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【音声配信】耳人間のための時間 その2 「奇談編」

耳は「精神の古道」とも言える器官です。
マーシャル・マクルーハンは、近代が視覚優位に汚染されたのに対して、ポスト近代は聴覚文化の復権の時代になると主張していました。
耳から入る音響は、人々の心に優しく敬虔な思いを呼び起こし、心を浄化します。コロナ禍を契機に、私たちは深みある耳文明を取り戻しつつあるのかもしれません。古典から比較的新しい話題まで、詩、俳句、小説、評論など、あまり語られてこなかった太古の精神世界の通路について語ります。

【古典名著ブック・ライブ】
第二回目は、すべて怪談です。
小泉八雲『茶碗の中』『力ばか』『人形の墓』
夏目漱石『夢十夜』
上田秋成『菊花の約(ちぎり)』
お時間に余裕がありましたらどうぞ。かなり怖い夜になると思います。

【開催日時】
時間: 2020年11月28日  19時00分~20時30分


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