを解説します。
親が元気なうちに話し合っておくべき理由とは
「まだ元気だから必要になってから話あえばいいのでは?」と考えてしまいがちですが、親が元気なうちに終活について話し合っておきましょう。
その理由についておさらいしておきます。
①もしもが起きてからでは聞き出せない
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認知症や要介護になってからでは重要な情報を聞き出せなくなる可能性があります。例えば以下のような内容です。
親が老後をどのように生きたいのか
どのような資産を持っており、どこに保管しているか
葬儀やお墓に関する希望はあるのか
親の人生の歩みについて
親が元気なうちに本人の意思を確認できていれば、いざという時に安心です。
②もしもの際の負担を軽減できる
親が元気なうちに終活について話し合っておけば、老後や死後、家族や子どもの負担を軽減できます。
逆に、親が全く終活をしていない場合、介護方針をめぐるトラブルや遺産相続をめぐるトラブルに発展する可能性があります。
③親子が安心して暮らせる
![](https://assets.st-note.com/img/1690356581430-OkgWj7yP94.png)
元気なうちに終活をしておくことで、親子双方に安心して暮らせるでしょう。親は家族や子供に迷惑をかける不安がなくなりますし、子供側は万一の心配をせずに済みます。
以上のように、元気なうちに将来の不安について話し合っておくことで、親子双方が安心して暮らすことができます。
親に確認しておくべきこととは
親に確認しておくべきこととしては大きく2つに分類できます。
エンディングノートについて
断捨離(生前整理)について
①エンディングノートについて
終活でまず親に確認しておくべきことはエンディングノートについてです。
エンディングノートとは、認知症や介護になった場合の希望、葬儀・墓の希望、自分の人生などについて書き込みができるノートです。
エンディングノートを書いておくことで、万が一の際に起こり得るほとんどのトラブルが予防できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690355931568-PxTKnmJ9LP.png?width=1200)
具体的に書ける項目は以下のようなもが挙げられます。
親族・友人などの連絡先
資産状況、相続について
携帯・パソコンのデータやパスワードについて
かかりつけ医や服薬中の薬について
介護について
葬儀・お墓についての意向
継続中の取引や契約について
家族へのメッセージ など
まずは「エンディングノートを書いているか」について確認してみましょう。
「終活意識全国調査」(出所:NPO法人ら・し・さ)によると
60歳以上の方でエンディングノートを持っている方の割合は20.5%です。
ですので、親がエンディングノートを書いているのは非常に稀なのが現状です。そのため、エンディングノートを書いて欲しいことを一緒に伝えるとなおよいでしょう。
②断捨離(生前整理)について
次に、断捨離(生前整理)についてです。
断捨離(生前整理)とは、施設に入る際の荷物整理や、遺品整理に困らないようにするために持ち物を減らしておくことです。親が断捨離をしていると遺品整理に悩まされることはないでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1690356637263-hDmy3xa058.png)
親が断捨離(生前整理)をしているのかについて確認しましょう。
もし実家にモノが溢れかえっていて、親が断捨離をしていない場合は、こまめに不用品を捨てることを提案してみましょう。
親に終活の話を切り出すコツとは
しかしながら、「親に死を意識させたくない」「財産目当てだと思われそう」と、終活を切り出せない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、親に終活の話を切り出す際のコツをご紹介します。
自分も終活に取り組んでみる
親に終活をすすめるなら、まず自分が終活に取り組み、よかったところや嫌だったところを理解することが大切です。ご自身の体験を通して、終活のメリットや安心感を積極的に伝えていきましょう。
コミュニケアを使ってみる
コミュニケアは終活の話し合いから実行までをサポートする終活サービスです。コミュニケアを利用いただくことで、終活の話を簡単に切り出すことができます。
コミュニケアは親子の価値観を見える化し、円滑なコミュニケーションをサポートします!
まとめ
今回は、親が元気なうちに話し合っておくべき理由をおさらいし、終活を親に進めるときの切り出し方のコツや終活において親に確認しておくべきことを解説しました。
しかし、どうしても終活をしたがらない場合は、親にも意思があるので無理に終活をさせなくてもよいでしょう。あなたにご兄弟がいるのであれば、もしものときのために兄弟みんなで集まって話しておきましょう。
皆さまが、親子安心して暮らせるよう、これからもお役立ちできる情報を発信して参ります。