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小さい手帳に求めるもの
「M5はノーカン」という言葉に励まされて「M5なら買ってもいっか☆」と思って時期がありました。
何冊か購入し、インスタグラムキャンペーンでダ・ヴィンチ手帳・スーパーロイスのミニメモが当選し、その後MOTERMの3穴にもハマりました。
今持っている小さい革手帳(M5以下のサイズのシステム手帳)は、
1、Kisou acru M5 煤竹
2、アシュフォード M5 レクタングルオルター
3、レイメイ藤井 ロロマクラシック M5 レンガ
4、MOTERM ベジタンレザー A9・3穴 アプリコット
5、plotter M5 ホースハイドヌメ
6、スーパーロイス ミニメモ
の6冊。
わたしの場合、これらのほとんどは、財布やカードケースという貴重品入れになりました。
※もちろんメモ帳にもなるので、出かける際はペンを付属させますが、基本的にはむやみに情報を分散させないように、M5にはメモを取っても残さないように使っています。
さて、小さい手帳は持ち運びしやすく、ポケットにも入れやすいため、エイジングが早いです。
そのエイジングの早さに戸惑って、わたしは「自分にはこの手帳を汚してしまう、もったいないな」と思い、手離したものもあります。
そうやって手離したものに、ビタリータがあります。手触りが良い革で、ポケットが多く、背面にはウォレットポケット、小銭入れになるポケットもありました。機能性はばっちり!と思っていたのですが……
革に傷が付きやすく、汚れやすく、端から黒ずんでいく様子を見て、持ち歩き続けようと思えませんでした……。(スムースで軟らかい革の質感も色も好きだったので、大きめの手帳で再挑戦するかもしれませんが。)
というわけで、使ってみて分かったのは、わたしが小さい手帳に求めるものは強さだということです。エイジングしても様になる革の強さです。今残っているM5はそんなメンバーです。
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※ロロマクラシック(レンガ)のM5は、使い続けるには少し革がきれい過ぎるし、無骨な雰囲気でもないと感じているので、長期使用はせずに、夏限定の使用と決めて、今は引き出しに入っています。実際は、ロロマM5をがっつり使うなら、黒くなっても様になる、ブラックやブルー、ロロマクライムあたりがいいと思っています。
いま、母にカードケース兼メモ帳としてM5のシステム手帳をプレゼントしようかと考えていまして、「どれにしよう?」と考えたついでに、まとめてみました。結局は使う人の好みや生活の仕方によって、その人にとっての良い手帳というものは変わってきそうですが、最近の手帳経験を生かして、手帳をプレゼントできたらなと思っています。