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【音声配信】耳人間のための時間 その3 「――1930年代ドイツ編」

耳は「精神の古道」とも言える器官です。
マーシャル・マクルーハンは、近代が視覚優位に汚染されたのに対して、ポスト近代は聴覚文化の復権の時代になると主張していました。
耳から入る音響は、人々の心に優しく敬虔な思いを呼び起こし、心を浄化します。コロナ禍を契機に、私たちは深みある耳文明を取り戻しつつあるのかもしれません。古典から比較的新しい話題まで、詩、俳句、小説、評論など、あまり語られてこなかった太古の精神世界の通路について語ります。

――1930年代ドイツ編
演目は『昨日の世界』と『傍観者の時代』です。

【開催日時】
時間: 2020年12月5日  19時00分~20時15分

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