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PILOT カスタム 742 FA フォルカン

PILOT万年筆でカスタムシリーズというものがありまして、わたしはカスタム742の「FA(フォルカン)」を持っています。

万年筆にそこまで詳しいわけではないのですが、昨年の値上がり前に万年筆らしい万年筆を1本欲しいなあと思い、万年筆大好きの友人とともに上野のアメ横 商店街を歩きました。

そこで友人たちとおそろいで購入したのが、PILOTのカスタム742です。
カスタム742がお安くなっていまして、というか、アメ横は大体定価よりも安く売っている気がします(いくらで買ったかというと、現金払いだったので、閲覧できるデータがなく、ぱっと出てこないのですが、2万円はしなかったと記憶しています。※2025年2月時点での定価は税込み33,000円)。

PILOTカスタム各種を友人が試し書きしているのを見ていたのですが、なかでもFAの字に惹かれました。
わたしが持っている万年筆(LAMY、kaweco、TWSBIなど)は、文字を書いた時にゴシック体になるのです。でも、FAで書くと太めの明朝体になるのです。
これで書写活がしたい!
この万年筆を使いこなしたい!
と思い、即買いしました。

FAはペン先が尖っています

しかし、使ってみたところ、紙によっては全く書けない、会社のコピー用紙には問題なく書けるのにいざ書写活をしようとすると掠れてばかりです。
掠れも特徴的で下の写真のように、文字に穴が開いてしまうのです。

苦しみながら書いているのが分かるかと

あまりにも書けないので、検索してみて学んだのですが、このFAは特殊なペン先のようです。評価も人によって分かれるのではという話も読みました。
普通の万年筆のような角度や筆圧ではだめなのか!となり、
色々試してみて、今のところ、
●ペン先は寝かせなくても書ける。むしろ寝かせない方がいいかも
●筆圧はかけない。軽いタッチで書く
のがよいと思いました。

それを意識して書いたのがこちら↓

「中也」の「也」に穴が開いています

上にあげた書写の1枚目の時よりは問題なくすらすら掛けましたが、掠れあり。まだまだコツがつかめめていません。
日々書いて、FAを使いこなすぞ!と本日改めて思いました。


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